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TRPGシステムアリアンロッド

アリアンロッドエラッタ&FAQ解析



最終更新2011.01.10

拙者だけコストが6かかるでござる

       / ̄ ̄\   の巻
 ∠ / ̄ ̄ ̄丶
  || (・) o(・)
  || @___ゝ
  丶\___ノ



エラッタ&FAQ、地味に更新。




アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(12/20版)



  ■獣なのに不可拘束
Q:《オーバーパス》を取得している場合、封鎖されている状態から《アヴォイドダンス》《ランナップ》などの「封鎖されている場合、離脱はできない」と書かれているスキルを使用してエンゲージから離脱を行なうことはできますか?
A:できます。

 人によっては「封鎖に対する対決が発生しない『だけ』なのでNG(キリッ」とされるところですが、FAQにてフォローされました。
 ニンジャの《スニークアップ》、レンジャーの《ストライダー》も同様に「できる」旨のFAQが追加になっています。
 (※余談ですが、細かい所で効果が異なるのでパッシヴでない《スニークアップ》にメリットがないわけではありません。上のAAの補足。。。)

  ■今週のビックリドッキリ散財
Q:マイナーアクションで《シンセサイゼーション》を使用し、メジャーアクションで《アロマフラッド》を使用したとき、2個のポーションを使用できますか?
A:できます。

 実質強化とも取れるFAQ。スキル解説文に「種別がポーションのアイテムひとつを〜」と記載されているためダメそうに見えますが、大丈夫とのことでした。
 1シナリオ1回技だけに、高価なものでドカンといきたいところ。レッツ散財!

  ■先に言った者勝ち・・・ではなかった
Q:PvPなどの場合、片方のギルドが《再行動》を宣言したときに、もう一方のギルドは《再行動》を宣言できますか?
A:双方のギルドが《再行動》の使用を希望したとき、両方とも効果を同時に発揮し、行動済になっているキャラクター全員が未行動状態になります。

 要は「もっかいラウンド最初から」みたいな感じになるようです。

  ■スターユニゾン「解せぬ」
Q:《ツインウェポン》を取得している時にスターユニゾンを右手と左手にそれぞれ装備した時、命中判定のダイスを+2個することはできますか?
A:できません。右手と左手の両方に装備している時に、命中判定のダイスを+1個することができるとします。>

 既存FAQへのUPDATE。何が更新されたのかというと、《アンビデクスタリティ》が削除されました。 ・・・要は誤植訂正です。(※スターユニゾンは長剣カテゴリのため)



  ■正しいのか誤っているのか。
 以上、FAQでした。尚、エラッタについても更新されています。特に新刊『タクティクスガイド』への修正が幾つか あるため、導入されている方はチェックしたほうがいいと思われます(すいませんTG未購入のため詳細がわかりません。)
 ついでに今回のエラッタFAQの本スレのまとめを勝手に転載。

======================================================================================
307 :NPCさん:2010/12/22(水) 19:29:08 ID:???
eara101220
・EW サミーラ 霊獣→魔族
・AG ラディングス 東→南西
・フォーミタブル→フォーミダブル
・崩壊したフィールドの戦場オブジェクトは破壊
・《人海戦術》 1シーン1回(フェイト消費なし)
・《調虎離山》 任意の戦場オブジェクト

fara101220b
・《オーバーパス》+《アヴォイドダンス》は離脱可能
・《スニークアップ》+《アヴォイドダンス》は離脱可能
・《シンセ》+《アロマフラッド》は2個使用可能
・PvP《再行動》は同時


確かに地味だ

310 :NPCさん:2010/12/23(木) 06:46:11 ID:???
正:誤:そのため、前線フィールドに地形効果、戦場オブジェクトが配置されていた場合は、地形効果、戦場オブジェクトはそのまま残る(代わりに中衛フィールドの地形効果は破棄、戦場オブジェクトは破壊される)。



なんだよこれw
======================================================================================


すぺしゃるさんくす:エックスさん


「ねんがんの ファインソードを てにいれたぞ!」
「880円のアレね ふーん」







「何・・・だと・・・?」
                  _
               γ´o  ";;`ヽ
               l      ;;::,:;;ヾ
               lt r:=;ァ ::''9::::::ヽ) 
               .ll_l::: '' :::/ヽ::::::::ヾ
            ,. - / ヽ==,, ::/ /~ ` -- ・ 、
           /  l:/ ̄y ̄/ /,,. - 'TT"ヾヽ
           {,.-ヽ |==|==| |::::::::{ ヽゝ<ヽヽ
              ヽ::::::::::::| ::l:::::::/ヽ、:::: ,,{
             / _,ヽ::::::::::::::;, /  .ヽ-、 }
             (_)O}__:,. - ''==ヽ_ ヽ,,ト{
              /l.|  | l [,._,,_,, ::: u,、U
             /ll.|└┘l::::::ヽ:::ヽ/ とノ
             l | |_| |ヽ::  }  |
             | |_|_ |:::|  }| l
            /  |_|_ |:::::ヽ- |  |
            ヽ_ |__,,_|` - } |_,,|
               ` -|  (_,,_~ )





アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(03/18版)



エラッタ&FAQ、久々の更新。
一部、影響の大きそうなあたりをピックアップして見ていきます。
FAQの更新差分(>>)は有効になっていますので、原則それでチェック可能・・・のはず。

  ■エラッタ
今回はやや衝撃のエラッタから見ていきます。

▼ アイテム
アイテム関連では、ファインソードの価格が1/10に大暴落(良い意味で)。高すぎだろうと言われてはいましたが、これは逆に下げすぎな気がします。
また、アーチャーベストの魔法防御力が1/10に大暴落(悪い意味で)と、そこそこ影響のあるものが追加されました。

▼ スキル
スキル関連については、最強クラスの対魔術打ち消しスキル《イレイスマジック》の判定が「自動成功」→「魔術判定」に変更。大幅に弱体化しました(とはいえ《パトロナイズ》を前提に魔術判定を上げている人はそこまで困りませんが)。
他にも影響の大きいところでは《クイックドロウ》の命中修正が魔導銃限定になりました。

その他、FAQであっさり片付けられたと思われた《トゥーハンドバッシュ》も正式に誤植(説明不足)としてエラッタが適用されています。



  ■FAQ
お次はFAQ(※ただし対応版に限る)。"["と"]"が全て消えた件については復旧せず(相変わらずの「メインクラスサポートクラス」)。

▼ 種族関連
Q:『スキルガイド』のP21に「メインクラスとサポートクラスのクラススキルの組み合わせは自由である」とありますが、これはメインクラスのスキル、サポートクラスのスキル、種族スキル、一般スキルの中から自由に選択してよいということですか?
A:違います。あくまでもメインクラスのスキルを2つ、サポートクラスのスキルをひとつ取得するのが基本です。もし、追加の種族スキルや一般スキルを取得する場合、この3つのスキルのいずれかを種族スキルや一般スキルに割り当てることになります。

Q:種族スキルの《オールラウンド》や《チューニング》などを取得することによって、キャラクター作成時の能力値基本値が13を超えてもよいでしょうか?
A:かまいません。キャラクター作成時の能力値基本値の上限である13は、5点のボーナスポイントを割り振る時のものです。


メイン2・サポート1の大原則は崩れないようです。「自由」の二文字のお陰で解釈が分かれてゴタついたりもしましたが、これにて解決。
また、同じく判断の分かれた「能力値13上限」ですが、あくまでボーナスポイントの割り振り時のみであることが明言されています。


▼ アイテム関連
Q:生命の呪符を所持しており、さらに《ラストアクション》や《イモータルブラッド》などの戦闘不能になった直後に使用するスキルを取得している場合に戦闘不能となった場合、これらのスキルを使用することができずに生命の呪符の効果が発揮されてしまいますか?
A:いいえ。プレイヤーが望んだ場合、生命の呪符ではなく、《ラストアクション》や《イモータルブラッド》を使用してもかまいません。ただし、《ラストアクション》のメインプロセス終了後に、生命の呪符や《イモータルブラッド》などを使用することはできません。


生命の呪符周りの処理についてが整理され、明確になりました。柔軟に対応可能、というのはPLフレンドリーですね。


▼ スキル関連
Q:《ダブルキャスト》など、複数回メジャーアクションを行なうスキルを使用した場合、それぞれのメジャーアクションを別々の対象に使用することはできますか?
A:できません。『SG』P25の「●複数回攻撃」と同様、すべて対象を同じにしてください。

Q:《ダブルアーツ》や《ダブルキャスト》を使用した時、一回目のメジャーアクションの結果を見てから、二回目に使用するスキルを決めることはできますか?
A:できません。《ダブルアーツ》や《ダブルキャスト》の宣言する時に、使用するスキルを決定してください。


前者は元より記載されているものの、見落としがちな事実です。
後者はバッドステータス付与→本命、のようなパターンでは常套手段のような気もしますが、 NGなことが明言されました。


その他、 《ドラゴンセントール》の補足説明(HPダメージを与えなければダメージは増えない)、《ファミリアコンビネーション》の使用タイミング(メジャーの前後どちらでも可)、自分のメインプロセス内での《カノン》の仕様(使用不可)といったものが追加されています。
また、《ストライクバック》での攻撃処理時にパッシヴ型・持続型のスキルは効果を発揮できる旨が追記(UPDATE)されました。






すぺしゃるさんくす:むむむさん、エックスさん

エラッタ&FAQ、スキルガイドユーザー待望の大幅更新。


      ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
       ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
        ゙、';|i,!  'i i"i,       、__人_从_人__/し、_人_入
         `、||i |i i l|,      、_)
          ',||i }i | ;,〃,,     _) 《ツインギミック》で増やした魔導銃で
          .}.|||| | ! l-'~、ミ    `) 《ツインウェポン》《フルスイング》だぜヒャッハー!
         ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ   `)
        .{/゙'、}|||//  .i| };;;ミ   '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
        Y,;-   ー、  .i|,];;彡
        iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
        {  く;ァソ  '';;,;'' ゙};;彡ミ
         ゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ   _,,__
          ゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
 ;;;;;;;;''''/_  / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
'''''  ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;"/

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/        = 完 =




アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ、 FAQ(IG/EG/SG対応版)(11/10版)



FAQはEG/IG/SGの「まとめ3分冊」適用前後で分割されました。 しかし、従来の差分表示ポインター(>>)が消えており、 チェックが難しくなっています。

そんなFAQにエラッタ内容を若干絡めつつ見ていきます。

  ■FAQ(EG/IG/SG非対応版)
意図するところは不明ですが、"["と"]"が全て消えており、全体的にに読み辛くなっています。
(「メインクラスサポートクラス」みたいな記述になっている箇所まで・・・)
また、非対応版だけにそれ絡みのFAQは消えています。具体的には、以下の4つ。

Q:《サクセション》で得た武器などが敵に奪われるなどして失った場合、どうなりますか?
A:そのシナリオ中は使用できず、次のシナリオの開始時に再び手に入ることにしてもよいですし、奪われたままにしてもよいでしょう。最終的な判断はGMが行なってください。

Q:エンチャントアイテムの鑑定値はいくつになりますか? また、魔法の効果は見ただけで分かりますか?
A:エンチャントアイテムの効果を知るために、アイテム識別は必要ありません。見たり、装備したりするだけでその効果を知ることができるものとします。

Q:『アイテムガイド』に掲載されている属性のあるダメージを与える銃のダメージは、魔法ダメージですか?
A:そのとおりです。

Q:《スキルマスター》を取得しているエネミーが自動取得スキルを使用した場合、CL(キャラクターレベル)の値はどうすればいいですか?
A:エネミーレベルを適用してください。ただし、上級クラスルールを採用している場合は、その上限は10となります。


あと、さりげなく「■フェイズプロセッション形式」の1行が追加されています。



  ■FAQ(EG/IG/SG対応版)
非対応版との差分は、スキルガイドP8−P11、P20−P29に掲載されている内容や、
スキルガイドで追加・再定義されたスキルに関する補足(あるいは旧FAQ削除)がメインです。

(差分をチェックしてて《ファインドトラップ》 《リムーヴトラップ》の仕様変更に初めて気がつきました。地味に《ディスマントル》と組み合うようになっています。)

▼ ウォーロードガンスリンガーの悲劇
Q:《ツインウェポン》の効果を受けている時に、《フルスイング》を使用した時、両手に持っている両方の武器の攻撃力が2倍になりますか?
A:なりません。右手か左手、どちらかの武器のみ2倍となります。どちらを2倍にするかは担当しているプレイヤーが決定してください。

そのとき二刀流ウォーロードに電撃走る

今回一番の衝撃的エr・・・じゃなくてFAQ。
どうやら「ひとつの武器とみなして」という記述に対する解釈の仕方に問題があったようです。


Q:ふたつの種別を持つ武器を右手と左手にそれぞれ装備していた場合、《アンビデクスタリティ》《ツインウェポン》の効果は適用されますか?
A:右手の武器と左手の武器の種別がまったく同じであれば、《アンビデクスタリティ》《ツインウェポン》の効果は適用されます。したがって、右手、左手がともに「鞭/短剣」のチェインダガーであれば《ツインウェポン》の効果は適用されますが、右手に「鞭/短剣」のチェインダガー、左手に「鞭/長剣」のチェインブレイドでは、《ツインウェポン》の効果は適用されません。《アンビデクスタリティ》でも同様です。

掲示板にて指摘された、「種別が完全に等しくなければNG」の解釈が正しかったようです。
二刀流系キャラクターなら《アソートウェポン》《ツインギミック》をうまく組み合わせるべし、ということでしょうか。


あとエラッタにて、《ツインギミック》で魔導銃(と魔導剣)の指定は不可に変更されました。
南無。


▼ エラッタ無しに驚き。
Q:《トゥーハンドバッシュ》を取得すると、刀の装備部位が両手に変更されてしまいますが、この時に《トゥーハンドアタック》の効果を受けることはできますか?
A:できます。

各所で意見の分かれた部分ですが、あっさり解決。
エラッタなし=「前提スキルが続くスキルで発揮しなくなる」矛盾は無視して良い、ということでしょうか?


▼ 「ダイスを振って求める効果」の解釈の仕方
Q:《メンターアーツ》の選択したクラスのスキルの効果に+[SL×2]、《マジックマスタリー》の魔術の効果に+1、《アルケミカルサークル》の錬金術の効果に+SLなどに書かれている「ダイスを振って求める効果」とは何を指しますか。
A:《ヘイスト》のように特定の値(《ヘイスト》の場合は【行動値】)をダイスを振った分だけ増減させる、あるいは《ファイアボルト》のように直接ダメージを与えるものを指します。 たとえば《マジックマスタリー》を取得していれば《アースブレット》のダメージは[(SL+1)D6+1]、《ヘイスト》で上昇する【行動値】は +[(SL)D6+1]となります。また、《スロー》のように特定の値を減少させるものも効果とします。この時は減少させる値の絶対値に適用します。 《スロー》であれば−[(SL)D6+1]となります。ただし、《バッシュ》のように振るダイスを増やすスキルは「ダイスを振って求める効果」とは見なしません。 なお、《チェックメイト》や《ディスコード》はダイスを増やすのではなく、攻撃とは別にダメージの上昇分を求めていますので「ダイスを振って求める効果」とします。

Q:《チェックメイト》は、《エフィシエント》やケセドの杖の効果を受けることはできますか?
A:できます。

ちょっとややこしいですが・・・
適用対象は「スキル単体でダイスを振って効果を決めるもの」となるようです。 他のスキルの効果値を求める際のダイスを増やすスキル(《ヴァイタルフォース》《グレネードマテリアル》等)には影響しない、ってことですね。
ちなみに《チェックメイト》と《ディスコード》はエラッタにて「ダメージロールに」→「ダメージに」と修正されています。 この2つはエラッタ前提の話ですので混同注意。


▼ 「常識で判断してください(笑)」とか言い出さないだけマシということで。
Q:《ディフュージョンショット》《ファストドロウ》のように、対象を複数体に変更するスキルを使用した場合、それよりも少ない数を選択することはできますか?
A:できます。たとえば《ディフュージョンショット》のスキルレベルが5レベルの場合、1〜6体のキャラクターを選択することができます。

Q:《キャストフォース》は視界内の[SL×20]m離れたところに転送するスキルですが、この場合、その距離ちょうどのところにしか転送できないのでしょうか?
A:視界内の[SL×20]m以内の任意の位置となります。

デジタルに考えるなら非常に使い難い記述でしたが、 こういった部分はユーザーフレンドリー的解釈で問題ないようです。


▼ 「いつでも」という記述は原則存在しないほうがいいと思ったり。
Q:《サイティングデバイス》を適用しないことは選択できますか?
A:《サイティングデバイス》《ロングバレル》《ツインギミック》《ヒュージエッジ》など、アイテムのデータを変更するタイミングがパッシヴのスキルは、その効果を適用しないことを選択できないとしてください。

命中判定前後で適用有無の変更を・・・とか考えていた矢先でしたが、先手を打たれました(´・ω・`)


▼ 妨害の妨害の。
Q:《リフレクション》《ディフェンスライン》《アヴェンジ》など、リアクションに攻撃の命中判定を行なうスキルに対して、《カウンターショット》《インターフィアレンス》《パトロナイズ》などの他のキャラクターの攻撃を失敗させるスキルは使用できますか?
A:使用できないとします。

リアクションに対する割り込みはできないの原則、ということでしょうか。
でもこれはエラッタで追記が必要なレベルかと思ったり・・・

→エックスさんからのツッコミ(11/15)
 《インターフィアレンス》《パトロナイズ》は攻撃に対して使うものなので、
 あくまで命中判定でリアクションを行う《リフレクション》などは対象外になると思います。
 (テキストには「攻撃を行う」とは一切書かれていません。)



▼ 無限移動終了のお知らせ
Q:《ハイジャンプU》の効果を受けた《ハイジャンプ》を使用したあとに、《ファストセット》や《ランニングセット》などを使用し、 さらに《ハイジャンプ》を使用することはできますか?
A:できません。また、《ファストセット》や《ランニングセット》以外のスキルによってマイナーアクションを行なうことができるようになったとしても、 《ハイジャンプ》を使用することはできません。これは《ウィングU》、《ダッシュアタック》でも同様です。

ちょっとややこしいですが、原則として

・スキルA使用(効果A+マイナーアクション獲得)→スキルB使用(効果B+マイナーアクション獲得)

・・・まではOKですが、「スキルBに続けて再びスキルA使用」はNG、という内容です。
《ハイジャンプU》《ダッシュアタック》はエラッタで同スキル連続使用が不可になっており、 事実上無限移動は封じられたことになります。・・・多分。


▼ 低レベルなら結構有効な気が。
Q:《ブーストエンチャント》の効果が適用されている《エンチャントウェポン:地》のかかっているキャラクターに、さらに《ブーストエンチャント》の効果が適用されている《エンチャントウェポン:火》をかけると武器攻撃のダメージに+2D6となりますか?
Q:なります。《エンチャントウェポン:地》と《エンチャントウェポン:火》は別のスキルとして扱うためです。ただし、属性はあとはからかけられたものが適用されますので、質問の場合の武器攻撃は魔法ダメージとなり、その属性は〈火〉となります。

《ブーストエンチャント》はあくまで《エンチャントウェポン》の効果そのものに作用するスキルのため、重複としては 扱わないようです。他にも同様のケースがあるかも知れません。

あとさりげなくQが2つ。どうでもいいですね?


▼ アーマーブレイク(鎧破壊)・・・だと・・・?
Q:《アーマーブレイク》を使用して攻撃が命中した場合、そのダメージロールから《アーマーブレイク》の効果(【物理防御力】が−[SL×2])は適用されますか。
A:適用されます。

ブレイク役的にはちょっと嬉しいお知らせ。
この手の効果は「即座に適用」が原則になる、ということでしょうか。


▼ パラディン最強計画・・・まで後1歩。
Q:《メイスファイティング》を取得している場合、種別が打撃の武器で攻撃した時に《アイアンフィスト》の効果を適用することができますか?
A:適用されません。《メイスファイティング》で使用できるのは「攻撃する時のみ使用可能」なモンクのスキルのみです。したがって《アイアインフィスト》 《コンフロントマスタリー》《ストロングスタイル》などの効果は適用されません。

掲示板の方で指摘を受けましたが、公式回答として明記されました。
2ch本スレでも同様の話があったようで、誤解されやすいのは確かみたいです。


▼ 命中判定でもあり、回避判定でもあり・・・はNG
Q:回避判定の時に《アンプロンプチュ》を使用した場合、《バタフライダンス》と《シルヴァリィソング》の両方の効果を受けることはできますか?
A:できません。《アンプロンプチュ》は回避判定ではなく、呪歌判定となるためです。 したがって、《シルヴァリィソング》の効果を受けることはできますが、《バタフライダンス》の効果を受けることはできません。

Q:《スペルブレット》を使用する時、《キャリバーマスタリー》は効果を発揮しますか。
A:発揮します。《スペルブレット》は魔術判定ではなく、魔導銃を使用した命中判定となるためです。したがって《インヴィジブルアタック》なども有効です。ただし、《コンセントレイション》の効果は発揮しないことに注意してください。

Q:《バトルブレイン》によって武器攻撃の命中判定が【知力】判定になった時、ウォーリアの《インヴィジブルアタック》などの武器攻撃の命中判定にダイスを追加するスキルは効果を発揮しますか?
A:発揮します。《バトルブレイン》は、武器攻撃の命中判定が【器用】から【知力】の変わるスキルです。したがって、長剣を使用していれば《ソードマスタリー》が、短剣を使用していれば《ダガーマスタリー》の効果も発揮されます。

「判定の種別が変更されると、その種別に即したスキルの効果以外適用できない」というのが原則のようです。
似たようなケースは他にもあると思いますので、参考になるかと。

ちなみに議論のあった《ラピス・フィロソフォルム》はエラッタにて銃の命中判定を錬金術判定にする効果が削除され、
代わりに銃の命中判定に+1Dするように変更になっています。

→赤いのからのツッコミ(11/16)
 この解釈だと《グレネードランチャー》に問題が。命中判定やダメージに
 適用されるスキルの種類がどうなるのかが不明です。
 錬金術のみのままなのか、武器攻撃用のものも適用されるのか、はたまた命中は
 錬金術のみだがダメージは武器攻撃スキルも適用できるのか……。
 射撃攻撃として"も"扱う、という記述ならば問題なかったのですが。



▼ セットアップにアンセムとかもOK
Q:《クイックソング》で使用できるのは、SLが5になったスキルだけですか?
A:いいえ。タイミングがメジャーアクション、判定が呪歌判定のバードのスキルであれば、取得しているスキルはすべて使用できます。

「それら」が何処にかかるのかが不明でしたが、一応のところ使い勝手は良いようです。


▼ セットアップにアンセムとかもOK
Q:《クイックソング》の効果でセットアッププロセスに使用された《バラード》に対して、その影響を受ける全員に《カバーリング》を行なうことはできますか?
A:できません。《クイックソング》によって使用される呪歌はメインプロセスとして扱うようにしてください。したがって、《カバーリング》の対象とすることができるのは、ひとりのキャラクターだけです。

セットアップで発生する何らかのアクションについては同様の解釈ができそうです。

また、さりげなく《バラード》に対して《カバーリング》可能、という点にも注目。
「攻撃」に分類される以上、かばうことは可能のようです。


▼ ファイトソンガー×2で無限コンボとかそういうアレ。
Q:《ファイトソング》で回復できるのは「1シナリオに1回まで使用可能」と書かれているスキルだけですか?
A:いいえ。1シナリオにSL回などのように、シナリオ中に複数回使用できるスキルも回復できます。たとえば《レイジ》をSL3で取得し、すでに1回使用しているPCに対して《ファイトソング》を使用した場合、再び《レイジ》を3回使えるようになります。すでに2回使用していた場合は、あと2回使えるようになります。ただし、《ファイトソング》は1ラウンドに1回、1シーンにSL回などのように、ラウンドやシーン中に回数制限のあるスキルに対しては使用できません。

戦闘が1回しかないシナリオだと「1シーン○回」スキルがさらに悲しいことに。

ちなみに《ファイトソング》の記述で怪しかった部分(複数スキルの使用回数を増加可能とも解釈可能)については、エラッタにて
誤:使用回数に制限があるスキルをもう一度使用できるように
正:使用回数に制限があるスキルを、ひとつだけもう一度使用できるように
と修正されています。


▼ 取り扱い注意
Q:《ポーションピッチ》の判定にファンブルした場合や回避に成功された場合、《ポーションピッチ》に使用したポーションは失われますか?
A:ポーションは使用されたものとして、失われます。

判定が必要になった以上、仕方ないことですが・・・
こうなると《ラピス・フィロソフォルム》が欲しくなりますね。


▼ サムライ「ストバとリフレクションどちらがお好みかな?」
Q:《ラストリゾート》を取得している時、エンゲージしている対象への攻撃はすべて白兵攻撃になりますか?
A:いいえ。白兵攻撃も射撃攻撃も行なうことができます。したがって、エンゲージしている対象へ攻撃する時は、先に白兵攻撃を行なうか、射撃攻撃を行なうか宣言するとよいでしょう。

「行えるようになる」という記述になっている以上は問題ない、という話と思われます。
もっとも、パッシヴスキルなので適用する/しないは選択可能なのですが。


▼ 気軽にバステ無効とか持たれるときつい。
Q:《バッドステータス無効》を取得しているエネミーに対して、《ジェノサイダースキル》を使用してクリティカルした場合、バッドステータスを与えることはできますか?
A:できません。《ジェノサイダースキル》はバッドステータスをスキルで回復できないようにするスキルです。したがって、バッドスーテタスを受けることのない《バッドステータス無効》を取得しているエネミーに対しては効果はありません。

「回復できない」のと「無効にする」の記述の差が明文化されました。


▼ ちょっとだけリーズナブル
Q:《アラウンドカバー》で消費するコストは、4(《アラウンドカバー》のコスト》)+《カバーリング》の対象×2(《カバーリング》のコスト)ですか?
A:いいえ。《アラウンドカバー》は複数の対象が同時に受けた攻撃を、まとめて《カバーリング》するためのスキルです。したがって消費するコストは《カバーリング》の対象となる人数にかかわらず、《アラウンドカバー》と《カバーリング》のコストの合計、つまり6となります。

元の記述からすると意外な裁定ですが、そういうもののようです。


▼ 「武器の射程を」とか書いてさえいれば。
Q:《オーバーリーチ》で《インターフィアレンス》の射程を伸ばすことはできますか。
A:できません。

《オーバーリーチ》の記述が「射撃『攻撃』」とあるため、NGのようです。


▼ 文脈的にそれはどうなの?
Q:《ディープダイブ》によって《ダイビング》に追加される文章に書かれているSLは、《デープダイブ》のSLを参照するのですか?
A:そうです。また、《ボーディング》も同様です。

普通に(《ディープダイブ》の最大SLが5であることを)考えればそうなるんですが、
ここは追加文章に「《ディープダイブ》の〜」を入れるべきでは。

・・・ん?《デープダイブ》?


▼ ラスボスのアジトに来てしまったわけだが
Q:《ターゲットオン》した対象が、移動不可能な遮蔽物の向こうにいる場合や、《テレポート》などによって退場してしまった場合でも《ターゲットトレース》を使用して追いかけることができますか?
A:できません。《ターゲットトレース》はあくまでも【移動力】にかかわらず、対象のところへと移動するスキルです。したがって、《ターゲットトレース》の使用者が移動できない場所に対象がいる場合は使用できません。

「視界内で」とか書いておかないと揚げ足取られる気がしないでもないです。


▼ 絵的にどういう状態なのだろうか・・・?
Q:《ドラゴングロウ》の効果中に、《ストラグルクラッシュ》を使用して複数の対象を攻撃した時に、攻撃が命中した対象と回避に成功した対象が混在していた場合、《ストラグルクラッシュ》による2回目の攻撃を行なうことはできますか?
A:できます。ただし、1回目の攻撃の回避に失敗した対象のみ、2回目の攻撃の対象となることとします。

判断の分かれる部分でしたが、解決。妥当なところでしょうか。


▼ アイテムガイドの仕様にも影響。
Q:スキルガイドを導入した時、転移の呪符の使用するタイミングはマイナーアクションのままですか。
A:スキルガイドの《ブリンク》の「タイミング」に合わせてください。

Q:スキルガイドを導入した時、コンビネーションリングの効果はどうなりますか?
A:装備者の行なうコンボスキルで連係する時に、命中+3、ダメージに+10としてください。

アイテムとスキルに密接なかかわりがあるのであれば、当然仕様変更になる、というお話。
エラッタ出すと旧ルールにIGだけ適用した場合に混乱するので、そういうわけにもいかないのでしょう。

尚、後者の解釈について(ちょっと自信ないですが・・・)。
スキルガイドではコンボスキルは「いつでも使用可能」と「連携発生中のみ使用可」の 2種に分かれています。そのため記述が変更されますが、実質的には変更はない (コンボ始動役が持つ意味が無い)、ということになると思います。


他、細かいところで、EG/IG/SG非対応版と異なり以下が残っています。

Q:エンチャントアイテムの鑑定値はいくつになりますか? また、魔法の効果は見ただけで分かりますか?
A:エンチャントアイテムの効果を知るために、アイテム識別は必要ありません。見たり、装備したりするだけでその効果を知ることができるものとします。

Q:『アイテムガイド』に掲載されている属性のあるダメージを与える銃のダメージは、魔法ダメージですか?
A:そのとおりです。


  ■エラッタ
続けてエラッタさん。こちらは従来通り、「>>」で追加箇所を検索可能です。

上記FAQでは触れなかった部分で、特に影響のあるものを見ていきます。
(最初の1つ目のみアイテムガイド、以降スキルガイドの内容です)

▼ アイテムガイドルールの仕様変更
P10(アイテムガイド) ▼武器を捨てる 2行目
誤:特に行動を必要とせず、いつでも宣言できる
正:特に行動を必要とせず、自分のメインプロセス開始時に行なうことができる

今になってIGに記載のあった「武器を捨てる」のルールに梃入れが入りました。
クイックケースと組み合わせたバグに近い特殊動作への対策、といったところでしょうか。


▼ ドアに張り付くPC急増。
P50 ▼聞き耳
誤:シーフのキャラクターしか
正:シーフ、またはサポートクラスがレンジャーのキャラクターしか

レンジャーちょっと優遇。
しかし転職すると耳が遠くなるという・・・


P61 スーパーセンス 効果
誤:あなたが行なうエリア探査
正:あなたは聞き耳(『DD』P14)を行なうことが可能となる。また、あなたが行なうエリア探査

シーフ(かレンジャー)がなくとも聞き耳可能に。
こちらは耳が遠くなる心配はありません。


▼ セットアップ手番がどの程度貴重かにもよりますが
P63 ジャッジメント 効果
「この効果はシーン終了まで持続する。」を追加

元と同じでパッシヴで良かったのでは。


▼ 万能ならざりき。
P87 エンチャントウェポン 効果
誤:属性をひとつ選択せよ
正:〈地〉〈水〉〈火〉〈風〉からひとつ選択せよ

光・闇は上級待ちか、アイテム頼みのようです。


▼ シーン外からキャンセルマジック作戦失敗
P87 キャンセルマジック 射程
誤:−
正:20m

妥当なところでしょう。正直見落としてましたが・・・。


▼ ダイス-1D効果は健在?
P88 マジックキャンドル 効果
誤:また、明度の調整はいつでも行なうことができる。
正:また、明度の調整は戦闘時以外であればいつでも行なうことができる。ただし、元の明度より下げることはできない。

予想通り、「いつでも調整」は不可になりました。
しかし、「ただし、元の明度より〜」の文言が「調整」の部分にかかるのか、 《マジックキャンドル》全体にかかるのかが不明瞭です。
次のエラッタ待ちでしょうか・・・?


▼ 武器を媒介にして魔術を使うとかそういう解釈ではダメですか。
P89 ブーストエンチャント 効果
誤:対象が行なうダメージロールに
正:対象が行なう武器攻撃のダメージロールに

P153 エンチャントウェポン:光 効果
誤:対象が行なう命中判定の
正:その武器攻撃の命中判定の

P153 エンチャントウェポン:魔 効果
誤:対象が行なうダメージロールに
正:その武器攻撃のダメージロールに

武器攻撃以外にかからないように記述修正。正直見落としてました。
個人的には「別に武器以外にかかってもいいんじゃ?」と思わなくもないですが・・・
そうなると魔術のイメージと合いませんね。


▼ 素の文章では攻撃ができないという。
P93 ストライクスロー 効果
誤:そのメインプロセスであなたが行なう射撃攻撃のダメージに
正:対象に射撃攻撃を行なう。その射撃攻撃のダメージに

P115 エアリアルレイブ 効果
誤:あなたが行なう白兵攻撃
正:対象に白兵攻撃を行なう。その白兵攻撃

記述的にはマイナーアクションで使うスキルのような内容になっていたため、修正されました。


▼ 使いどころが難しいスキルですが
P117 タッチアンドゴー 効果
誤:あなたは移動を行なえる。
正:あなたは移動を行なえる。この時、エンゲージから離脱することもできる。

ちょっとだけ強化。
ただ、エリアルレイブ中は飛行しているので大差ないかと。

→千奈さんからのツッコミ(11/15)
 《タッチアンドゴー》のエラッタなのですが、
 《フェザータップ》を使っている場合は大いに意味があると思います。
 《サマーソルト》もあるので、SG版《フェザータップ》→《エアリアルレイブ》という人は多いのでは。


▼ 物理ダメージ限定だと思っていた・・・とか?
P163 マジックカット 効果
誤:魔法ダメージにも同様の効果
正:魔術のダメージにも同様の効果

解説のテキストを見れば一応はわかる話でしたが、修正されました。
ちなみに武器攻撃なら魔法ダメージでも《ナイフパリィ》で軽減可能です。


▼ 意図せぬ強化だったんじゃろうか
P209 エンデュランス 効果
「ただし、「対象」が「自身」のスキルには効果を発揮しない。」を追加

衝撃の弱体化・・・!
スキル評価的にはかなり微妙になりました。


▼ 直前ならおいしかったのに
P209 ガードオーラ 効果
誤:ダメージロールの直前に使用する
正:ダメージロールの直後に使用する

バグっていましたが、「タイミング」の記述にあわせて修正。


▼ 記述忘れだったと思いたい
P210 ドラゴンストライク 効果
誤:対象の【魔法防御力】を
正:対象の【物理防御力】と【魔法防御力】を

元のスペックに戻りました。


▼ 《再行動》の最後に《合体攻撃》という夢を。
P231 合体攻撃 効果
誤:任意のギルドメンバー全員が
正:未行動の任意のギルドメンバー全員が

唯の誤植だったとは思っていましたが・・・えらい違いです。


▼ 低レベルエネミーの絶滅回避
P233 破壊の光 効果
誤:任意のキャラクター全員に
正:シーンに登場している任意のキャラクター全員に

連発すれば世界が平和になりそうな仕様でしたが、無事修正されました。


その他、複数のエラッタが追加になっています。
詳細はエラッタ本体から、「>>」検索して確認してみてください。

  ■〆。
最後に、「いっぱいありすぎて意味わかんねぇよ!」って方のために、2chスレからまとめのレスを載せておきます。

604 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/11/10(火) 18:43:46 ID:???
エラッタ091110
・武器を捨てる → メインプロセス開始時
・GL=ギルドレベル
・聞き耳はレンジャーも
・《スーパーセンス》で聞き耳が可能に
・《ジャッジメント》はシーン終了まで
・《ハイジャンプII》《ダッシュアタック》は無限ならず
・《フェイス:ダナン》は自分対象にできない
・《エンチャントウェポン》は4属性
・《キャンセルマジック》は20m
・《マジックキャンドル》は調整は戦闘時以外だけ
・《ブーストエンチャント》は武器攻撃のダメージだけ
・《ラピス・フィロソフォルム》の記述変更
・《ディフュージョンショット》のコスト激減、《ナローシェイブ》コスト激増
・《テリトリー》はパッシブ
・《タッチアンドゴー》で離脱可能
・《ファイトソング》はやっぱりひとつ
・《エンチャントウェポン》光と魔は武器攻撃だけ
・《マジックカット》は魔術
・《ツインギミック》魔導銃終了
・ダメージロールとダメージの違い
・《チェックメイト》は自身不可
・《ガードオーラ》は直後
・《エンデュランス》は「対象:自身」に効かない…ゲゲェー!
・《ドラゴンストライク》は物理も


608 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/11/10(火) 19:12:10 ID:???
FAQ091110 (SG対応)
・《ツインウェポン》で種別2つの武器を持つ時は完全一致
・《バッシュ》はダイスを増やす効果なので「ダイスを振って効果を求める」じゃない
・「対象:SL体」はSL体以下を選べる
・アイテム効果を変更する効果のスキルはパッシブオフにできない
・リアクションで命中判定を振るスキルは、攻撃失敗スキルで邪魔できない
・無限ハイジャンプ不可
・《ブーストエンチャント》累積
・《ウェポンクリエイト》で2本以上作成可能
・《ポーションピッチ》失敗の時は、ポーションはなくなる
・《アーマーブレイク》はその攻撃から効果あり
・《メイスファイティング》中に《アイアンフィスト》は適用されない
・《アンプロンプチュ》の回避判定には《バタフライダンス》は乗らない
・《クイックソング》はSL5だけじゃない。あとメインプロセス扱い
・《ファイトソング》は1シナリオSL回にも効く(1シーン1回には効かない)
・《ツインウェポン》《フルスイング》は片手のみ…《アンビデクスタリティ》《ブルヒット》は合計重量…?
・《アラウンドカバー》《カバーリング》のコストは1回分
・転送はちょうどじゃなくて以内
・ウィザード《エンチャントウェポン》にも《ブーストエンチャント》は乗る
・《バトルブレイン》はマスタリーが乗る
・《トゥーハンドバッシュ》《トゥーハンドアタック》は大丈夫!
・《ターゲットオン》は移動できないところにワープするわけじゃない
・範囲《ストラグルクラッシュ》は当たった対象にのみもう1回
・おしゃれの盾で魔導書2冊(3冊は無理)
・購入不可のアイテムの鑑定はGM任意、同じものを持ってるときはGM任意
・転移の呪符はSG《ブリンク》に合わせて
・コンビネーションリングは…あれ?どういうこと?
・《ジョイフルジョイフル》で増えた頭数も《連係攻撃》
・エンチャント型トラップは見える…?あれ?「シークレットでない」の記述は?



すぺしゃるさんくす:むむむさん、over-allさん、千奈さん、エックスさん



エラッタ&FAQ、気持ち大目に更新。

「殺したくないでござる」そんな貴方にご朗報。


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(10/6版)



  ■成長計画を見直さねば。
Q:特定のスキルを取得していないと、取得できないスキルがありますが、一回のレベルアップでこの両方を取得することはできますか?
A:できます。たとえば《リバウンドバッシュ》は、《バッシュ》を5レベル取得していることが条件となっていますが、一回のレベルアップで《バッシュ》を4レベルから5レベルにし、これと同時に《リバウンドバッシュ》を取得することは可能です。

 なんだかんだでGM判断になってた部分ですが、これにて解消されました。

  ■アローシャワーで即死注意報
Q:「対象:範囲」や「対象:範囲(選択)」などのように複数のキャラクターを対象としている攻撃に対して、《ディフレクション》や《リフレクション》を使用した時、攻撃の対象となっているキャラクター全員が攻撃対象から外れますか?
A:外れません。《ディフレクション》や《リフレクション》を使用したキャラクターだけが攻撃の対象から外れ、他のキャラクターは攻撃の対象のままとなります。

 要は《パトロナイズ》のように攻撃ごとツブすような効果でない限りは個々で対処、ということでしょう。 ちなみに範囲攻撃対象全員から《リフレクション》の悪夢は否定要素がなくなりました。

  ■むらびとのしゅうだんがあらわれた!
Q:《トルネードブラスト》を使用した場合、対象は必ず[死亡]になりますか?
A:GMが認めれば、[死亡]ではなく[戦闘不能]としてもかまいません。

 不殺を貫くサムライの存在が肯定された模様です。まあ、結局のところGM判断なわけですが。

  ■サモナー・レンジャー最強伝説
Q:《アンタッチャブル》や《ダイレクトヒット》など、スキルによるダメージの肩代わりを禁止するスキルを使用した攻撃に対して、《アラウンドカバー》は使用できますか?
A:できません。

 従来の戦術を覆す恐怖の2大スキルですが、杓子定規にとらえれば使用可能な気がする《アラウンドカバー》が否定された ことでより脅威となりました。「かばう」の扱いについても回答が欲しかったところですが・・・。

  ■結局謎の残る右手左手。
Q:右手と左手にそれぞれ武器を装備した場合、【行動値】への修正は合計しますか?
A:合計します。

Q:右手にメイジスタッフ、左手に赤き斜陽の剣を装備した場合、メイジスタッフによる魔術判定に+1の効果と、赤き斜陽の剣によるダメージ+3の両方の効果を受けることはできますか?
A:できます。メイジスタッフの効果は魔術判定、赤き斜陽の剣はダメージロールに効果が発生するためです。

 処理がややこしい左右の武器に関する追加FAQ。 相変わらず「バトルバックラー」の命中修正の意味が無い(情報提供:over-allさん)、「護りの剣」と盾の併用不可、といった疑問点はのこってます。 いっそNW2nd形式にすればよかったのに・・・というのは今更でしょうか。

その他、難解な《ラストリゾート》の解説の追加や《エナジーフロウ》+《ナイフパリィ》のコンボに対するダメ出し、 エネミー特殊能力のコストは明記されない限り不要、といったFAQが追加されました。
 エラッタでは『アルディオン大陸ガイド』のエラッタが多数追加されています。バックラー×2が文字通りのバックラーとして 扱われることになった他、「呪縛の手甲」「ワイズハット」の価格が急上昇しました。 解説に反して魔法防御のない「リンメルローブ」(情報提供:over-allさん)や、妙に重たい「秘伝の腕輪」など微妙なトコロは残ってますが・・・

 何はともあれ「困ったときはGM判断」。判断に悩む部分があれば早めに確認するといいでしょう。

すぺしゃるさんくす:over-allさん

エラッタ&FAQ微更新。

素手という謎に満ちた身近な存在の秘密がついに明らかに。


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(08/10版)



  ■素手ポンシューターの落日
Q:素手をウェポンイーターの《アイテムイート》などのスキルで破壊できますか?
A:破壊できません。素手は武器を装備していない状態で攻撃するためのデータであり、アイテムではありません。

 「素手はアイテムではない」とバッキリ定義されてしまいました。つまり素手《ウェポンシュート》略して素手ポンシュートが 実現不可能にッ・・・!(ないないそれはない
 上記の流れで、ゴールデンゴーレムと素手で錬金術大作戦とかもダメだと思われます。ざんねん!

その他、属性の異なる武器2つと《ツインウェポン》使用時の処理がアップデートされました(幻のスキル《ツインウィエンポン》もひっそり削除)。
また、微妙に混乱を招くことがあった《ダッシュアタック》の記述修正等、エラッタも幾つか追加されています。


すぺしゃるさんくす:N=Mさん

久方ぶりに大型のエラッタ&FAQ更新。

お題は【上級ルール導入すると弱体化するエネミーの人生について】。


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(03/31版)




個人的に、サモン・アラクネの解釈が明記されたのが大きいです。

  ■「危害を加える」とか書くとまた揉めるだろうし。
Q:相手にバッドステータスのみを与えるような行動は、攻撃に含まれますか?
A:ルールを厳密に適用した場合、攻撃とはルールブックのP182に書いてあるとおり、武器などを使ってダメージを与えようとする行為のことを指します。ただし、ルールやデータを追加していく状況の中、制作者側が意図していたルール運用とそぐわないケースがでてきました。そこでGMの判断により、ダメージを与えようとする行為だけでなく、バッドスタータスを与えるなど、対象に危害を加えようとしている行為なども攻撃に含んでもよいものとします。

 ローカルのプレイ環境でも同様のケースで揉めたことがありました(その時は《ディスペル》でしたが・・・)。 何れにせよGMの判断で「攻撃」の範囲は分かれることになりますので、P182の原則から外れる運用をするかどうかは事前確認しておくといいでしょう。

  ■考えなしにカバーリングする時代は終わったのさ・・・
Q:「範囲:エンゲージ」の攻撃を《サモン・アラクネ》で防ぎ、さらにその攻撃を受けたキャラクターが他のキャラクターを「かばう」や《カバーリング》を使用した場合、そのキャラクターは《サモン・アラクネ》で減算されたダメージを2回受けることになるのですか?
A:ちがいます。まず「範囲:エンゲージ」の攻撃をかばい(あるいは《カバーリング》し)、2回分のダメージを受けることが確定した後に《サモン・アラクネ》が適用されることになりますので、2回受けたダメージの片方にしか《サモン・アラクネ》は適用されません。

 厳密にルール解釈すると実際そのとおりなのですが、イメージ的な問題で多重適用していた環境が多々あったと思われます。 レベルにもよりますがアラクネ1枚分の違いが命に関わるケースもあるため、カバーリングの際には注意が必要です。

  ■パワースマイト使えば一番最後に動けんじゃね?作戦 失敗。
Q:《パワースマイト》を宣言したキャラクターと、[待機]を行なっているキャラクターではどちらが先に行動するのでしょうか?
A:《パワースマイト》を宣言したキャラクターが先の行動となります。[待機]しているキャラクターは、[待機]していないすべてのキャラクターが行動済になった後に行動するためです。また、《パワースマイト》を宣言したキャラクターも[待機]した場合は、《パワースマイト》を宣言したキャラクターも含めて【行動値】を比較し、ルールにしたがって処理してください。

 若干ややこしいですが、「待機して一番遅く動くのは【行動値】の高いキャラクター」という原則に従えば問題ないかと思われます。

  ■その他エラッタ&FAQ
 FAQには[騎乗状態]+[同乗状態]と《引き寄せ》の処理に関する解釈や、鑑定に関するものなどが追加されています。

 エラッタは「地精霊のオーブ」の適用範囲が若干狭まり、「ダメージを発生させる魔術」に限定されました。また、 性能・コスト共に優れた便利乗物「ライドニッパー」「ウィンドホーク」の重量が0→−に修正。持ち運びはNGになりました。 他にもエラッタという名目でメイジスタッフの部位が両手→片手に修正、一部エネミーが地味に強化されるなど、細々と修正が加えられているようです。




すぺしゃるさんくす:over-allさん

誤:エラッタ
正:パッチ


5ヶ月ぶりのエラッタ&FAQ更新。

今回から表記として「>>NEW」以外にも「>>UPDATE」が追加されました。
検索キーは「>>」を使用しましょう。


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(08/20版)




パッチ1つを除いて、大きな変更はありません。

  ■ディフェンスライン終了のお知らせ \(^o^)/
P44 ディフェンスライン コスト
誤:5
正:15

 鬼のような回避率を誇ったディフェンスライン(マスタリー系が有効とされる環境であれば)に改訂パッチがあたりました。 パーティ単位でのMP消費ペース、及び致命打を与えてくる敵の数や連続戦闘の有無・戦闘ラウンドの長さなどプレイ環境に 左右されますが、かなり弱体化したのは確かです。

 男は黙って両手武器?(涙

  ■その他、FAQ
 《トリプルブロウ》に関するものがアップデートされていますが、内容に大きな違いはありません。
 セットアッププロセスにおけるギルドスキルの使用については補足説明が追加されています。

 余談ですが、 ギルド対ギルドの戦闘では手番の一番早いキャラクターと遅いキャラクター両方を要するギルドのほうが 有利に立ち回れると思われます。(例:《陣形》で有利な位置に移動→相手が《限界突破》しないのを確認した上で《背水の陣》&《限界突破》)


  ■その他エラッタ
 《ミステリアスダンス》がMPダメージではなくMP減少に変更、《グラスホップ》《ヘヴィアタック》《デュアルエフェクト》は 「SLは2レベル以上にできない」が追記されるなど、あまり影響の無い範囲で細かいものが幾つか出ています。

 強いて影響点を上げるとすれば、《ミステリアスダンス》で「とどめを刺す」ができなくなったくらいでしょうか。
何気にカバー不能な絶対必殺技だったのですが、まさかコレ対策!?(※考えすぎです)


by 三元@>>266さん遅れてゴメンよ。

アイテムガイドにスキルが載ってるなら早く言えと。


てっきりアイテムだけだと思ってたのでスルーだったわけですが。
最近現物を見て盛大に吹きました。既存装備も大量に修正・再掲
されてるので、アリアンするなら薦められるブツだと思います。
特に「ウィンドホーク」と「トリモチ」のコンボは最凶クラス。

・・・ってなわけで新刊に伴い恒例のエラッタ&FAQ更新デス。
ちなみに誤植関連はアイテムガイド最新版では修正されているとのこと。



アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(03/20版)




最新サプリの誤植修正の他、昔から処理方法が不明だった部分もフォローされてます。

  ■ついに世界は神の手を離れ
Q:ラウンドの終了時にチェックプロセスの後、イニシアチブプロセスのスキルを使用することができますか?
A:ルールを厳密に適用した場合、イニシアチブプロセスのスキルを使用することはできません。ただし、ルールやデータを追加していく状況の中、制作者側が意図していたルール運用とそぐわないケースがでてきました。そこでGMの判断により、チェックプロセスの後、イニシアチブプロセスを1回行なってもよいものとします。

 データが膨大になりすぎれば、こういった事もありますね。検証不足でどういった状況でコレが意味を成すか判りかねますが、 とにかく「そういうルール運用をする」ということだけ頭の片隅に留めて置きましょう。

  ■連撃の槍DE瞬殺大作戦!(できません)
Q:何かしらの効果によって、メジャーアクションの後に行動が発生した場合、それはメインプロセスに含まれるのですか?
A:この状況については多種多様なケースが考えられますが、基本的にメインプロセスには含まれないとします。たとえば、マイナーアクションで《マジックサークル》を使用し、メジャーアクションで《サモン・フェンリル》で攻撃した時に、《アヴェンジ》で反撃されたとします。これに自分自身が《プロテクション》を使用しても、《マジックサークル》の効果はこの《プロテクション》に及ぼすことはありません。また、マイナーアクションで《レイジ》を使用し、連撃の槍の命中判定でクリティカルした場合、追加で発生した武器攻撃には《レイジ》の効果は受けることはできません。

 処理の流れとしては「メジャーアクション&(自分以外を含む)追加行動発生」⇒「メインプロセス終了」⇒「追加行動」の処理順になる模様。 考えようによっては色々邪悪なことができるかも?と思ったのですが・・・残念。

  ■原則:スキルの重ね掛け不可。
Q:ヴァーナの《ジャッジメント》を複数のキャラクターが取得していた場合、その効果は重複しますか?
A:重複しません。スキルの重ねがけと同等に扱うものとします。

 特に説明は不要でしょう。・・・が、勘違いして重複適用するケースも考えられますのでご注意。

  ■痛みも毒も分かち合う それが仲間さ友達さ・・・?
Q:《インベナム》を用いた攻撃に対して《フェイス:ダナン》を行なった場合、[毒]の効果も受けますか?
A:受けます。また、[毒]だけでなく他のバッドステータスやその他の付加効果の影響も受けます。

 処理方法が不明だった部分が明確化されました。半端にダメージを貰うと二人とも毒を受けるようです。 尚、完全にダメージを引き受けた場合は毒の効果は元々の対象には残らない、と考えて良いと思います。

 その他、アイテムガイドを中心にエラッタが幾つか追加されています。 特に出自で超高レベル装備を持った1レベルキャラがファイナルストライク、なんて邪悪なことを 画策していた人は早めに使っt・・・早々に修正しておきましょう。



by 三元@コロシアム未完。じゃなくて継続中。

バスタードソードに何か恨みでも?(心の声)


リプレイ発売の影響か、なんとなく読書の秋が過ぎたせいか、
最近にしてはえらい短いスパンでエラッタ&FAQの更新です。



アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(11/30版)




今回もフォローや誤植対応が中心で、特に変化はありません。

  ■大目に見てやれよって気もしなくもない
Q:《パワーアーム》を取得している場合、バスタードソードを両手で装備している時のデータを、片手で装備していても使用することはできますか?
A:できません。もともと片手で装備することのできるバスタードソードを片手で持った場合、《パワーアーム》の効果を受けることはできません。

 「あれ?そうなの?」って感じの内容。別にどっちでも良さそうな感じだったのですが、 派生する問題でもあったのでしょうか。


以下、paopao様よりコメント。さんくすです!(2009/02/11)
パワーアーム取得してもデータが変わら
ないのはおそらく、その流れから片手で刀
を振ってトゥーハンドアタックを発動させ
ないためだと思いますよ。



  ■ダメージ1点のために盾を使わない奴なんて。
Q:バスタードソードを片手から両手に持ち替える場合、[マイナーアクション]が必要になりますか?
A:バスタードソードを持っていない手に何も持っていない場合、[マイナーアクション]も[メジャーアクション]も必要としません。

 逆にコッチは甘めの裁定。バスタードソード系のみの例外処理です。

  ■わざわざ書くようなことでも・・・
Q:《ウェポンクリエイト》で作成する武器の形状は、ルールブックに掲載されている武器から元となるものを選ぶのですか?
A:そのとおりです。したがって《ウェポンクリエイト》を使用して格闘武器、両手剣、「装備部位:両手」の槍や打撃武器などを作成することはできません。

 「そのとおりです。」から後ろが追記されました。揚げ足取りでもされたのでしょーか。

  ■わかりそうなもんですが一応 ってことかしら。
Q:『上級ルールブック』で追加された刀や銃は、どのようにしたら取得することができますか?
A:その刀や銃で設定されているキャラクターレベルと《スピリット・オブ・サムライ》や《ガンスミス》のスキルレベルの両方を満たしていれば取得することが可能です。ただし、それまで取得していた刀や銃は失われます。また、GMが許可すれば、通常のアイテムの取得のように[プリプレイ][メインプレイ][アフタープレイ]のどのタイミングで行なってもよいものとします。

 解説文が言葉足らずで明記されていなかった部分が明文化されました。

 その他、エラッタが幾つか。 エリンディルウォーカーの追加装備(弓)の射程が至近になっていた誤植が 修正された他、モンスターの能力(行動指針?)に変更があった模様です。 エリンディルウォーカー攻略中の方々は微妙なネタバレになるかも知れんので、 そこだけ注意です。


by 三元@まだコロシアム続投中

半年ぶりだねぇヤ○トの諸君(挨拶)


エリンディルウォーカー発売より2ヶ月。
前回の更新より7ヶ月半。公式エラッタが更新されたことに

ま っ た く 気 づ き ま せ ん で し た

・・・ごめんなさい orz


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(10/10版)




今回も基本は解釈のフォローくらいで、大きな変化はありません。

  ■「他人を守るとき俺の力は全開する!」「んじゃ君に直接攻撃ね」
Q:自分への攻撃に対して、自分に《カバーリング》はできますか?
A:できません。「対象が受ける[物理ダメージ]もしくは[魔法ダメージ]をあなたが代わり受ける」という効果に対して矛盾するためです。あなたへのダメージをあなたが代わりに受けることはできません。

 要するに《スペシャルカバー》との併用は不可、というお話です。

  ■ギルドスキルに《ファイトソング》とか初期は結構あったんじゃないかと。
Q:《ブレイクスラッシュ》や《カッティングプラン》などの「対象はスキルによってHPダメージを軽減できない」という効果には、ギルドスキルも含まれませんか?
A:含まれません。スキル、ならびにスキル扱いとなるエネミー特殊能力のみです。

 《加護》は有効か無効かで議論が割れるところもあったようですが、結局のところ有効。ギルドスキルは 「スキルとは違う何か」と考えるべきなのでしょう。

  ■迂闊な言動は議論を招くという。
Q:《ガンパード》に《アリーナ》の効果は加わりますか?
A:《ガンパード》は自動取得スキルではないため、《アリーナ》の効果は加わりません。しかし、《ガンパード》によって《キャリバー》の効果が書き換わり、この書き換わった《キャリバー》には《アリーナ》の効果が適用されます。

 言葉遊びみたいなもんですが、他のスキルの解釈にも関わる部分ですので迂闊な書き方はできません。FAQの中の人も大変ですね・・・

  ■MPポーションに有効なら将来性もあったんだろうけど
Q:《トードオイル》の効果は、どのようなポーションにも加えることができますか?
A:できません。【HP】を回復するポーションのみです。

 説明が言葉足らずなため誤解されがちだったと思うのですが、今回補足説明が入りました。

  ■「バナナはおやつに入るんですか」的な。
Q:キングズ・ワンを《ツインウェポン》などで2本装備した場合、その特殊能力は有効ですか?
A:無効となります。

 「他の武器」というのを「キングズワン以外の武器」と曲解する人でもいたのでしょうか。

  ■奇才あらわる!
Q:[騎乗状態]の時に、さらに[騎乗状態]になることは可能ですか?
A:できません。

 今回で一番笑えたFAQ。その発想はなかったわw

  ■バイキングのバブル時代終焉
 その他、エラッタが幾つかあります。誤植以外で影響がありそうなのは
 ・《セットオフガード》(リインフォースP37)のタイミングがダメージロールの直後に変更
 ・《アウトセル》(トラベルガイドP296)「購入価格以上にはならない」が追記
 ・ブラックアニス(トラベルガイドP318)の防御力が4/4⇒4/6に変更
 といったところ。《セットオフガード》がプロテクション等と平行利用できなくなりました。

 以上、半年ぶりのエラッタ&FAQ解析でした。
 いかんせん例外処理が多いのでゲーム中は解釈に揉める場面がままあると思いますが、 その場においてはGM判断を優先し、議論はゲーム後にするのがいいでしょう。



by 三元@今更コロシアム熱闘中

サムライがウォーロードにいってはいかんとあれほど。


トラベルガイド登場から早や2ヶ月、
新サプリにあわせ恒例のエラッタ&FAQの更新でございます。
エラッタはトラベルガイド、FAQはリインフォースネタ中心でお届け。


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(3/1版)




全体的に見て、取り立てて大きな変化はありません。

  ■たぶんいやがらせ。
Q:《トゥーハンドアタック》を使用することによって、刀の装備部位は両手になり、ウォーロードの《ストラグルクラッシュ》などを使用できますか?
A:できません。刀の装備部位が変更されるわけではありません。

 《ストラグルクラッシュ》はもとより、《バーストスラッシュ》などの蝶強力スキルにも、 残念ながらトゥーハンドサムライは恩恵に預かることはできません(イメージ的には両手武器扱いでもいいような気がするんですが・・・)。
 もっとも、《トゥーハンドアタック》キャラはレベルによっては他の追随を許さない高火力にもなれますので、その差分といったところでしょうか。

  ■名前的には自分以外に使えてもいいじゃん、とか。
Q:《セルフサクリファイス》を使用すると、そのラウンドのダメージロールが+(SL)D6増えますが、この効果にセージの《エフィシエント》の効果を上乗せすることができますか?
A:できません。《セルフサクリファイス》は、ダメージロールのダイス数を増やすものであって、効果をダイスで求める魔術ではありません。

Q:《セルフサクリファイス》の魔術判定でクリティカルした場合、武器攻撃のダメージロールのダイス数も増えますか?
A:増えません。《セルフサクリファイス》は、効果をダイスで求める魔術ではありません。

 要するに、「〜(判定やロール)に+○D6する」効果は「効果をダイスで求める」ものに含まれない、ということです。スキル全般的に言える話ですね。

  ■クイズ:複数属性のエネミーは全部で何匹?
Q:《フレイムクラック》のように複数の属性のダメージを与える魔術を、複数の属性を持つエネミーに使用し、同属性と対抗属性が重なった場合、そのエネミーの魔法防御力はどうなりますか?
A:同属性、対抗属性両方の効果を受けることができません。

Q:《アースシェイカー》と《フレイムロード》を取得している場合、《フレイムクラック》を使用すると《アースシェイカー》と《フレイムロード》の両方の効果を受けることができますか?
A:できます。

 前者は滅多に起こらない現象とは思います。とりあえず同属性と対抗属性、両方で打ち消しあうと考えればわかりやすいでしょう。
 後者は取り立てて補足の必要はないでしょう。

  ■完全な上位版の出自とか後付で出されても ねえ。
Q:追加ライフパスの「特別な血統」と「滅んだ民族の血」で取得できるスキルは、他のスキル同様にレベルアップすることが可能とありますが、現在のメインクラスやサポートクラスに関わりなく、レベルアップすることができるという意味でしょうか?
A:そのとおりです。一般スキルと同様に、現在のメインクラスやサポートクラスの種類に関わらず、レベルアップすることができます。

 読んで字の如くなんですが、戸惑う人もいたらしく補足されてます。セージを経由しなくとも《エフィシエント》が5レベルに!

 また、トラベルガイドを中心にエラッタが出ています。特にシャーマンの《アニスゼティク》《サンドクラウド》をはじめとする幾つかのスキルは 魔術として扱われるようになったため、《カウンタースペル》などの対象に含まれることに。リインフォースのサンプルキャラクターのデータも幾つか修正されていますので、 コンベンション等で使用される方は注意してください。
 エラッタもこれで都合16回目。今までのものと併せ、相当な分量になっています。特にスキル関係のエラッタは特記すべきところを把握し、必要に応じてルールブックに 書き込むなり、付箋紙などを用いて判るようにしておくと良いでしょう。



作成者:Tryarks@VS花粉、頑張れ空気清浄機(三元の間)

三ヶ月ぶりにエラッタ&FAQ大更新


FEARからのちょっとだけ早いクリスマスプレゼント!
エラッタ&FAQが気持ち多めに追加されました。
予告通り(sigh)リインフォース祭り+αでお届けします。


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(12/20版)




今まで放置気味だったアレやソレに梃子入れ入りました。

  ■「そろそろ《祝福》いきますよ皆さん」 「僕、まだ倒れてるんですけど・・・」
Q:[戦闘不能]のキャラクターの【HP】や【MP】を、スキルやアイテムの効果によって回復させることはできますか?
A:できません。

 実は戦闘不能時、HP(MP)を回復できるともできないとも書かれていなかったんですが(本当)、ようやく明確な回答が。
 ちなみにMyプレイ環境では「倒れた奴(のPL)が《蘇生》や《祝福》の恩恵得られず不憫なので」と回復効果が適用されてました。

  ■投げナイフ無限増殖論に終止符(無ぇよ)
Q:ナイフやハンドアックスは射撃攻撃に使用したあと、その武器はどうなりますか?
A:射撃攻撃の目標とした対象と同じエンゲージに落ちていることにしてください。その武器を拾い、準備するためにはマイナーアクションを使用するとするのがよいでしょう。もし、複数のエンゲージに攻撃した場合、いずれかのエンゲージに落ちていることにしてください。

 以前のFAQに追記。スクウェア攻撃などで複数エンゲージへの攻撃が可能になると、そういう問題も発生します。 「いずれかのエンゲージ」を誰が決定するのかは不明ですが、GMが指定するのでしょうか。

  ■さらばランタン!伝説の兜にキャップライトの巻
Q:キャップライトは他の「装備部位:頭部」のアイテムと同時に装備することができますか?
A:できます。キャップライトは「装備部位:頭部」のアイテムで、他の「装備部位:頭部」のアイテムと同時に装備することができます。

 「ドレッドダンジョン」の追加ルールで片手に装備することを余儀なくされ、立場を失ったランタン。 キャップライトはPC標準装備として末永く親しまれていくことでしょう。

  ■コンティニュ型は解除不能!・・・ではなかった
Q:《ヴォイドマジック》で「条件:コンティニュ型」のトラップを解除することができますか?
A:できます。

 いずれにせよ、シーフには解除不能です・・・

  ■1レベルから《ラッシュ》→将来は騎乗ウォーロードの夢、潰える
Q:追加ライフパスの「特別な血統」と「滅んだ民族の血」で取得できるスキルには、上級クラスのものも含まれますか?
A:含まれません。これらの特徴で取得できるスキルは、そのクラスを取得することに対して、特に条件がないものとします。したがって、今後追加されるクラスでも、そのクラスを選択することに特殊な条件が必要なものも同様に含まれません。また、自動取得スキルはいかなるクラスのものでも選択することができません。

 エラッタでなくFAQにて補正。最初から上級クラスやドラグーンなど上級サポートクラスのスキルを取得するという邪悪な思念は 早々にツブされました(南無)。

  ■皆でジョイフル、無限移動
ジョイフル・ジョイフル 効果
「《ジョイフル・ジョイフル》は1ラウンドに1回しか使用することができない。」を追加

シャドウハイド 効果
「1ラウンドに1回だけ使用することができる。」を追加

 マイナーアクションで移動しAがBに《ジョイフル・ジョイフル》→マイナーアクションで移動しBがAに(以下略)という、 スキルの穴を付いた「無限マイナーアクション作戦」が存在したのですが(GM権限で却下されるのが基本)、 ついに修正パッチがあたりました。
 同様に、アルケミストの範囲爆弾などを利用した「連続《シャドウハイド》」なんてものもあったのですが、 同じく修正パッチが出ています。
 余談ですが、私がGMの時に《シャドウハイド》持ちのPC対NPCで互いにシャドウハイド連発で攻撃しあう、なんて場面がありました。(終わらせといてよかった なあ)

  ■その他。リインフォースはエラッタの貯蔵は十分ナリ
 その他、エラッタが多数ありますが、一応気をつけたほうがいいのは
 ・テイマーの《トリプルヘッド》(鞭限定とは書いていなかった)
 ・ウォーロードの《アルティメットボディ》(発動が命中判定かつ対象が単体だった)
 ・スカウトの《スナイピング》(ガンスリンガーに同名のスキルあり)の名称変更
 ・コンボスキル《シャドウプレッシャー》(属性は闇ではなく地)
 ・出自「特別な血統」「滅んだ民族の血」(自動取得スキルは選べない)
 といったところでしょうか。また、サンプルキャラクターのデータやエネミーデータにも(いつもどおり)誤記があるため、 使用されるかたはご注意を。

 以上、3ヶ月ぶりのエラッタ&FAQ解析でした。
 相変わらず量は多いので全部把握するのは結構大変なエラッタ&FAQですが、ルールブックに直に(鉛筆で)書き込むなり、 プリントアウトして参加者に配布するなりして対応すると宜しいかと思われます。

今回はこのへんで。
今年も残すところ僅かとなりました。皆様、楽しいTRPGライフをお過ごしください。



作成者:Tryarks@スキルが全部カタカナって縛りがそろそろ苦しそうなの(三元の間)

一万年と二千年経っても ミニマム版(地域限定ネタ)


1ヶ月ぶりのエラッタ&FA・・・もといエラッタだけ更新
未だ未解決な質問を送ったりしたのですが
回答ないままリインフォース突入の予感 (´・ω・`)


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタ(9/15版)




中身は無いに等しいのでササっといきます流します。

  ■さらばエルダナーン忍者 (つД`)、
『アリアンロッドRPG 上級ルールブック』正誤表

P60 オフェンシブセンス 効果
誤:あなたの行なう[魔法攻撃]のダメージは
正:あなたが使用する[魔術]のダメージは

 攻撃魔術&武器で孤独に戦う器用貧乏向け!みたいな解説を上級レビューに追加しようと思っていた矢先にコレですか orz
 わざわざ弱体化する意図は感じられないので、唯の誤記と思われます。そのままにしてくれてもいいじゃないかと思うのは私だけ?
※ ほゑほゑ氏より秒速突っ込み。
  そもそも[魔法攻撃]なんて単語自体が存在しないそうです。(ダメージから[魔法防御力]を引くのは[魔法ダメージ])

 また、『ドレッドダンジョン』に以下のエラッタが出ています。どれもただの誤記であり、 影響力は小さいと思われます。特に意識する必要はないでしょう。
  ■ゆれるギロンチン・・・ (*ノωノ) キャー

P18 ●パーティの全滅 3〜4行目
誤:怪物にとどめを刺さされるか
正:怪物にとどめを刺されるか

P23 サンプルキャラクター:熱血冒険者
ロングソードの射程に「至近」を追加

P31 サンプルキャラクター:旋風のサムライ 《バッシュ》のページ数
誤:『ARA』P89
正:『ARA』P91

P34 メディテーションマスク 解説
「頭部に装備する」を追加

P109 ●エネミーのモブ化 2〜3行目
誤:シナリオの設定状
正:シナリオの設定上

P111 コンシール 解説
誤:「探知値:−」のトラップや
正:シークレットではない「探知値:−」のトラップや

P111 大地の招き 解説
誤:大地の招きエンゲージしている
正:大地の招きにエンゲージしている

P119 ゆれるギロチン 解説
誤:ゆれるギロンチンの
正:ゆれるギロチンの

P122 クリアウォール 解説
誤:難易度11の【知覚】判定
正:難易度11の【感知】判定

P122 クリアフロア 解説
誤:難易度11の【知覚】判定
正:難易度11の【感知】判定


 以上、今月のエラッタ&FAQ解析でした。
 追加データ集「リインフォース」は10月末に登場。とゆーわけで、次回はリインフォーススペシャルでお届けします。乞うご期待!



作成者:Tryarks@ウソ予告になるといいなぁ(三元の間)

2ヶ月ぶりに・・・ミニマム版 (´・ω・`)


そろそろネタが尽きてきたエラッタ&FAQ
ぶっちゃけ解説するほどのものでもないので
このページの存在意義も危うくなってきていますよ?



アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(8/22版)
エラッタFAQ(8/22版)




今回も量が少ないので流すように行きます。

  ■混迷の先に
Q:ドゥアンの《ナチュラルウェポン》は素手の時に、アイアンクローのデータを使用できるという意味ですか?
A:そのとおりです。《ナチュラルウェポン》を取得することによって、素手の命中修正が−1、攻撃力が+4になります。ただし、重量やレベルなどその他のデータは素手のままとしてください。

 明らかに説明不足の《ナチュラルウェポン》に補足説明(仕様変更とも言う)。
 「《ナチュラルウェポン》を取得したドゥアンは素手+盾装備が不可能になる」という怪奇現象はこれで一発解決!

  ■そもそもこんなスキル誰も使いませんですって
Q:《ストライクスロー》は射撃武器を持っている場合、武器の攻撃力に+[2+SL]されますか?
A:されません。《ストライクスロー》は武器を使用しないで、射撃攻撃を行なうためのスキルです。射撃武器を持っている必要はありませんし、白兵武器を投げるスキルでもありません。

 若干文章が修正&追記されました。
 憶測ですが、以前FAQで「《ストライクスロー》は射撃武器を使用しないで、 射撃攻撃を行なうためのスキルです」と記載されたのに対し、「『射撃武器を使用しないで射撃攻撃を行なう』=『白兵武器で射撃攻撃を行なう』」と 勘違いされた方がいたがための修正なのかも知れません。

  ■重箱の隅つついたの誰ー?
P44 ディフェンスライン 効果
誤:《ツインウェポン》を取得していなければならない。
正:《ツインウェポン》を取得し、同じ種別の武器をふたつ装備していなければならない。

 以前のエラッタでは「同じ種別の」と記載されていなかったようです(記載しなくてもわかりそうなものですが・・・)。
 他、特に解釈の必要はないところで以下のエラッタ修正が入りました。

P97 エアリアルウェポン 解説
誤:ウィンドウェポン
正:エアリアルウェポン

ストームランナー ドロップ品
誤:7〜10:風魔獣の脚(100G)
正:6〜10:風魔獣の脚(100G)

『ドレッドダンジョン』正誤表
P34 フェザーアーマー 価格
誤:1900
正:2900

P128 ゾンビウルフ ドロップ品
誤:狼の毛皮(20G)
正:狼の毛皮(50G)


 以上、今月のエラッタ&FAQ解析でした。
 不快指数が絶好調な日々が続く今日この頃ですが、皆様、良きTRPGライフをお過ごしください。



作成者:Tryarks(三元の間)

今月は超・ミニマム版


実にGF誌の10ページ分を占めるエラッタ&FAQ
全部載せる意味がどれだけあるのか
疑問に思ったら負けと思う



アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(6/30版)




あまりに量が少ないのでサックリと。

  ■唯の誤植なら早々に修正してもいいんじゃと思ったのは秘密だ
Q:封鎖されている時に、《ハイジャンプ》や《フェイドアウェイ》を使用してマイナーアクションで[離脱]を行なうことはできますか?
A:できません。封鎖されている場合、[離脱]に行為判定が必要となるからです。

※5月23日版の質疑応答で、スキル名に誤りがありました。申しわけございませんでした。お詫びと共に訂正させていただきます。

 やはり《オーバーパス》は《ハイジャンプ》の誤植だったそうです。文面から見れば判る話でしたね。FAQはこれだけです。

  ■特に問題点はなさそう
P57 ピンポイントアタック 対象
誤:単体
正:自身

P57 ピンポイントアタック 射程
誤:武器
正:−

P57 ブーメランショット 効果
誤:[種別:弓、銃、魔導銃」以外の武器を使用した[射撃攻撃]を行なった時、
正:「種別:弓、銃、魔導銃」以外の武器を使用した[射撃攻撃]を行なう。

P157 ヴァンパイアロード 特殊能力
誤:《刃のきらめき》:そのエネミーが行なう、[魔法攻撃]によるダメージロールの
正:《刃のきらめき》:そのエネミーが行なう、攻撃によるダメージロールの

 エクスプローラのスキルは表記上のバグが修正されましたが、特に変化は無いと思います。
 ヴァンパイアロードについても多分同様。元々[魔法攻撃]なんて持ってないのですぐに誤植とわかるかと。 エラッタについても以上。

 他、細かい誤植がなんとなく消えている以外は特に変更はなしです。 ではまた来月!(アッサリめに


作成者:Tryarks(三元の間)

臨時:《アラウンドカバー》について

  ■《アラウンドカバー》を《カバーリング》した場合の判断について。
Q:「他人をかばう」や《カバーリング》《アラウンドカバー》などを使用して他のキャラクターのダメージを受けたキャラクターを、さらに《カバーリング》などした場合、どうなりますか?
A:最初に《カバーリング》などを使用したキャラクターが受ける予定だったひとり分のダメージを、次に《カバーリング》したキャラクターが受け持つことになります。たとえば、AをBが《カバーリング》、BをCが《カバーリング》した場合、AのダメージはBが、BのダメージはCが、CのダメージはCが受けます。つまり、Aはまったくダメージを受けず、Bはひとり分、Cがふたり分のダメージを受けることになります。

 《アラウンドカバー》したキャラクターを「かばう」と、《アラウンドカバー》をされた中から「ひとり分のダメージ」を引き受けるだけなので意味がありません。 (《アラウンドカバー》の対象が一人だけなら違いますが・・・それはアリエネエだろうと)
 上記内容を4/21に記載しましたが、プレイ時に《アラウンドカバー》に関して仲間内で意見割れが起きたため、判断保留とさせていただきます。 《アラウンドカバー》の効果により最終的にナイトひとりに適用される(本来は範囲に与えられるはずだった)ダメージを 《カバーリング》でさらに他のキャラクターに移すことが出来るのか、もしくは「範囲に与えられたダメージ」のうちからひとり分を 《カバーリング》することになってしまうのか、が明確でないためです。 現状、公式への問い合わせを知人に送ってもらいました。もし間違いだったらごめんなさい。



エラッタはつづくよ どこまでも(タイトル)


「パラディンの悲劇」から早や一ヶ月
心の傷も癒え、新たな世界に踏み出した冒険者達を
さらなる難関が待ち受けていた



アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(5/17版) FAQ(5/23版)




さあ!今月も元気良くいってみよー!

  ■ガンスリなウォーロードのおなじみ必殺範囲攻撃をくら・・・え? ※5/23 修正されました
Q:《ラストリゾー》によって、射撃武器を使用してメジャーアクションで白兵攻撃(スキルを使用しない白兵攻撃や、《ブランディッシュ》など)を行なうことはできるようになりますか?
A:できません。《ラストリゾート》は次のメジャーアクションの[射撃攻撃]を[白兵攻撃]に変更するスキルです。たとえば、マイナーアクションで《ラストリゾート》、メジャーアクションで《ダブルショット》を使用した場合、《ダブルショット》による攻撃は[白兵攻撃]となります。
※5/23 修正されました


(´・ω・`)

(´・ω・;:...  サラサラ…

(´・;・∴... ・∵.   ザァァァ…


以下、FAQから抜粋。
マイナーアクションでガンスリンガーの《ラストリゾード》を使用した場合、ウォーリアの《ボルテクスアタック》や《ブランディッシュ》は使用できますが、レンジャーの《ブルズアイ》や《アローシャワー》は使用できなくなります。

・・・消し忘れ?
 ※5/23 修正されました
何にせよ、突発的な前言撤回は勘弁シテクダサイ orz

  ■封鎖される封鎖されないスキルについて。
Q:封鎖されている時に、《オーバーパス》や《フェイドアウェイ》を使用してマイナーアクションで[離脱]を行なうことはできますか?
A:できません。封鎖されている場合、[離脱]に行為判定が必要となるからです。

 ・・・え?《オーバーパス》って「[封鎖]されない」スキルなんじゃ・・・。
もしかして《ハイジャンプ》と間違ってませんか?

※以下、5/23補足

 5/23FAQで修正されなかったため、「上記内容は一切の誤植は存在しない」と考えてみます。
 さて、上記は「《オーバーパス》《フェイドアウェイ》を」と記述されており、 《オーバーパス》〜〜」とは書かれていません。 つまり、上記は両スキルを併用した場合の事ではなく、各スキルを単独で使った場合のことをさしています。
 つまり、上記質問の裏には

Q:封鎖されている時に、《オーバーパス》を取得していれば、マイナーアクションで[離脱]を行なうことはできますか?
A:いいえ、[封鎖]されているかどうかに関わらず、離脱には通常メジャーアクションが必要です。

とゆー文章が隠れているのではないでしょうか。



  ■エラッタなFAQ?
Q:ネヴァーフの《ラーニングポーション》を、《シンセサイゼーション》と併用した場合どうなりますか?
A:《シンセサイゼーション》によって作成する前の「種別:ポーション」に《ラーニングポーション》の効果を与えるものとします。したがって、HPポーションを2個ならば【HP】の回復量は+4されますし、HPポーションとMPポーションならば【HP】の回復量が+2[3D6]、【MP】の回復量が+2されます。

 えーっと、気を取り直して。
 スキルの説明上は「ダイスロールの結果を+2」ですが、どうやらポーションの回復量を純粋に+2するように変更されたようです。
・・・エラッタは出さなくていいんでしょうか?

  ■再動!エンカレッジ
Q:《エンカレッジ》で、行動済のキャラクターを行動させることは可能ですか?
A:可能です。

 記述がどうにも不明確なエンカレッジですが、対象を2度動かすことも可能であると確定しました。 そしてカリキュレイトと違い、「未行動でなければ使用できず」とは書いていないため、 行動後に自分に《エンカレッジ》も可能というわけです。流石はダンサースキル、オイシイですね。

  ■フライト必須なご時世到来?
Q:[飛行状態]の時、封鎖されているエンゲージからマイナーアクションで[移動]することはできますか?
A:できます。[飛行状態]の場合、[離脱]のルールが適用されないためです。

 タクティカルなゲームを始めると重要度がどんどん上がっていく[飛行]がさらに強化(?)。封鎖するアイテムや スキル(エネミーの)がちょっと悲しくなるかも。

  ■飛行とはいえ万能ではない!
Q:[飛行状態]のキャラクターが、敵対するキャラクターとエンゲージした場合、どうなりますか?
A:エンゲージしたところで[移動]は終了します。これは敵対するキャラクターが[飛行状態]であるか、どうかは関係ありません。

 飛行してるんだから頭上を飛び越えていーじゃんという気もしますが、無理なようです。ちぇー

  ■HPダメージ減少と防御点上昇は違います
Q:《ブレイクスラッシュ》や《カッティングプラン》などは、《ガーディアン》や《インヴァルネラブル》を無効化することができますか?
A:できません。《ガーディアン》や《インヴァルネラブル》は、[HPダメージ]を軽減するわけではなく、0に置き換えるスキルです。したがって、《ブレイクスラッシュ》では無効にすることはできません。《ブレイクスラッシュ》などに対して効果を発揮することができないスキルは、発生した[HPダメージ]を直接軽減するスキルです。したがって、防御力を上昇させるようなスキルにも効果はありません。

 不思議な補足事項が付記されましたが、「防御力が増えたらダメージが減るから、フォートレスもブレイクスラッシュで無効化できるはず!」と思った人でも居たのでしょうか。

  ■出たり消えたりする不思議な魔導銃は健在ですが
Q:「タイミング:パッシヴ」のスキルの効果を受けないことを選択することはできますか?
A:できません。

 前々から時折上っていた話題ではありますが、一応の決着を見たようです。 ON/OFFで愉快な現象が遊べると思ってたりしたんでちょい残念(カエレ

  ■今!死にかけの俺が皆を守るとき!!
Q:「他人をかばう」の宣言を行なうタイミングはいつですか?
A:宣言のタイミングはダメージロールの直前となり、「他人をかばう」を行なったキャラクターは回避判定を行なうことなく、対象のキャラクターが受ける予定だったダメージを受けることになります。なお、「他人をかばう」と《カバーリング》を同時に行なうことはできません。

 《カバーリング》+[かばう]で二人かばう現象はダメだそうです。

  ■さらばコンバット
Q:《コンバットセンス》を使用したキャラクターと《カリキュレイト》を使用したキャラクターが、最初にメインプロセスとなる機会を得た時、どちらが先に行動することになりますか?
A:【行動値】を比較して、値の高いキャラクターから先に行動してください。

 流石に《コンバットセンス》が不遇すぎるんですが。《カリキュレイト》の遥か下位スキル・・・


  ■アルケミ以外の短剣戦士に光が?
Q:《アンビデクスタリティ》を使用している場合、《ブルヒット》で加算される武器の重量はふたつの武器の合計でしょうか?
A:そのとおりです。

 短剣は軽すぎるのでGMが気を利かせない限りはダメですな・・・。 これなら新仕様の《シャインストライク》の方が上です。


  ■10点払ってとりあえずゲットしておこう
Q:《ダンシングヒーロー》や《ギフト》を使った判定を、フェイトによって振り直した場合、《ダンシングヒーロー》や《ギフト》の効果を再び受けることはできますか?
A:できます。判定の結果が確定していないため、《ダンシングヒーロー》などの効果はそのまま有効となります。

 フェイトと違い、振りなおしても無くならない《ダンシングヒーロー》。流石はダンサー(ry


  ■理知の宝玉の謎
Q:理知の宝玉とセットアッププロセスで使用するスキルを同時に使用することはできますか?
A:できません。

P93 理知の宝玉 解説
誤:行動値を+[装備したキャラクターの
正:ラウンド終了まで、行動値を+[装備したキャラクターの

 素で気付きませんでしたが、実はバグアイテムだった理知の宝玉。 ・・・使っておけば良かっt(銃声


  ■そんなことより加護10レベル
P145 潜在能力 効果
「このスキルは1シナリオに1回だけ使用できる。」を追加

 そろそろ何のために存在するのかわからなくなってきたこのギルドスキル。 現状でギルドスキルレベルの上限値が無い以上、まず役に立たないと思われます。


  ■その他、説明不要なエラッタ&FAQ
Q:スキルの《ヘイスト》や《スロー》、アイテムなどで【行動値】が変化した場合、【移動力】も変化しますか?
A:変化します。

Q:ドロップ品を決定するダイスロールは行為判定ですか?
A:行為判定ではありません。

P27 右段8〜9行目
誤:「タイミング:メイキング」以外の他の種族の[種族スキル]を
正:他の種族の[種族スキル]を



 FAQ内の補足文書に対して矛盾のある《ラストリゾート》に加え《ラーニングポーション》の仕様変更が FAQで行われる怪奇現象まで発生し、ますます混迷を深めていくエラッタ&FAQ。かなりの確率で 誤植っぽい《オーバーパス》を含め、最近のエラッタ&FAQはなんだか変です。
 真面目な話、適用にはワンテンポ(アバウト1週間)おいたほうがよろしいかも知れません。 無用なトラブルの種になりかねませんから・・・。


作成者:Tryarks(三元の間)

諸君らの愛した万能クラスは死んだ!

何故だ!!



エイプリルフールは過ぎたはず。
春の陽気の悪戯か?
はたまた花粉の悪影響?
嘘だと言ってよバーニィ!!




アリアンロッド公式ページ】より、エラッタ(4/20版)&FAQ(4/15版)



  ■パラディンの中核スキル、盛大に弱体化
P50 グレイスフォース & シャインストライク
タイミング 誤:パッシヴ → 正:マイナーアクション
判定    誤:− → 正:自動成功
コスト    誤:− → 正:6
解説    誤:あなたが使用する → 正:その[メインプロセス]で行なう
※4/21 修正されました
 パラディンの強さの中核を支えてきた強力スキル、グレイスフォース&シャインストライク。 若干強すぎ感もあった両スキルに対し、弱体化パッチが適用されました。
 要するにパッシヴスキルだったのがマイナーアクションで使用するコスト6のスキルに生まれ変わった わけですが、これがどれだけ弱体化なのか解る人にはよっく解っていることでしょう。持続時間については記述がありませんが、 おそらくはそのメインプロセス終了までだと考えられます。(まさか1シーン持続?だったら記述するよなぁ・・・) ※4/21 修正されました
 ちなみに私の持ちキャラは支援+ちょい前線パラディン。パラディンのスキルの強さをアテにして支援イロモノ格闘系をやってたのですが、 この修正のお陰で諸々崩壊。かなり落ち込んでいます・・・ orz

  ■かばいあいの連鎖、断ち切れ、FAQ!
Q:「対象:範囲」の攻撃に対して、「他人をかばう」や《カバーリング》を使用した場合、どのような処理になりますか?
A:「他人をかばう」や《カバーリング》を使用したキャラクターが2回ダメージを受けることになります。このダメージは合計ではなく、別々に適用します。

Q:「他人をかばう」や《カバーリング》《アラウンドカバー》などを使用して他のキャラクターのダメージを受けたキャラクターを、さらに《カバーリング》などした場合、どうなりますか?
A:最初に《カバーリング》などを使用したキャラクターが受ける予定だったひとり分のダメージを、次に《カバーリング》したキャラクターが受け持つことになります。たとえば、AをBが《カバーリング》、BをCが《カバーリング》した場合、AのダメージはBが、BのダメージはCが、CのダメージはCが受けます。つまり、Aはまったくダメージを受けず、Bはひとり分、Cがふたり分のダメージを受けることになります。

 結局のところ、「一回分のカバー」=「1人分のダメージを引き受ける」処理を行う、という事です。デジタル的に考えればOKのはず。
 尚、《アラウンドカバー》したキャラクターを 「かばう」と、《アラウンドカバー》をされた中から「ひとり分のダメージ」を引き受けるだけなので意味がありません。 (《アラウンドカバー》の対象が一人だけなら違いますが・・・それはアリエネエだろうと)
アラウンドカバーに関して仲間内で完全に意見割れが起きたため、判断保留とさせていただきます。 現状、公式への問い合わせを知人に送ってもらいました。もし間違いだったらごめんなさい。 ※6/7 修正

  ■GM経験点はギルドに奪われる?
Q:GMの成長点の計算の元となるプレイヤーの成長点は、ギルドへの提供点を引く前のものを使用するのですか? 引いた後のものを使用するのですか?
A:ギルドへの提供点を引いた後のものを使用します


 「ギルドに奪われる」というより、「PLへの経験点」=「ギルドへの提供分を計上後の数字」であると考えましょう。 どーせPLより少ないことはまず無いので、気にしない気にしない。

  ■スクウェア戦闘はお得?
Q:[離脱]によって、他のエンゲージに入ることはできますか?
A:できません。他のエンゲージに入るためには[移動]する必要があります。[離脱]は[移動]ではありません。ただし、スクウェア戦闘ルールを採用している場合は、この限りではありません。

 自在に[離脱]出来るキャラクターにとってはそこそこ影響のある内容です。
 以前出ていた「[エンゲージ]時の《ブリンク》」についても「NEW」となっていますが、これは「[離脱]は[移動]ではない」という定義がされた関係でちょこっと修正されているためです。
 で、スクウェア戦闘ルール時はどうなるのかというと ↓

  ■すべてはGMの御心のままに
Q:[離脱]を行なう際に移動できる距離は【移動力】mですか? それとも1スクウェアですか?
A:基本ルールに則り、GMの了承を得て、【移動力】mから計算したスクウェア分だけ移動できます。ただし、エンゲージからエンゲージに移動することはできませんので、敵対する他のキャラクターがいるスクウェアに入ることはできません。この時に4方向すべてのスクウェアに敵対するキャラクターが存在する場合、やむを得ないので、そのいずれかのスクウェアに入り、エンゲージし、そこで[離脱]が終了することになります。なお、[離脱]する方向についてもGMが状況を考えて指定するのがよいでしょう(もちろん、GMがプレイヤーの任意という指定をしてもかまいません)。

 要するに、[離脱]する方向に敵が居るなら[離脱]はできないだろう、という考え方のようです。  これなら四方を囲まれていると動けないような気もするのですが、一応動けはする模様。

  ■まあ、GM様は神様ですから
Q:地精霊のオーブやアクエリスタッフの解説に他の属性に対応した物があると書かれていますが、それらのアイテムも同じ値段で買えるのでしょうか?
A:買えることにしてもかまいません。最終的な判断はGMが行なってください。

 地とか水だけ存在する理由も無いので、そのくらい良いのではないかと。たまにはドロップ品の属性を変えてあげると喜ばれるかも?

  ■マグニフィ派の勝利です
Q:ネヴァーフの《ラーニングポーション》は、《シンセサイゼーション》と併用することによって+4になりますか?
A:なりません。《シンセサイゼーション》を使用したとしても、ダイスロールは1回だけだからです。

 要は《シンセサイゼーション》の有無に関わらず、ダイスを振る際に+2する、と言う意味です。 記述のおかげで若干混乱する人が居るかも知れませんので、一応補足。

  ■次元反転分離攻撃を使っていると考えれば!(無理
Q:ナイフなどで《ダブルショット》を使用する場合、2本装備している必要がありますか?
A:必要ありません。1本のナイフを装備している状態で使用することができます。《アローシャワー》も同様に1本のナイフで使用することができます。

 アリアンロッドは全般的にゲーム的処理を優先するようです。深く突っ込んだら負けです。

  ■雑魚(or味方)を狙って罠発動&巻き込むぜ作戦・・・失敗!
Q:《ブービートラップ》の使い方が分かりません。
A:《ブービートラップ》は、対象がトラップを作動させたことにするスキルです。したがって、どのトラップを作動させたかは《ブービートラップ》を使用した時に決定し、そのトラップの解説に記述されているとおり、処理を行ないます。なお、《ブービートラップ》は単体の対象に、トラップの効果を適用するスキルですので、トラップに記述されている対象は適用されません。したがって、エンゲージに効果を及ぼすトラップを《ブービートラップ》で使用したとしても、その対象のいるエンゲージすべてのキャラクターに効果は適用されるわけではありません。

 既視感のある質問ですが、トラップの効果がエンゲージ全体に適用されない旨が明記されています。

  ■俺の魔術弾がイマイチ唸らないわけだが
Q:《スペルブレット》にメイジの《マジックフォージ》を使用することができますか?
A:《スペルブレット》は[魔術]ではないため、使用することはできません。これは[魔術]に効果を及ぼす他のスキルすべてにもいえることです。

 《スペルブレット》はイマイチ汎用性に欠けるようです。

  ■ウィザードの《アーマーダウン》、ソーサラーの《ディスペル》。非回避系はつらいよ旅情編
Q:《フォートレス》を使用している時に《アーマーダウン》をかけられて[物理防御力]が下がった時に、《フォートレス》を解除した場合どうなりますか?
A:《フォートレス》の効果を受けていない状態から、《アーマーダウン》の分を再計算し、現在の[物理防御力]を求めてください。もし、この後にさらに《フォートレス》を使用した場合は、やはり《フォートレス》の効果を受けている状態から《アーマーダウン》の分を再計算します。


 防御力が上下するような効果を受けるたび、計算し直しになるようです。バリア等の修正も同様です(たぶん)。


 その他、ホーリーブレストの重量が下がってたりと和む修正があったりしますがそんなことより!
 今回はパラディンスキル《グレイスフォース》《シャインストライク》に対するエラッタが最大の修正点と言えましょう。バランス調整パッチなのは解りますが、 かなーり今更感があるため某スレ上でも異論・反論が出ている様子。加えて効果時間の説明不足もあるため、 今回ばかりはちょっとだけ様子見した方が懸命かも知れません。 ※4/21 修正されました
 この補正はかなり突然の変更になるため、(特に既存パラディンの)プレイヤーにとってはやや受け入れ難いものかも知れません。 しかし、基本的に公式の修正パッチであるため、コンベンションやオンラインセッション等不特定多数の参加者が居る場合は 適用した方が良いでしょう。但し、既存キャラクターのコンセプト等が崩壊する危険性もあるため、 GMの方はスキル取得内容の変更等はある程度認めても良いかと思われます。
 また、限定された環境や、固定メンバーで稼動しているキャンペーン環境については、影響が大きすぎる場合などは 導入を検討する余地はあると思われます。ゲーム参加者間で話し合ってみてはいかがでしょうか。



作成者:Tryarks(三元の間)


アリアン時事にゅーす

吹き荒れる花粉が春到来を告げる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先月に引き続きエラッタ&FAQ更新と思いきや、今月はFAQのみの更新です。

掘っても掘ってもなくならぬ、世の中まだまだナゾがある。




アリアンロッド公式ページ】より、FAQ(3/15版)

  ■モンク愛好家に衝撃!素手なら盾とも併用可
Q:素手で攻撃できるのはどのような時ですか?
A:右手か左手のどちらかが武器、盾を装備していない時に、素手で攻撃を行なうことができます。また、両手武器を装備している時も使用できません(ただし《パワーアーム》を取得し、片手に両手武器を装備している場合は除きます)。

 てっきり部位は両手と思い込んでいた方も多かったと思いますが、確かにエラッタには 『「種別:格闘」のすべての武器の「装備部位:片手」を「装備部位:両手」に修正』と記述されており、素手は例外扱いだったようです。
 ・・・ちなみに、「よっしゃーコレで《ナチュラルウェポン》な俺のドゥアンがパワーアップだぜ!」とはなりませんのでぬか喜びとかはしないように。 アレは装備を獲得するスキルであり、素手のデータを強化するわけではありません。
(※GMにより判断が分かれる場合もあるので最終的には各卓で判断してください)

  ■ストライクバック関連二点
Q:《ストライクバック》などのようにリアクションで相手に攻撃を行なうスキルをしようした場合、処理順はどうなりますか?
A:通常の手順のとおりに行なってください。まず命中判定ステップで能動側の命中判定を行ない、次にこのリアクションとして受動側の命中判定を行ないます。両者の判定の結果が出た後、ダメージロールステップに移ります。もし、両者ともにダメージを受けていたならば、能動側、受動側の順にダメージロールを行なうとよいでしょう。なお、判定の結果はすでに決定されていますので、たとえ能動側、もしくは受動側がこのダメージロールによって戦闘不能となっても、発生したダメージロールは適用することになります。

Q:《ストライクバック》などのように「判定:命中判定」「タイミング:リアクション」となっているスキルに対して、《カタナマスタリー》など「タイミング:パッシヴ」で命中判定に影響するスキルは有効でしょうか?
A:スキルで指定されている条件さえ満たせば有効です。

 前者は、反撃技のダメージは攻撃・反撃同時に適用、と言うこと。その攻撃で倒れようがダメージは適用されます。また一人が両方に《プロテクション》等は不可能です(まずあり得ない状況ですが)。
 後者は「パッシヴ」を記述どおり解釈すれば問題ないと思うのですが・・・

  ■「くらえ!」→「何処から攻撃してきやがったんだ?!」×2 【スパロボ風に】
Q:《トリプロブロウ》などのように複数回の[白兵攻撃]を行なうことができるスキルを使用している途中で《ソウルバスター》などによって反撃されて自分の【HP】が0になった場合、残りの[白兵攻撃]を行なうことはできますか?
A:できません。【HP】が0になった時点で[戦闘不能]となります。また、《アヴォイドダンス》などを使用され、エンゲージを離脱されてしまった場合も同様に[白兵攻撃]を続行することはできません。

 初弾を《アヴォイドダンス》で回避されるとかなりショボーンとなる《トリプロブロウ》。当てに行くなら最初の一撃こそ本気で当てに行く必要があります。
 逆に《レイジ》と併用される等したら、フェイトを目いっぱい使ってでも初弾を《アヴォイドダンス》で回避する価値があります。

  ■使用武器は単一推奨?
Q:《ウェポンチェンジ》で交換することのできる武器はひとつだけですか?
A:ひとつだけです。

 そもそも需要無いだろ?って感のある《ウェポンチェンジ》がこのたび更なる弱体化。 「片手武器+盾」→「両手武器」のような持ち替えぐらい出来ても、バチは当たらないと思うのですが。

  ■魔術だからって差別するなよ
Q:《シークレットアーツ》や《マーダースキル》は「判定:魔術」のスキルにも使用できますか?
A:使用できます。

 使用できなかったら悲しすぎます。この手の、武器攻撃とも魔術とも限定されないスキルは幾つか存在します(特にダンサー)。 先入観で片方のみと考えたりしないように注意しましょう。

  ■セットアップスキルは順番が重要
Q:セットアッププロセスでギルドスキルとスキルを同時に使用した場合、どちらを先に処理するのでしょうか?
A:PC側だけがギルドスキルとスキルを使用しているのであれば使用する順番は任意に決定してかまいません。

Q:セットアッププロセスで複数のギルドがギルドスキルを使用した場合、処理の順番はどうなりますか?
A:複数のキャラクターがセットアッププロセスで行動する場合と同じように処理を行ない、任意のキャラクターの順番の時にギルドスキルを使用するようにしてください。

 後半になれば成る程重要になる「タイミングがセットアップのスキル」。揉め事の原因にもなりかねないため、ルールをよく確認しておくと良いでしょう。
 余談ですが、幾つかの理由から私のプレイ環境では「セットアップは宣言順処理(モメたらPC優先)」としています。


 その他、キャラクターシートの「戦闘」の項目の書き方が解説されています。
 そろそろFAQだけで小冊子が作れちゃいそうな勢いですが、謎が謎を呼ぶのがFAQの仕様。今回の 素手と《ナチュラルウェポン》関連でもう一回くらいFAQが出てきそうな気もしますが、それは次回のお楽しみと言うことで。
 今回はこの辺で。皆様、良い春休みTRPG生活をお過ごしください(一部を除く)。


ヽ(`Д´)ノ うらやましくなんかないやい!

作成者:Tryarks(三元の間)



えらったさまがみて春


アリアンロッド愛好家の皆様、新年明けましておもでとうごz

                 ナニイテンダ!
                      Oノ     ギャー
                      ノ\_・'ヽO.
                       └ _ノ ヽ
                           〉'



・・・2ヶ月ぶりのエラッタ&FAQ更新です。(あれ?デジャヴュが
ネタと言うネタも出尽くしたかと思いきや実はまだまだ謎だらけ、
そんなFAQワールドに今月もご案内ー。


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(2/15版)

  ■二刀流とか盾とかのアレコレ。
Q:盾を右手と左手の両方に持った場合、防御力は累積しますか?
A:右手と左手の両方にそれぞれ武器や盾を持っている場合、同じタイミングで使用するものはどちらかひとつしか使用できない(効果がない)ものとします。たとえば盾を両方の手に持っていたとしても、[ダメージロールステップ]では片方の盾しか使用できませんし、武器を両方の手に持っていたとしても[命中判定ステップ]で使用できるのは片方の武器だけです。ただし、《アンビデクスタリティ》《ツインウェポン》などのように両手に装備した時に効果があるものは例外とします。また、右手に剣、左手に盾を持っている場合、同じタイミングで同時に使用するわけではないので、両方の効果は有効です。

Q:メイジスタッフを右手と左手の両方に持った場合、魔術判定に+1の効果が累積し、魔術判定に+2となりますか?
A:なりません。上記の質問でも答えたとおり、同じタイミングでは片方の手に持っているアイテムの効果しか受けられません。ただし、《ツインウェポン》を取得している場合、両方の武器の効果を受けることができます。

Q:《アンビデクスタリティ》や《ツインウェポン》などで、両手にそれぞれ特殊な効果を持つ武器を装備した時、その効果は重複しますか? たとえば、両手に精霊のナイフを持っている状態で《アースウェポン》などをかけられた場合、そのダメージを+4D6することができるのでしょうか?
A:《アンビデクスタリティ》や《ツインウェポン》を取得している場合に限り、重複しまし、それぞれ別の効果を持つ武器を装備した場合、それぞれの武器の特殊な効果も受けることができます。ただし、『ダブルイメージ』に掲載されているスターシャインのように使用の宣言を必要とするアイテムは、ひとつのタイミングでひとつのアイテムしか使用することができませんので、どちらか片方しか使うことはできません。また、右手にナイフ、左手にカタールを持ってナイフを射撃攻撃した場合、《アンビデクスタリティ》の効果を受けることはできません。それぞれの手に射撃攻撃可能な武器を持つ必要があります。

なんかゴチャゴチャと書いてありますが、まとめるとこう言う事かと。
◆効果を得るのは手に持った装備のうちどれか1つのみ。
 (盾2枚や武器2本は無意味、剣に防御値があっても盾と併用できない)。
◆特殊効果のある装備もどれか1つしか効果を発揮しない。
◆《アンビデクスタリティ》《ツインウェポン》は例外。特殊効果を含む装備効果をすべて同時に発揮できる。
◆《アンビデクスタリティ》補足:短剣で射撃を行う際は使用する武器は両方とも射撃可能なものに限定される。

・・・「護りの剣」愛好家に関してはスルーで。
  ■腰に羅刹の鞘、オサレの盾に羅刹の鞘とかどうよ?
Q:装備品として装備しているアイテムと同じアイテムをおしゃれの盾で装備した場合、その効果は重複しますか?
A:重複します。ただし、おしゃれの盾を両手に持った場合、同じタイミングでは片方の手に持っているアイテムの効果を受けられません。

 装備次第ではかなり強力そうなおしゃれの盾。
 三元の間はおしゃれの盾をおしゃれに使う人を応援しています。
  ■バックラー侍とかバックラーグラップラーとか。
Q:バックラーを装備した状態で、《トゥーハンドアタック》を使用することは可能ですか?
A:可能です。《トゥーハンドアタック》は本来片手で使用する刀を両手を使用するスキルです。したがって、片手を専有しないバックラーならば使用することが可能です。

 「装備欄の「右手」や「左手」を使用せずにひとつだけ装備可能」と記述されているため、スキルにも影響を与えないバックラー。エリンディル全土で大人気アイテム間違いなしでしょう。  ちなみに赤字で書いてあるのは原文にある謎誤植。あなたを犯人です。
  ■ブロウアップ×複数→自己犠牲→蘇生→再行動→ブロウアップ とか。
Q:《ブロウアップ》にはダメージを決定するロール(ダメージロール)がありませんが、《ファイアステップ》の効果を適用することはできますか?
A:できます。《ブロウアップ》のダメージは固定値なので、ダメージロールを行なう必要はありませんが、ダメージロールを行なったとみなしてください。また、《ブロウアップ》のようにメジャーアクションを使用するスキルで、ダメージが固定値のものも同様として扱ってください。したがって、《ファイアステップ》の効果を受けることはできますし、《ブロウアップ》に対して、《プロテクション》《ソウルバスター》などのタイミングがダメージロールの直前や直後のスキルを使用することもできます。もし、追加ダメージをダイスで決定するようなスキルを併用した場合、その追加のダメージはダイスで決定してください。

 ダメージロールの存在しない謎の自爆スキル、ブロウアップにもようやっと解説が入りました。ダメージロールの直前、直後のタイミングが存在するため、それぞれのスキルは使用可能ということです。めでたしめでたし。
  ■腕の悪い奴ぁ引っ込んでろぃ!
Q:《連携攻撃》で同一の対象に対してひとり目が成功、ふたり目が失敗、3人目が成功、4人目が成功となった場合、4人目からダメージに+1D6の追加を行なうことができるでしょうか?
A:できません。そのラウンド中に攻撃を1回でも失敗した場合、その対象に《連携攻撃》を適用することはできません。

 3点ギルドスキルの中ではとかく使いやすい部類に入る《連携攻撃》。オイシイ目を見ようとして行動手番を遅らせていると(´・ω・`)な事になるかも?

 以前から盾の扱いに関しては記載してありましたが、誤解の無い様再度補足された形になっています。やはり質問は多かったのでしょうか。
 エラッタについては、「バーストルビー」が射撃攻撃になったのが最も大きいでしょう。またアースドラゴンの愉快な移動力が訂正されたり、 一部エネミーの「肉」が別の部位に置き換わっています。何か思うところでもあったのでしょうか。
 もはや全てのエラッタ情報を把握するのはほぼ不可能な状況になりつつありますが、プレイ時に混乱が無い様に情報管理を心がけましょう。

 では、今回はこの辺で。皆様、良いTRPGライフをお過ごしください。



作成者:Tryarks(三元の間)




年末 えらったさん

ダブルイメージ発売に伴い(?)、2ヶ月ぶりのエラッタ&FAQ更新です。
この期に及んで基本に立ち返った内容ではありますが、例によって
修正・変更点を掻い摘んでご解説。


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(12/15版)


  ■MPダメージ最強伝説
Q:【MP】が0になった場合、キャラクターは戦闘不能になるのですか?
A:なりません。

 内容とは全然関係ないけどMPダメージってカバーリングもアラクネも効かないらしいですよ。踊れダンサー。

  ■どっかでみたよーなみなかったよーな?
Q:フェイトを使用して、行為判定を何度も振り直すことはできますか?
A:できません。1回の行為判定で振り直せるのは1回だけです。


 前のと併せてなんか既視感のある質問ですが、ルールブックの記述どおり一回までです。

  ■突然だが貴様らに基礎を叩き込んでやる
 スキルの基本的な法則について解説します。
 武器攻撃に対して効果を及ぼすスキルは、白兵攻撃、射撃攻撃の両方に使用することができます。したがって、ウォーリアの《バッシュ》は白兵攻撃と射撃攻撃の両方に使用することができます。ただし、白兵攻撃や射撃攻撃に限定されている場合、それぞれの攻撃方法でしか使用できません。このため、マイナーアクションでガンスリンガーの《ラストリゾード》を使用した場合、ウォーリアの《ボルテクスアタック》や《ブランディッシュ》は使用できますが、レンジャーの《ブルズアイ》や《アローシャワー》は使用できなくなります。
 同様に判定に使用する能力値が指定されている場合も、その能力値でしか使用できません。したがって、セージの《ディスマントル》の効果で【知力】を使って[トラップ解除]を行なう場合、《リムーヴトラップ》の効果を受けることはできません。
 また、効果が似ているスキルに対する質疑応答も、スキル全体に対するものとしてまとめ直しました。スキルを使用する上で疑問点が出た場合、まずスキル全体に対しての質疑応答を読んで、次に各クラスの項目を参照するとよいでしょう。

 何故基本法則がこの期に及んで出てくるのか?と思う人も多いかもしれませんが、おそらくルールどおりに解釈すれば問題ないような 質問(バッシュは射撃に使えるんですか?等)が絶えないので一度基本部分を説明した、ってとこでしょう。何事も基本が大事です。

  ■ハイプロテクション敗れたり
Q:《プロテクション》などのように効果をダイスで求めるスキルを重ねがけする場合、ダイスの結果を見てからスキルを使用するかを決定できますか?
A:できます。

 例えばプロテクション5レベルを使用し全部6が出たとしても、それを確認した上でプロテクション1レベルを重ねる(上書き処理)出来るということ。
 ククク・・・(邪

  ■短剣投げ使いに幸アレ
Q:《アンビデクスタリティ》を取得している時、両手に射撃攻撃可能な短剣を装備している場合、射撃攻撃にも《アンビデクスタリティ》の効果は適用されるのでしょうか?
A:適用されます。ただし、射撃攻撃を行なった場合、短剣を2本とも投げてしまうことに注意してください。

 短剣投げ使いって数少ない気がするんですが、実際のところはどうなんでしょうか。

  ■未来永劫負けスキル
Q:《ストライクスロー》は射撃武器を持っている場合、武器の攻撃力に+[2+SL]されますか?
A:されません。《ストライクスロー》は射撃武器を使用しないで、射撃攻撃を行なうためのスキルです。

 このスキルで頑張ってる人はいるのだろーか・・・。

  ■サムライ、夢の二刀琉
Q:《ウェポンクリエイト》で「種別:刀」の武器を作ることはできますか?

A:できます。

 《トゥーハンドアタック》の関係でどちらの上級戦士クラスにも適合しなかったサムライですが、サムライ錬金術師 ウォーロード(なんじゃそら)と言う新たな道が!

  ■サモナーもアコもセージを目指す
Q:《エフィシエント》を《プロテクション》に使用した場合、《プロテクション》のダイスの結果に《エフィシエント》の分を加算し、その合計をダメージから軽減するのですか?
A:そのとおりです。

 《エフィシエント》が最も威力を発揮するのが《プロテクション》《アラクネ》だったりします。次点はヘイスト。

  ■迷走、エネ爺フロウ
Q:《ウェポンシュート》を行なった時に《エナジーフロウ》を使用すると、《エナジーフロウ》で上昇させた分も2倍になるのですか?
A:なりません。《ウェポンシュート》で2倍にしたあと、《エナジーフロウ》の分を加算してください。

 更なる記述変更により新たに沸いた疑問点。気持ちはよっくわかります。おそらく、処理の順番の関係でダメなのでしょう。 従って《フルスイング》も却下の模様。・・・残念!


 FAQは他に一部、NEWとついてるわりに前からある、もしくは若干文言を変更しただけのものがあります。
 エラッタについては、新発売のダブルイメージに早くも正誤表が (´・ω・`)
 他、ブレストプレートがアコさんにも着れる様になったり、ナイトシールドの防御力が1点増えたりと、 細かいところで何かが微調整されてるようです。
 そろそろすべてを把握するのが大変になってきましたが、くじけずにルルブに直書きとかで対応しましょう。・・・鉛筆で。

 では、今回はこの辺で。皆様、良いお年を。



作成者:Tryarks(三元の間)



最終更新2004.10.18


月刊 えらったさん

毎度お馴染みエラッタ&FAQ更新でございまーす(ちり紙交換屋風に)。
そろそろ重箱の隅に近い内容になってきましたのでネタ分的にちょっぴり不足気味ですが、
このコーナーではいつもどおりに修正・変更点を掻い摘んでご解説させていただきます。



アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(10/15版)


  ■2レベル以上に出来ない[SL]回使用可能なスキルって何かと思いましたが
P57 ブラインドスポット 解説
誤:《フェイント》を取得していなければならず、SLは2レベル以上にできない。
正:《フェイント》を取得していなければならない。


 ・・・唯の誤植だったみたいです。そりゃそうか。

  ■二刀流はモンクが基本?・・・昔の話さね(苦虫を噛み潰したような表情で)
P64 エナジーフロウ 効果
誤:[攻撃力]を+1する。
正:あなたの装備している武器ひとつの「攻撃力」を+1する。


 当初何の攻撃力かを明記していなかったので1ヶ月前のエラッタで修正され、二刀流万歳なスキルになったかと思いきや 弱体化パッチの適用です。・・・二刀流の事忘れていたとか?・・・まさか、ね・・・。

  ■特定種族の頼みを断れない欠点にエロスを感じた奴は手を上げろ! ∪´ω`)ノ
Q:ライフパスで得られる境遇の短所には、かならずしたがわなければならないでしょうか?
A:状況によります。「頼みを断わることができない」という短所を持っているキャラクターだとしても、罪もない人物を殺すように依頼された場合、普通はその依頼を受けることをためらうはずです。最終的にどのように短所を扱うかは、GMとプレイヤーの間で相談して決定するのがよいでしょう。


 シナリオの都合で「放浪者」の欠点が発動し突然消えてしまうとか。「幸運の星」の欠点が発動してシティアドベンチャークエストを こなせないとか。その類です。

  ■カバーリングすればインベナムも怖くないぜ作戦・・・失敗!
Q:《インベナム》を用いた攻撃に対して《カバーリング》を行なった場合、[毒]の効果も受けますか?
A:受けます。また、[毒]だけでなく他のバッドステータスやその他の付加効果の影響も受けます。

Q:《スレイヤー:動物》を用いた攻撃に対して、人間のキャラクターが《カバーリング》を行なった場合、《スレイヤー:動物》の効果は受けますか?
A:受けません。ただし、《スレイヤー:人間》の攻撃に対しては効果を受けることに注意してください。


 元の記述をベタ読みすると「HPダメージのみ持ってくる」ように見えるので、疑問に思う方も居た模様です。 ・・・要するに。カバーリングの効果は「対象に命中した攻撃の対象をあなたに変更する」と考えるとわかり やすいのではないでしょうか。

  ■そもそもこの技能は需要があるのかしらん
Q:《クリアマインド》の「あなたが使用するスキルひとつ」とは、1種類のスキルという意味ですか?
A:違います。あなたが使用するスキルの中のひとつという意味です。したがって、《ダブルキャスト》などで《ファイアボルト》を2回使用したとしても、コストを0にできるのは、どちらかひとつだけです。


 状況がかなり限定した話ですが、要は「使用するスキルの中の1つ」であって、上記のように《ファイアボルト》×2のMPを0には出来ない、と言うことだそうです。

  ■複数攻撃や範囲攻撃は反撃のマト!
Q:《トリプルブロウ》などのように複数回攻撃するようなスキルに対して、それぞれに《ストライクバック》を使用された場合、そのすべての反撃に対して《プロテクション》を使用できますか?
A:使用できません。《トリプルブロウ》が1回の[メジャーアクション]となり、《ストライクバック》はその延長上に発生するためです。これは《ブランディッシュ》などの複数にキャラクターに攻撃するようにスキルに対して、複数のキャラクターから《ストライクバック》で反撃された場合でも同様です。

 ダメージ軽減を受けずらい《ブランディッシュ》や《トリプルブロウ》ですが、 これの反撃に対しては同じ欠点を背負ってしまうとのことです。

  ■「こいつ・・・既に意識が・・・」「そのシーンカーーット!リテイクでーっす」
Q:《トリプロブロウ》は3回の[白兵攻撃]を行なうことができますが、その途中で《ソウルバスター》などによって反撃されて自分の【HP】が0になった場合、残りの[白兵攻撃]を行なうことはできますか?
A:できません。【HP】が0になった時点で[戦闘不能]となります。

 トリプルブロウ中は尚更反撃が重要と言うことみたいです。ションボリ(個人的感情)

  ■反撃の傷の数だけ強くなれるよ?
Q:《レイジ》の効果を受けている状態で《トリプロブロウ》を使用して、その途中で《ソウルバスター》などによって【HP】が減少した場合、残りの[白兵攻撃]は《レイジ》によるダメージも増えますか?
A:増えます。ダメージロールステップのごとに《レイジ》の効果を求めてください。


 逆に、反撃で倒しきれないと危険と言うことですね。これはこれでデンジャラス。 《トリプロブロウ》そのものは若干弱くなったのですが、 一番ベタな(推測)使われ方をしている限り、強い事に変わりは無いようです。

  ■二人の愛は一撃必殺
Q:《ディスコード》を使用した時、バードのキャラクターはダメージロールの修正を上昇させるためにフェイトを使用することはできますか?
A:ダメージロールは対象となったキャラクターが行なうために、バードのキャラクターはフェイトでダイスを増やすことができません。ただし、《ディスコード》によって追加するダメージ分をバードのキャラクターがロールすることにして、フェイトの使用を認めてもよいでしょう。最終的な判断はGMが行なってください。

 「本来は出来ないけどその方が面白そうだしいいんでないの」的な回答です。 勿論個人的にはフェイト使えたほうが楽しいとは思うのですが、敵の即死率を上げるのは微妙かも。

  ■さしもの《ガーディアン》でも防ぎきれまいて
Q:《ダブルキャスト》は1回の[メジャーアクション]として扱いますか?
A:扱います。したがって、使用したふたつの[魔術]を合わせて、ひとつの[メジャーアクション]とします。

 つまりダメージ軽減系スキルは両方には使えないわけですね。ソーサラーって強い なあ。

  ■要は手番が増えると言うことでFA
Q:《トップスピード》で得た[マイナーアクション]と[メジャーアクション]は、ひとつの[メインプロセス]として扱われますか?
A:扱われます。

 微妙なようで案外重要な話。お気づきでない(あるいは無視していた)方もいるかと思いますが、 こう書かないと「[メインプロセス]で行う〜〜」と書かれたスキルが全部使えないのです。 ・・・あくまで杓子定規的解釈をした場合の話ですが・・・。

  ■《陣形》×3発動!敵ボスを速攻ボコって瞬殺セヨ
Q:《陣形》と《限界突破》を同時に使用することは可能ですか?
A:可能です。ギルドスキルはキャラクターが使用するものではないため、ギルドはスキルと異なり、ひとつのタイミングで複数のスキルを使用することができます。ただし、《命の雫》のようにキャラクターがメジャーアクションを消費して使用しなければならない場合は、この限りではありません。

 言われなければ気付かないような気がしますが、セットアップ手番は使わなくていいそうです。結構ビックリ。 確かに「ギルドメンバーの誰かが使用する」旨の記述はありませんです。ハイ。


  ■ガーディアン一発でカンと言われてこれ程悲しい技はそう無いと思います
Q:《合体攻撃》に対して、《ソウルバスター》を使用することができますか?
A:《ソウルバスター》は対象が単体のため、攻撃を行なったキャラクターひとりに対してしか使用することはできません。

Q:《合体攻撃》に対して、《ガーディアン》を使用することができますか?
A:使用できます。

 少々扱いが特殊な合体攻撃に関するお話が2点ほど。《ソウルバスター》は対象が単体ですし、ダメージを 合計して出すため《ガーディアン》も有効なのでルールどおりの運用ではありますが、確かに解り難いかも知れません。


  ■「そりゃお前、モブはモブだよ。わかるだろ?」「わっかんねーYO!」
Q:モブの扱い方が分かりません。2〜10体と書かれていますが成長点やドロップ品の数はどうなるのでしょうか?
A:モブは2〜10体で構成された1キャラクターとして考えます。したがって、モブ1グループが何人で構成されていようとも命中判定は1回しか行ないませんし、回避判定も1回だけです。また、2レベルのモブ1グループを倒したことによる成長点は2点になりますし、ドロップ品もひとつしか出ません。演出として複数の敵がいるものだと考えるとよいでしょう。

 確かに、FEAR社製ゲームの共通概念「モブ」は初体験の人には解り難い話ですね。 こういった部分を含め、アリアンロッドは「FEARゲのユーザならわかる」項目が説明不足のところがある、 との批判を目にしたことがあります。


  ■すっぴんマスター最強説。
Q:クラスチェンジしたあとに、すでに取得している以前のクラスのスキルのスキルレベルを上昇させることは可能ですか?
A:できません。クラスチェンジしたあとにスキルレベルを上昇させることができるのは、現在のメインクラスとサポートクラスのスキルのみです。

 ルールの記述どおりに運用すれば問題ないと思うのですが、はて?


  ■コネのルールなんてありましたっけ・・・(遠い目
Q:同じ人物に対してコネクションがふたつついた場合、前に持っていたコネクションは消滅するのでしょうか?
A:そのまま残しておいてよいでしょう。最終的な判断はGMが行なってください。

 N◎VAと違いコネレベルがあるわけでもコネの価値があるわけでも無いので問題ないかと思います。 そのキャラクターの履歴みたいなもんですね。


 この他、エネミーのエラッタも2つほど追加されています。 ことエネミーのエラッタに関しては気付かず運用しているケースもあると思いますので、 GMの方はプレイ前に今回登場させるエネミーのエラッタの有無はチェックしておくと良いでしょう。
 では、今回はこの辺で。次回のエラッタ更新をお楽しみに・・・?


作成者:Tryarks(三元の間)

※以下、2004.07.04更新分


エラッタは 忘れたころに やってくる

と言うわけで(?)、エラッタ&FAQ更新。今回は前回と比べて小粒な修正です。
スカウトに鞭打ち二刀流万歳なステキ内容満載でお届けする、
今回の修正・変更点をわかりやすくご解説致します。



アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(9/15版)


  ■さらば必中攻撃
P59 インターフィアレンス 効果
「ただし、そのキャラクターが同意した時のみ使用することができる。」を追加

 鬼のスカウトいじめパッチ、その1。前回の修正により弱体化したこのスキルにさらに鞭打つ 鬼仕様(?)。元々「回避の代わりに」との記述から対象にされたキャラクターは回避判定を行えなかったこのスキル、 実は「味方の攻撃対象になった敵に使用し無理矢理回避を失敗にさせて命中させる」と言う使用方法が 考えられていたのですが・・・ダメになりました。(そりゃそーだ)
 ・・・でも、個人的にはそのくらい出来ても良かったと思うんです。達成値を上げるにも《アキュレイト》以外ではダイス 増やせませんし、回避の代わりに使うくらいなら対象になったキャラが素直に回避したほうが良いくらいですし。 正直負け組スキルです。

  ■これでサムライに弾かれなくて済むぜラッキー!(吐血
P59 トリックアタック 効果
「この攻撃は《射撃攻撃》として扱う。」を削除

 スカウトいじめパッチ、その2。この修正のお陰で射撃関連のスキル《エイミングショット》《マークスマン》や《デスターゲット》等の修正を受け付けなくなり、 盛大に弱体化しました。《トリックアタック》使いの方々、ご愁傷様です・・・。

  ■二刀流はモンクが基本
P64 エネジーフロウ 効果
誤:[攻撃力]を+1する。
正:あなたの装備している武器の「攻撃力」を+1する。

 何だエネジーって。それはともかく、武器の攻撃力+1ってことは二刀流ならMP1につき+2。つまり 1レベル取得するだけで「命中時のみ使用なので無駄なく使える・コスト5・ダメージ+10」のスキル。 二刀流のウォーロード・エクスプローラーはとりあえず1レベルで取得するべきでしょう。 モンクの自動取得スキル《インテンション》も取得できるので二度美味しいですね。

  ■範囲:無差別ってわけにはいかないようで
Q:[隠密状態]のキャラクターは、[範囲]を対象とする[物理攻撃]や[魔法攻撃]の対象となるとありますが、[範囲(選択)]の場合も対象になるのですか?
A:[範囲(対象)]は、[エンゲージ]の中から対象を選ぶことになります。したがって[隠密状態]のキャラクターを対象とすることはできません。

 以前から各地で時折議論されていたと言うこのお話ですが、やはり「範囲(選択)」はあくまで選択可能な任意対象を明示的に選択する必要が あるようです。

  ■同時攻撃とは違うのだよ
Q:《ファストセット》や《ダブルキャスト》などのように、複数のマイナーアクションやメジャーアクションを行なうことを可能とするスキルを使用した場合、その効果は同時に適用されるのでしょうか?
A:これらのスキルを使用した場合、使用した順番に適用されるものとしてください。

 結構間違えるかもしれませんが、単純に行動タイミングが増加するようなイメージのようです。《ダブルキャスト》による 2回攻撃に対して《カバーリング》が一回しか使えないわけではありません。


  ■結局メイジは武器攻撃を強化したほうが・・・
Q:《ブライトウェポン》のかかっているキャラクターに《ダークウェポン》をかけた場合、《ブライトウェポン》の[命中判定]にダイスを1個追加する効果は残りますか?
A:残ります。したがって、質問のような場合は属性は〈闇〉となり、[命中判定]にダイスを1個追加し、さらに攻撃の対象の[回避判定]のダイスを1個減少させます。

 上書きされるのはあくまで属性のみであり、効果は残るようです。上記二つに《マジックウェポン》《フェイス:ゴヴァノン》を 加えると・・・。夢コンボ、完成。


 以上、今回の小粒な修正をピックアップして解説しました。今回は量の割りにエラッタ&FAQに誤植 (ドラゴンメイル→ドラゴンメインとか)が結構含まれてるのが気になりますが、 きっと中の人も仕事で大変なんだと察してあげましょう。
(リプレイとかで大変なんですよ、きっと)


 では、今回はこの辺で。皆様、良い週末連休をお過ごしください。


作成者:Tryarks(三元の間)

※以下、2004.07.04更新分


待ちに待った、上級ルール対応エラッタ&FAQついに参上!
疑問難問押し問答にリアルファイト5秒前なアリアンロッド・ユーザー達の
頭上から、清らかに神の言葉が響く。

「とんでもない、あたしゃ神様だよ」


アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(8/25版)


●エラッタ解析
 さて、まずはエラッタ解析から行ってみましょう。細かいところはかっとばして、 大きく変わった部分、気になった部分をピックアップしていきます。



■N◎VAの二の舞はゴメンだぜ
P44 ディフェンスライン 効果
誤:《ツインウェポン》を取得していなければならない。
正:《ツインウェポン》を取得し、武器をふたつ装備していなければならない。

 元々「ふたつ構えた武器のうち〜〜」とフレーバーテキスト部分に記述がありましたが、 両手でも使えるのでは?との話も出ていたこのスキル。イメージ通りの仕様変更(?)です。
 「スキル解説の文中に『他人を〜〜するスキル』と書いてあるから、自分には使えません」 なんていい加減な文章でユーザーを混乱させたN◎VAのFAQのような真似は流石にしませんでしたね。ふう。


■便利になった・・・?いや、騙されるな!
P49 メンタルリンク タイミング
誤:メジャーアクション
正:セットアッププロセス

 タイミングの変更により手番を消費せずに済むようになり、大幅なパワーアップを遂げた・・・かのように 見えるこのスキル。単に《マジックブラスト》とのコンボ封j(《完全偽装》


■5レベル低い敵は敵じゃねえ!・・・いや、そもそも弱いし
P50 ターンアンデッド 効果
誤:[CL−5]
正:[SL×5]

P50 ターンアンデッド 効果
「《ターンアンデッド》のSLは2レベル以上にできない。」を削除

 コレは明らかにバランス調整っぽいです・・・が、コレはコレでなんとも。 この魔術を極めたキャラクターの前のは25レベル以下のアンデッドはすべて 即殺対象です。なんと上級ルールのネームドモンスターを除く全アンデッドを 一撃ノックアウト。たとえCL30になっても使用価値のあるスキルだと思います。 ・・・しかしアンデッドが出てこなければなーんの意味も価値もありません。 GMの心境と合わせて考えると本当、微妙なスキルだと思われます。

・25レベル以下のアンデッドを出すと、一撃死
・26以上のアンデッドおよびアンデッド以外に対して死にスキル

 ここまでデジタルに1か0かの世界にしなくとも、もうちょっと、こう。 例えば「CL×5以下のアンデッドを一撃死、それ以上なら[重圧]+[マヒ]」みたいな作りに ならなかったのでしょうか。


■さらば、究極の範囲防御スキル
P49 パトロナイズ 射程
誤:視界
正:20m

P58 インターフィアレンス 効果
誤:その攻撃やスキルを失敗にすることができる。
正:そのキャラクターの[回避判定]が勝利したことにすることができる。

《インターフィアレンス》の方が《パトロナイズ》よりコストが5少なく、 また結果として敵の判定を失敗にするため微妙に上位だったのですが それぞれに修正が入りました。ちょっと比較してみましょうか。

・射程
 《パトロナイズ》:20m
 《インターフィアレンス》:同じシーン内であればOK
・コスト
 《パトロナイズ》:20
 《インターフィアレンス》:15
・タイミング
 《パトロナイズ》:割り込んで判定。攻撃対象PLは回避判定が可能
 《インターフィアレンス》:回避判定の代わりに判定。攻撃対象PLは(おそらく)回避判定が出来ない
・効果
 《パトロナイズ》:攻撃そのものを失敗させる。シーン全体攻撃にも対抗できる
 《インターフィアレンス》:回避判定を成功させる。範囲攻撃には用いられない。

 総評として、コストや距離を差し引いても範囲攻撃やスクウェア攻撃を防げる《パトロナイズ》 に軍配が上がります。《インターフィアレンス》は【命中判定】ではなく【器用】による判定の為、 達成値もなかなか上がりません。一方《パトロナイズ》もプリーストが魔術の達成値を上げるスキルを 持つことは少ないでしょうが、広範囲に対する攻撃であれば(短期決戦の場合は特に)フェイトを 使ってでも攻撃を失敗させる価値があります。しかし《インターフィアレンス》は一人にしか 効果を及ぼせないため、ムキになって回避判定を成功させるくらいなら攻撃対象の当人が フェイトを使うなり、他のスキルで防ぐなりすればいいでしょう。
 ・・・世間はスカウトには厳しいようです(涙


■アイテムクリエーションルール導入は延期されました(ごめんなさいっ!
P66 アルケミスト 解説
誤:新たに加えられたアイムテイ合成に関するものがある。新たな要素を大いに楽しむためにも、ぜひ取得していただきたい。
正:アルケミストの追加スキルは、グレネードとポーションを強化するスキルである。これらに関するスキルを取得しているアルケミストならば、必ず役に立つだろう。

 ・・・間に合わなかったんですね?そうなんですね?(涙目


■パーティ皆で黒装束
P69 黒装束 クラス制限
誤:全クラス
正:ニンジャ

 防御も重量も価格も下手な鎧以上だった黒装束。低レベルパーティに大人気だったあのアイテムは 残念ながらニンジャ専用アイテムだったようです(アタリマエダ)
 ・・・話は変わるけどニンジャって(自爆以外)人気ないような気がします。 少なくとも仲間内ではそう。世間一般ではどうなんでしょうね。


■さらば!謎ビームを無限に打ち出す便利アイテム
P70 バーストルビー 解説
「このアイテムは使い捨てである」を追加

 ・・・そりゃあそーです。誰だ〜、無限に使っていいなんて本気で思ってた奴は。


■アリアンロッドってアリアハンに・・・似てないですかそうですか
P171 骨集め オファー
誤:ルイーザの酒場に
正:テレーザの酒場に

P171 トラップメイカー オファー
誤:ルイーザの酒場で
正:テレーザの酒場で

 ドラクエ3かよ!・・・と優しく突っ込んだ後、軽く流しましょう。




●FAQ解析
それでは本番(?)、FAQ解析いってみましょう!
こちらもどーでもいい部分はすっ飛ばして重要っぽい部分、愉快なポイントを ピックアップ!


■情報収集スキルの価値はあるのか?
Q:《ストリートワイズ》や《グレープヴァイン》などのスキルを持っていない場合、情報の収集はどのようにしたらよいでしょうか?
A:[行為判定]を行ない、これに成功すれば情報を手に入れたことにするとよいでしょう。GMは情報を収集する方法によって、使用する[能力値]を決定してください。『ファーストクエスト』のシナリオ2を参考にするとよいでしょう。

 「判定だけで情報を得られるようになるスキル」だと思っていたのですが、 何らかの行為判定で代用できるなら無理に取る必要は無さそうですね。
 ・・・しかし、『ファーストクエスト』のシナリオ未プレイの人はどうしろと(涙


■文中の表現は明瞭簡潔に。誤解を抱かせないようにするのがシステムのたしなみ。
Q:[飛行状態]のキャラクターが、[飛行状態]ではないキャラクターにエンゲージされないように、高度を取ることはできますか?
A:[飛行状態]であるということは、『アリアンロッド』のP214に書いてあるとおり、[飛行状態]とそうでないキャラクターが相互に白兵攻撃を行なうことができる(すなわち[エンゲージ]している)ことが重要となります。したがって、エンゲージしていない(または、できない)位置に敵を配置したい場合は、戦闘の状況などの演出(PCたちが届かない上空に敵がいる、城壁の上にいるなど)として設定するとよいでしょう。

 前の書き方(前回参照)ではやはりわかり難かったということでしょうか。 前回よりもわかりやすい説明にて[飛行状態]の疑問に回答されています。
 しかし、この質問の意図はおそらく《マジックブラスト》+《フライト》で 飛行状態のPC側が飛行能力を持たないエネミー相手に「上空30mからチマチマと MPを使わない攻撃を仕掛けますが勝ったでいいですか」宣言をする可能性を 考慮した内容だと思っているのですが・・・
 なぜ回答はあくまでPCに対するGM視点なのでしょうかね?


8/29追記:


その後、ouki様からナイス突っ込み。
> FAQを適用するのは基本的にGMだからじゃないでしょうか。
> それに、恐らくこれは「できる」とも「できない」とも断言したくない類の質問なんだと思います。


・・・確かに、作る側としては頭の痛い話ですね。これを踏まえた上で読み返すと、 暗に「ゲームが破綻しないよう、GMはその都度調整してください」と書いているように取ることが出来ます。


■夢の三連コンボ計画・無惨
Q:《フェイス:アーケンラーヴ》は、1回の[メジャーアクション]で複数回攻撃を行なうスキルを使用した場合、そのすべての攻撃に効果がありますか?
A:《フェイス:アーケンラーヴ》が有効なのは、次に行なう[武器攻撃]なので、最初に1回目の攻撃だけが[回避判定]が行なえず、あとの攻撃は回避判定を行なうことができます。《フェイス:ブリガンティア》も同様です。

 わざとHP減らして《フェイス:アーケンラーヴ》→《レイジ》《トリプルブロウ》計画、失敗。(アタリマエダ)


■《メンタルリンク》で無限のMP作戦!・・・ 失敗っ☆(てへっ)
Q:《クリアマインド》を使用することで、消費するコストを任意に設定することができるスキルのコストを0にすることができますか?
A:できません。なぜなら、コストを任意に設定することができるスキルは、消費したコストによってその効果が変わるため、コストを0にするとその効果を決定できなくなるためです。

 まあ、そりゃそうですよね。しかし微妙なスキルですね《クリアマインド》。 サムライのスキルなのにプリーストやソーサラー向き・・・。補助専門プリースト(♀)が 《トルネードブラスト》で騎士団を蹴散らすのでしょうか(謎


■バッドステータスは纏めて治すのがお得・・・ではないです
Q:《インデュア》を使用した場合、以前に受けていた[バッドステータス]も無効にすることもできますか?
A:できません。その時に受けた[バッドステータス]のみ無効にすることができます。

 記述が「その時に受けた[バッドステータス]」とでもしていればそもそも問題はなかったと思うのですが、 まあ無事回答が得られたのでよしと言うことで。
 ・・・ところでウォーロードの《パーフェクトボディ》は《インデュア》の下位スキル。 誰か助けてやってください。


■いずれは死にスキル確定?
Q:《ブービートラップ》の使い方が分かりません。
A:《ブービートラップ》は、対象がトラップを作動させたことにするスキルです。したがって、どのトラップを作動させたかは《ブービートラップ》を使用した時に決定し、そのトラップの解説に記述されているとおり、処理を行ないます。

 つまり《ブービートラップ》の対象は2回、この効果を逃れるチャンスがあるわけです。 そもそもエネミーは能力値が全般的に高いため、《ブービートラップ》そのものは すぐに役立たずスキルになってしまうと思われます。
 唯一の例外は「移動する床」。これ、味方の移動に使えるんですよね。 GM判断にもよりますが、封鎖されたときの脱出にも使えるのがポイントです。

・・・とはいえそのために3レベルもつぎ込むかといわれれば・・・
ネタスキルと言うことでFAですか?


■若干の疑問が残る?強力スキル
Q:《ブレイクスラッシュ》は、《ガーディアン》や《インヴァルネラブル》を無効化することができますか?
A:できません。《ガーディアン》や《インヴァルネラブル》は、[HPダメージ]を軽減するわけではなく、0に置き換えるスキルです。したがって、《ブレイクスラッシュ》では無効にすることはできません。スカウトの《カッティングプラン》も同様です。

 攻撃対象以外の使用するスキル(《プロテクション》など)は有効?ギルドスキルの《加護》は?など、 疑問が残ったままのスキル《ブレイクスラッシュ》《カッティングプラン》。疑問に思わない人の方が 多いのでしょうか。ナイトとスカウトはこのスキルの仕様次第でかなり強さが変わると思うんですが。


■では、算数の時間です
Q:エネミーの「攻撃」の欄に書かれているデータは、そのエネミーが持っているパッシヴのスキルや特殊能力はすでに計算されているのですか?
A:計算済みです。

 時々計算を忘れているように見えるエネミーがいますが仕様です。パッチ適用により修正するかも知れませんので、 常に最新パッチを適用してください・・・と。これぞまさしくMMO!


■《ファミリアアタック》は終わりました、いろんな意味で
Q:上級クラスルールを使用した場合、《ファミリアアタック》や《限界突破》などの自動取得スキル以外に指定されているCLも最高10として扱いますか?
A:そのとおりです。

 逆に言えば上級クラスルールを使わなければガンスリンgうわなにするやめr


■俺は地に倒れたまま愛馬にまたがった。「さあ行くぞ、ジョンソン号!」
Q:[バッドステータス]の[転倒]を受けている状態で、[騎乗状態]になることは可能ですか?
A:できません。

 最後を飾るは思わず笑った愉快なFAQ。そりゃ無理でしょう・・・w




 さて、ザックリと目立つ部分のみエラッタ&FAQからピックアップしてみいましたが、 やはり上級ルールのデータが 荒っぽい 大量なだけあってかなりの分量に なっています。 これだけあれば ネタに困らない 軽い冊子ぐらい作れる勢いがありますね。 聞いた話では、既にエラッタ反映の第二版が出ているのだとか。

 では、今回はこのへんで。読み落とし、あるいはエラッタを知らないPLだけ 取り残されたりしないよう、ゲーム参加者の間で情報を確認しあい、 また情報の共有化を行ってみてはいかがでしょうか。


作成者:Tryarks(三元の間)
スペシャルサンクス:ouki様

※以下、2004.07.04更新分

■空から逃げ撃ち、楽しいな・・・?え、駄目なの?
Q:[飛行状態]のキャラクターが、[飛行状態]ではキャラクターにエンゲージされな いように、高度を取るなどはできますか?
A:[飛行状態]であるということは、『アリアンロッド』のP214に書いてあるとおり、 [飛行状態]とそうでないキャラクターが相互に白兵攻撃を行なうことができる(す なわち[エンゲージ]している)ことが重要となります。したがって、エンゲージし ていない(または、できない)位置に敵を配置したい場合は、戦闘の状況の演出とす るようにしてください。


 「『パーティ全員を飛行可能にして20m上空に位置し、白兵でしか攻撃できないエネミー をボコにしよう大作戦』!俺のマジックブラスト→フライトが今!脚光を浴びようとして いるッッ?!」(※気のせいです)

 ・・・えー、書き方が微妙なのでちょっと混乱しますが、要するにこういうことが言いたい んじゃないでしょうか。[飛行状態]とは、あくまでエンゲージとの関係はP214にあるとおり で、「エンゲージされないようにように高度を取る」はルールの範疇外。つまり・・・


非常に難しい問題だが、
無論我らがアリアンロッドはそんな困難で強力な問題に対しても
常に完璧な解答を持っている。






GM判断




■こいつ、新手のフェイト使い・・・・・!(ゴゴゴゴゴ)
Q:ゲストはフェイトを持っていますか?
A:GMはシナリオの内容によって、フェイトを持たせてもかまいません。その場合、 「ミッションに成功した」としてプレイヤーに与える成長点を多めに渡した方がよい でしょう。目安としては[敵の持っているフェイトの合計点÷プレイヤー人数]です。


PCの特権と思われていたフェイト、(敵)NPCにもしっかり使えるようです。その分経験 点もゲットできる模様。フェイトの使用が目に見えるのか、どのような理由で使えるのか なんて細かいコトはおいとかれるみたいです。世界観的な説明がちょっぴり欲しいような、 でもやっぱりあっても邪魔なような。(どっちだ)


■フェイトとて万能ではない
Q:フェイトを1点使用して、ダメージロールを振り直すことはできますか?
A:できません。フェイトによって振り直しができるのは、行為判定のみです。なお、命中 判定、回避判定、魔術判定などの[対決]も行為判定の一種です。


 ゴメンナサイ、ダメージロール振り直しは素でやってました。ルールブックちゃんと読めてない 証拠ですね。精進します。ふう。
 また、読み方によっては[対決]にはフェイトが使えないように読めてしまうようですが [対決]は行為判定の一種→つまり振り直しや増強は可能、と言うことのようです。
 また、エラッタ
P21214行目
誤:行為判定に失敗した直後に
正:行為判定の直後に

のおかげで判定が失敗か成功かに関わらず振り直しはOKみたいです。命中時にダイス目が ちょっと足り無そうなので振り直しは出来る、と。良かった良かった。


■邪悪なアイツに気をつけろ
Q:《カノン》などのスキルによって判定を振り直した場合、その判定を振り直す前に使用 したフェイトによるダイスの増加分は無効となりますか?
A:無効となります。


PL:「フェイトを3点消費。クリティカル狙いで命中ダイスを増やします・・・よっしゃ、 クリティカル!!」
GM:「ではそれに《カノン》を。フェイト分無しで振り直してね」

PL:ヽ(`Д´)ノ


■接敵→プロボで「秘(卑)技・武器落とし」
Q:弓などの射撃武器を装備したキャラクターが、エンゲージしている敵から《プロヴォ ック》を受けた場合、どのように処理すればよいでしょうか?
A:[マイナーアクション]で武器をしまう、もしくは武器落として、素手(『アリアン ロッド』P130)で攻撃するというのがよいでしょう。


 結構処理の方法が謎だった、「対射撃エネミー接敵プロヴォ」。なんと素手での攻撃を 余儀なくされてしまうとのことです。弓手には世知辛い世の中ですね。
 言うまでも無いと思いますが、レンジャーの《クローズショット》やヴァーナの《ハイ ジャンプ》で射撃攻撃は可能ですし、「ウェポンチェンジ」で武器攻撃もOKのはずです。 決して「素手で殴らなければならない」ルールではありませんので、ご注意を。


■「奴め、《ペネトレイトブロウ》を?!」「俺に任せろ!《ファイアウェポン》!」
Q:《ファイアウェポン》の効果を受けている状態で、《ペネトレイトブロウ》を使用し た場合、[魔法防御力]を0とみなすことはできますか?
A:できません。《ペネトレイトブロウ》は[物理防御力]を0とみなすスキルです。


 メイジのエラッタに修正がないので、今のところ1シーンたたなければ《○○ウェポン》 系のスキルの効果は継続したままです。しかもキャラクターにかかるため、武器を変更して も効果が残ります(このへんは《ホーリーウェポン》も同じです)。
 つーわけで、《ペネトレイトブロウ》対策はもとより自分の属性(あるなら)に合うよう に敵に《○○ウェポン》を使用する、と言う戦術もアリっぽいですね。

・・・本当にいいのかニャー。


■MPポーション2個で夢の6D回復
Q:《エリクサー》と《シンセサイゼーション》を取得している場合の処理が分かりません。
A:《シンセサイゼーション》によって作成する前の「種別:ポーション」に《エリクサー》 の効果を与えるものとします。したがって、HPポーションを2個ならば【HP】の回復 量は[6D6]になりますし、HPポーションとMPポーションならば【HP】の回復量が [3D6]、【MP】の回復量が[3D6]となります。


 処理的に微妙だった《エリクサー》+《シンセサイゼーション》コンボですが、「両方のポー ション回復量に+1D」が正解のようです。味方のMP回復に役立たせれば喜ばれること受け合いで しょう。(自分のMP消費が痛すぎますが)





●大方出尽くしたかな?
 以上、今回のエラッタ&FAQで大きく変わった(?)ところをご説明いたしました。今回も バランス調整と思えるルール変更は無く、曖昧な部分のフォローが入った感じです。これで 心置きなく上級ルールを受け入れられるといった所でしょうか。

 アリアンロッドに限らず、最近はTRPGのサポートが盛んです。ゲヘナ(SNE)、ガンドッグ (アークライト)、Ru/Li/Lu/Ra(ホビージャパン)・・・昔に比べ髄分と良い環境になった ものです。そういえば「ガンドッグ」は随分と好評の模様。上級ルールと一緒に買ってこよう かな?・・・なんて浮気をしていると、真・女神転生Vが出ちゃいます。ああ、時間が無限 にあったなら。学生の頃が懐かしいです。

 ・・・っと、今回はこのへんで失礼します。皆様、楽しいTRPGライフをおすごしください。







※以下、2004.07.04更新分

■ギルド戦線異常アリ!
Q:《加護》や《援助金》など、プリプレイに複数選択することができるギルドスキルは、 その数だけ取得していないと選択することはできないのでしょうか?
A:そのとおりです。たとえば《加護》を3つ取得していれば、プリプレイの時に加護を 1〜3個の範囲で選択することが可能となります。


 えー、変更点ではありませんが結構間違いやすい部分に説明が入りました。つーか私の環 境では間違って使ってました。ゴメンナサイ。
 要は、ギルドレベルがPT内の最高プレイヤーレベルより低いと「ギルドスキルを選択する 権利はあるが選択可能なギルドスキルが足りない状態」になると言うことだと思われます。 重ね取り可能なギルドスキルの説明を注意深く読めば解る話だと思うのですが、解りにくい 部分だと思うのです・・・。


■ファイト!⇔ファイト!
P122ファイトソング効果
誤:記述されているスキルを
正:記述されているスキルひとつを


 ファイトソングの効果対象がスキル「ひとつ」と明記されました。良かった良かった。 ちなみに以前までは何も書いていなかったので「お互いにファイトソングをかけ合う無限 コンボ」の話を某氏として、ひとしきり邪悪に笑った後「却下でしょう」の結論を出して おりました。流石に実際に使おうとする輩はいませんでしたが。


■装備関係にゴリゴリとFAQ追加
Q:武器などの手に持っている装備を離して新しい武器を装備する、左手の盾を離して バスタードソードを両手で持つなどの行動の場合、[メジャーアクション]が必要 となりますか?
A:[マイナーアクション]で可能です。


 「武器を落とす」もマイナーアクション行動に数えられていたため悩まれた方も多かった と思いますが、マイナーアクション一回で「装備を手放す&新しい武器を構える」が出来る ようです。

Q:装備の交換は、装備の数に関係なく行なえますか? A:ひとつだけです。

 さっきとは逆に「ならば複数の武器を一度に構えることも出来るんじゃ?」と思われる人 もいるのでしょうが、残念ながら無理のようです。

Q:装備の効果は、武器だけでなく防具や装飾品も可能ですか?
A:可能です。


 「効果」→「交換」の誤植ですね多分。それはともかく、敵に合わせて装飾品や防具を交 換するのが可能になったため複数の装飾品&防具を持ち歩く意味が出てきました。しかし、 プレートメイルをマイナーアクションで装備可能とは・・・流石は冒険者です。
 ↑ 質問の流れからこのように解釈していましたが、この場合の「装備の交換」とはP175の、 メジャーアクションを使った行動の「装備の交換」をさしているようです。失礼しました。


■マイナーアクションはメジャーアクション以下の単純行動だと思ったのですが
Q:[メジャーアクション]を消費することで、マイナーアクションに相当する行動を 行なえますか?
A:行なえません。


 このゲームに限らず多くのFEARゲで同じ疑問をお持ちの方もいるとは思うのですが、少な くともアリアンロッドにおいては「NG」だそうです。


■バッドステータスは嫌ですね
Q:[毒]と[転倒]のように複数の[バッドステータス]の効果を受けることはありま すか?
A:あります。ただし、同じ名前の[バッドステータス]を複数受けることはありません。 たとえば、[毒]の状態の時に[毒」を受けても、[毒]の効果が重なることはあり ません。


 複数毒が重なってもおかしくないかなー、と思っていたんですが駄目だそうです。ちぇ。

Q:複数の異なる[バッドステータス]を受けている場合、[マイナーアクション]です べての[バッドステータス]を回復することができますか?
A:できません。[マイナーアクション]で回復することのできる[バッドステータス] はひとつだけです。どの[バッドステータス]を回復させるかは、[バッドステータ ス]を受けているキャラクターが決定します。


 前述の「メジャーアクションでマイナーアクション行動不可」とあいまって、重圧&マヒ &転倒は嫌なバッドステータスの組み合わせダントツ1位な勢いです。こうなると範囲キュア なんかが欲しくなりますが、自分もかかると意味が無いので微妙なところです。


■ワレ罠ヲ発見セリ!PT全員ニ対シ退避勧告発令
Q:[トラップ探知]で発見したトラップについて、解除値や効果などが分かりますか?
A:分かります。


 仲間内でも意見が分かれたのですが、「わかる」のが公式の回答だそうです。「トラップ の範囲外に自分以外を退避させて解除」と言う宣言が飛んでくると思うのですが、
 ・・・これでよかったのでしょうか。


■プロテクションも万能ではない!アラクネ時代の到来 Q:同じ対象に《プロテクション》を2回かけることによって、さらにダメージを減らす ことはできますか?
A:できません。《プロテクション》は1回でメジャーアクションで1回しか使用するこ とはできませんし、別々のキャラクターが《プロテクション》をかけたとしてもP200 に書いてあるとおり、同名のスキルを重ねてかけた場合、後からかけたスキルが有効 になり、前にかけた《プロテクション》は無効化されます。なお、『銀の輪の封印』 でシグと妖精のふたりが重ねてがけをしていますが、これは妖精の使用している能力 が《プロテクション》に似た別の能力だからです。


 これも言われなければ気づかないかもしれませんが、駄目だそうです。私の環境でも最初 のプレイではスルーされて使われていました。


Q:《ブランディッシュ》などによって、複数のキャラクターが対象になった場合、その 対象全員に《プロテクション》をかけることはできますか?
A:できません。《プロテクション》は1回のメジャーアクションで1回しか使用できな いため、ひとりにしか《プロテクション》をかけることはできません。


 範囲に対して無力なプロテクション。アラクネの地位が鰻上りの予感です。プロテクショ ンとあわせて使うと非常に便利です。

Q:《トリプルブロウ》などによって、1回の[メジャーアクション]に複数回の攻撃を 受けた場合、その攻撃のダメージロールすべてに《プロテクション》や《サモン・ア ラクネ》をかけることができますか?
A:できません。《プロテクション》や《サモン・アラクネ》は1回のメジャーアクショ ンで1回しか使用できないため、複数回攻撃の中の1回分にしか使用することもでき ません。ただし、《アイアンクラッド》《ハードマッスル》《レジスト・アース》 《レジスト・エア》《レジスト・ウォーター》《レジスト・ファイア》などは、複数 回攻撃に対して、そのダメージロールごとに使用することは可能です。


 つまり、ワイトの《連続攻撃》に対しても一回しか使えないと言うことですね。一度の攻 撃で八回殴りつけるタコなんかが出てきたら・・・もう目も当てられません(出ねえよ)。


■夢は・・・夢じゃなかった!シーフアルケミストの華麗なる復活
P125ウェポンフォージ対象
誤:自身
正:効果参照
Q:《ウェポンフォージ》を2回使用して、右手、左手の両方の武器を強化することは可 能ですか?
A:可能です。


 前回「シーフアルケミストで最大50+2D6は無理になりました」とお伝えしましたが、今回 のエラッタ修正により(《ウェポンクリエイト》→《ウェポンフォージ》)を2回を行うこと で実現可能となりました。吉と出るか狂と出るか。


■ポーションの液を20m先の対象に命中させるのはすごいと思う。多分水鉄砲
Q:《ポーションピッチ》がなければ、エンゲージ内の味方にポーションを使うことはで きないのでしょうか?
A:できません。もし、持っているポーションを他のキャラクターに使ってもらう場合は、 [メジャーアクション]を使用して他のキャラクターにポーションを渡し(この時、 ポーションを受け取るキャラクターは[マイナーアクション]や[メジャーアクショ ン]を使用する必要はありません)、渡されたキャラクターが[メジャーアクション] でポーションを使用する必要があります。


 普通に味方にポーション使えてもいいような気がしてたんですが、駄目だそうです。 《ポーションピッチ》の特権ですね。明確にポーションを味方に手渡す処理の例が示された のは大きいと思います。極限状態では時々発生すると思うので。








※以下、2004.06.09更新分

■1ヶ月足らずの栄光〜サモナーの落日〜
 去る5月31日、2ch卓ゲ板にアリアンロッドの第四(推定)スレが立ちました。そのタイト ルとは以下のようなものでした。

【ブラッドパクト無くば】アリアンロッド4Lv【メイジに非ず】

 これは、アリアンロッド発売直後から言われていた、「メイジやるならサモナー必須」の 原因ともなるスキル「ブラッドパクト」(P115、使用する魔術のコスト-2)を評してつけら れたものだと思われます。無論魔術すべてなのですからメイジに限らず、アコライトにも必 須なクラス。さらには自動取得意スキル・ファミリアの「MPタンク」効果も手伝い、「クラ スチェンジするなら10点払ってサモナー経由」の話が出るくらいにはサモナーは人気クラス でした。しかし・・・

 去る6/9、夜。それは唐突にやって来ました。アリアンロッド公式ページ、エラッタ& FAQ第一回が更新。

アリアンロッド公式ページ】より、エラッタFAQ(6/9版)

エラッタより抜粋
P115プラッドパクト効果
誤:あなたの使用する[魔術]の
正:あなたの使用するサモナーの[クラススキル]の[魔術]の


 エラッタ前とは天と地ほどの差があります。サモナーのスキルそのものを使わない限り はブラッドパクトは無用の長物となってしまいました・・・。メイジサモナーは勿論の事、 アコライトサモナーも激減が予測されます。既存のキャラクターも解体、修正がされてい くことになるでしょう。むしろシーフなどと組み合わせ、戦闘はサモナースキル一本に絞 るような作り方のほうが良いとすらいえます。



FAQより抜粋
Q:《ファミリア》で得た【MP】を使用した後、《ヒール》やHPポーション、 ギルドスキルなど回復することはできますか?
A:できません。《ファミリア》で得た【MP】はアフタープレイで回復します。


 続いてファミリア。これはつまり、「回復しない外付けタンク」になったと言うこと ですね。もっとも回復フェイズが何度も入るようなシナリオは珍しいと思いますし、 「奥の手」専用と考えれば問題はありません。こちらはまだまだ有用といえます。弱体化 といえば弱体化ですが、元が強いのであまり気になりません。むしろブラッドパクトとあ わせて考えれば、クラスチェンジしてファミリアだけを取得するケースが増えるような気 もしています。



■夢はやはり夢だった〜シーフアルケミストの隠された物語〜
 〈ウェポンクリテイトLV5〉×2→〈ウェポンフォージLV5〉により両手に攻撃力+25の 短剣を作成、〈アンビデクスタリティ〉で50+2D6発!

 ・・・と言う夢のようなコンボは、実のところアリアンロッド購入初日にかなりの数の 人間によって発見されていたらしいです。サムライ&ウォーリアに追随するような高火力。 軽戦士大好きさんなら誰もが一度は夢見る桃源郷だったことでしょう。 まあ、そんな夢はエラッタによる修正で儚く散ったわけですが。

エラッタより抜粋
P125ウェポンフォージ効果
誤:あなたの装備している武器の
正:あなたの装備している武器からひとつの選び、その武器の


 無論、同じスキルを同じ対象に重ねがけ出来ない関係から上記コンボは最大40+2D6発に なるわけです。・・・それでも十分強いですが、自分の為にのみ使うのであればウェポン フォージを取得する意味合いは薄いでしょう。



■エラッタと言うより修正パッチ。
 その他、相当な数の疑問点にはきっちり答えていただけていますね。例えば初期スキルは 出自のボーナスも含めて上限2までであるとか。サポートが早くて好印象です。
 今回のエラッタ(&FAQ)は明らかに「バランス調整パッチ」としての意味合いを大きく 含んでいると思われます。今後もこういった形でゲームバランスの調整を取っていっても らえると個人的には嬉しいですね。FEAR社の製品はお世辞にもバランスの取れているゲー ムは無かったので、こういう形での方向転換は大歓迎です。(パッチに振り回されるのは 嫌だ!と言う考え方も勿論、あるとは思いますが・・・。)





 以上、今回のエラッタ&FAQで大きく変わった(?)ところをご説明いたしましたが、 今後もこういった形で公式から細かい修正が行われていく事が予想できます。ユーザーの皆 様は各卓で混乱のないよう、エラッタ&FAQが更新されたら仲間内に話すなりして、情報を 共有していくのが宜しいかと思われます。

今回はこのへんで。では皆様、楽しい週末をお過ごしください。


作成者:Tryarks(三元の間)


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