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トーキョーN◎VA The AXLERATION スーパーシナリオサポート



最終更新2016.12.05

トーキョーN◎VA The AXLERATION シナリオ集・第七弾"鋼鉄の嵐"。
アクト参加可能な最大人数は5人。個別のシナリオになっています。

追加データはシナリオモチーフの3スタイル、カゼ・クロガネ・アラシのスタイル技能各2つ、
及びアウトフィット33個が新規収録されています。


現状データのみのレビューとなります。

  ■スタイル技能

▼カゼ
 1アクト1回・セットアップに使用しシーン中SFに+1する〈限界突破〉(シーン終了時[故障])、1カット1回・操縦によるドッジと組み合わせ判定に+SFする〈スピンターン〉(判定後カット終了までSFが0)が追加。
 前者は組み合わせ"なし"、シーン中は持続しペナルティも[故障]と制約は若干優しい印象。もっともセットアップは混みやすいのがネック。
 後者はゲストのCSが全般的に高めに設定されやすい点にご注意。

▼クロガネ
 至近対象への物理攻撃ダメージに常時+1+[LV](上限4)する〈キリングアーム〉、意識体(多分ゴーストの誤植)で登場時に自身をエキストラに偽装する〈路傍の石〉(正体看破に対し制御値+LVx4)が追加。
 前者は「刺々しい外見」のフレーバーつきながら、自身を用いた攻撃ではない点にご注意(=協調行動には無関係)。自分で殴る気があるなら1レベル取得しておいていいでしょう。
 後者はゴースト登場が前提な点にご注意。
 
▼アラシ
 ムーブで宣言し、続く搭載兵器での攻撃によるダメージに+[LV]x2(上限3)する〈精密砲撃〉、セットアップに単独使用・ヴィークルオプションor搭載兵器を[LV](上限4)個搭載・変更できる〈即時換装〉(目標値10/登場判定修正適用)が追加。
 前者はムーブがつぶれる点に注意。射程変更や移動系のスタイル技能との組み合わせが推奨されます。
 後者は回数制限のある装備は有効なものの、交換数がLV依存と総経験点的に高めになる点にご注意。またごつい兵装を入れ替えた際の判定修正もネックになります。



  ■アウトフィット
▼ 武器
●白兵武器(全2種)
 命中時ダメージに代わり[狼狽]を与える使い捨ての投網凪網(両手/6経験点/至近/投射専用)が追加。〈†フリーズ〉等の絡め手か、嫌がらせ目的のトループ向けといったところ。
 他、部位:アーマーに装着するニードルショルダーが追加されていますが、多分に趣味的。安価なため演出向けに。


●射撃武器(全2種)
 部位を使用せず1つ装備できる機関銃サイドアームズ(P+6/中/10経験点/FA3)が追加。隠匿値こそないものの、射程が中の部位を使わないFA3武器としては優秀な性能といえます。
 他、対ヴィークル用大型拳銃タイガーハウルが追加されていますが攻撃力が未記載、サイバーアーム必須のわりに部位がヴィークルとバグだらけで現状使用不能です。


●搭載兵器(全5種)
 ワイヤー接続式円盤CDG44(I+12/至近〜近/20経験点)が射程の関係で使いやすく性能もなかなか。
 ウォーカー用使い捨てレーザーブレードライトニングレイ(X+15/至近/30経験点)も威力は大きいもののコストパフォーマンス的には微妙なところ。
 フェイタルゲイズが強すぎたんや・・・

 他、150経験点のレーザーキャノン(X+30)、500経験点の反物質ミサイル(I+50)がありますが何れも高額でRL向け。ダメージに代わり酩酊(小)を与える使い捨てチャフもありますがこれは敵トループによる嫌がらせ用、といったところでしょうか。


▼ ヴィークル
●地上車両(全5種)
 FS2の1人乗り二輪ヴィークルとして、ヨハネス(25経験点/I+6/ス3/防4・4・5)、ウルザ(30経験点/I+7/ス4/防5・5・7)が追加。経験点的にはややかさみますが、装甲・スロットの面において何れも非常に優秀といえます。

 また、SF2の6人乗りワゴンカーシャトンノワール(5経験点/I+4/ス2/防3・3・3)も安価で便利。特にキャスト5人+ゲスト1人を運搬できる乗員数「6人」はニーズがある数字のはず。性能的にはコンドル(TNXP248)とほぼ等価ですが、航空機でない分装甲・制御値修正においてはこちらが上回ります。

 変わり種としては重装甲列車BAchanal6666(30経験点/I+10/ス10/防10・10・14)。今回は線路なしでも列車系ヴィークルが運用可能になるオプションが追加されているため、ネタになると同時に存外実用性もある気がします(要RL許可)。

 他、100経験点の伝説的スポーツカー(カゼ専用)が掲載されています。

●航空機(全2種)
 災厄前の複葉機のレプリカ、300m級大型飛行船が追加。前者は性能はお察しですがいうほど悪くもなく、クロガネのボディにするなどネタに使えるかも。後者は舞台装置として活用できそうです。

●ウォーカー(全2種)
 戦闘用二脚ウォーカー大入道が追加されていますがほぼタタリクス(ToS P130)の下位互換。
 またアクトのネタ向きに、200経験点のアラシ専用の超大型ウォーカーゴルディアスが掲載されています。

●ヴィークルオプション(全5種)
 特筆すべきはイニシアティブプロセスに使用・ヴィークルのデータを常備化した別のものと入れ替える変形装置(30経験点)。「こういうの欲しいんだけど!」と思ってた人も少なくないのではないでしょうか。タイミングは使いやすい反面、若干高額です。

 他、普通に使えるあたりでは制+1のロアサポート(5経験点)、精神ダメージ−2の自爆装置(0経験点/要RL許可)があります。
 特殊なところでは前述した"線路が無いところに線路必須のヴィークルを持ち込む"特設線路(購:15/要RL許可)が追加。デンライナーや999ごっこが捗りそうです。

 また、100経験点の常時SF+1するエンジンが掲載。高額ですがSF狂なキャストは手を出すケースもありそうです。


▼ その他
●ファッション(全2種)
 マイナーアクションで使用・メインプロセスの判定に+1する髪留め(5経験点/使い捨て)、制御判定時の[衰弱]を無効にするステッカー(5経験点)が追加。
 前者はマイナーに余裕があれば取得して損はないはず。


●バックグラウンド(全8種)
 何れも部位は「任意(バックグラウンド)」です。

 安価かつ扱いやすいのが、選択した社会技能1つの判定に+2するアウトレット(5経験点/クロガネ専用)、選択した都市社会の判定に+2する街の風(5経験点/カゼ専用)。

 また、1アクト1回・イニシアチブに使用・バッドステータスと装備の[故障]すべてを回復する奇跡の生還者(25経験点/アラシ専用)が強力。使用タイミングの関係でスタイル技能よりこちらを優先していい場合もありそうです。

 他、ヴィークルの操縦/同乗者攻撃時のダメージに+3するエースパイロット(30経験点/カゼ・アラシ専用)や、選択した業界社会判定に+1するファイナリスト(10経験点)/1アクト3回・選択した技能判定に+2するチャンピオン(50経験点)が追加(同時取得不可)。
 他にも協調行動対象のサポート向けに、何れも1アクト1回・対象が手札1枚を引き直せるトップブランド(10経験点)、対象の判定に+3する伝説の一品(30経験点)などが掲載されています。
 このあたりの装備は費用対効果がやや微妙となるため、文字通りバックグラウンドと相談する感じになるでしょうか。









作成:三元の間


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