『トーキョーN◎VA THE AXLERATION』 質疑応答 2018年6月30日版  この質疑応答は、プレイを円滑に進めるために、コピーしたり、それを無償で配布したりすることを許可します。ただし、ファイル名や内容を変更することを一切禁じます。「無償の配布」には、ホームページなどに掲載することも含まれます。  なお、質疑応答による回答は正誤表のような正式の修正ではなく、また版によって変化することがあります。質疑応答の回答を導入するかどうかは、ゴールデンルールにしたがってRLに決定権があります。各プレイヤーがRLの判断にしたがってください。 (C)FarEast Amusement Research Co.,Ltd. ■はじめに  このファイルはルールの解釈や適用について、質問とその回答という形式で解説しています。ですが、このファイルだけでは、あなたがアクト中、あるいはその前後にルールについて裁定を行なわなければならない状況のすべてを網羅することはできません。  セッション中に発生するあらゆるトラブルやシーンの状況はその時々によって異なります。そして、判断や処理に掛けられる時間は少ないことでしょう。RLであるあなたは最短の時間で、最適な回答を用意しなければなりません。したがって、このファイルで述べられた回答を絶対のものと捉えるのではなく、あくまでもあなたの下す裁定のためのひとつの例として参考にしてください。  このファイルの目的はルール解釈やデータ適用の際に必要な共通認識をできるだけ多くの『トーキョーN◎VA THE AXLERATION』を楽しく遊んでくれている皆さんの間に構築することです。 ●キャラクターの作成 Q:『TNX』P108「◆IANUS」の項目によると、IANUSは身分証明とありますが、ウェットのキャラクターはIANUSが取得できません。ウェットのキャラクターは市民IDが持てない(Xランクになる)ということでしょうか? A:ウェットのキャラクターも市民IDを得ることは可能です。ウェットのキャラクターにはIDを証明するカードやトロン用ICチップ、書類などが支給され、それによって身分が証明されます。 Q:『TNX』P126の「市民ランク表」を使用した場合、外界値5のキャラクターはどの市民ランクとなるのですか? A:外界値が5のキャラクターはB/CかB-/C-から、キャストの設定に合わせて好きな市民ランクを選択できます。 ●登場判定 Q:キャストが取得したエキストラは登場判定を行なえますか? A:エキストラは登場判定を行ないません。基本的に、取得したキャストとエキストラを登場させる場合、チームを組んでいるものとします。 ●戦闘 Q:メインプロセスを行なっている時に、ARを消費するスタイル技能は使用できますか? A:メインプロセスを行なっているキャラクターは、ARを消費するスタイル技能やアウトフィットなどを使用する場合、ARを1未満になるような宣言はできません。メインプロセスの最後にARが1減るからです。 Q:複数のキャラクターに攻撃を行なった場合、ダメージカードはまとめて1枚出すのでしょうか。それとも対象ごとに個別に出すのでしょうか? A:ダメージカードを1枚出してダメージを算出し、攻撃が命中したキャラクター全員に適用してください。 Q:【AR】の最低値はいくつですか? A:0です。【AR】を0未満にするような行動、宣言は行なうことができません。また、【AR】が0の時は、〈フリーズ〉のような【AR】を-1するような効果は受けません。 Q:アクト中に能力値が変動した場合、【CS】は変化しますか? A:しないものとします。 Q:戦闘不能ダメージを受けた場合の【AR】【CS】は変更されますか? A:戦闘不能ダメージを受けたことによって、【AR】と【CS】は変更されないものとします。ただし、イニシアチブプロセスにアクションを行なうキャラクターとして選ばれた場合、メインプロセスを行なえずに【AR】が-1されるものとします。 Q:1回のマイナーアクションで弾倉交換を行なえる武器はいくつですか? A:武器ひとつまでです。 Q:至近以外を対象にできる武器でパリーを行なう場合、その射程はどうなりますか? A:パリーは、使用する武器の射程に関係なく、攻撃の対象が至近に存在する場合のみ可能です。 Q:社会戦攻撃は攻撃対象のアドレスを知っている必要はありますか? A:攻撃側は攻撃を行なう対象のアドレスを知っている必要があります。ただし、RLはシナリオに合わせて、ゲストが任意のキャストのアドレスを知っているとしてかまいません。 ▼バッドステータス Q:バッドステータスの[BS:衰弱]は重複しますが、それ以外のバッドステータスは重複しないのでしょうか? A:[BS:重圧]と[BS:捕縛]に関してはそれぞれ別のスートや装備に対してのみ重複するとします。また、[BS:邪毒]と[BS:酩酊]は同時にひとつしか受けず、もっとも重い効果のみが残るものとします。 Q:複数の[BS:重圧]を受けている場合、解除にはそれぞれに対して回復のアクションが必要ですか? A:1回のマイナーアクションですべての[BS:重圧]が回復できるものとします。 Q:複数の[BS:捕縛]を受けている場合、解除にはそれぞれに対して回復のアクションが必要ですか? A:1回のマイナーアクションを行なわないアクションランクの消費で、すべての[BS:捕縛]を回復できるものとします。 Q:[BS:重圧]を受けた場合、指定された能力値で判定を行なえなくなるとはどういうことですか? A:[BS:重圧]を受けた能力値での判定は、成立せず必ず失敗となります。たとえば「BS:重圧(理性)」を受けてる間は、スペードのカードで判定できますが、判定の結果は失敗となります。能力値が使えないだけなので、ダメージカードとしてスペードのカードを出すことは可能です。 Q:バッドステータスを受けるダメージを治療した際、そのダメージによるバッドステータスも解除されますか? A:解除されないものとします。ダメージの治療とは別に、バッドステータスを解除してください。 ●ヴィークル Q:ヴィークルに搭乗しているキャラクターすべてが「対象:範囲」などの攻撃の対象になった場合、どのようにドッジの判定を行ないますか? A:操縦者は1回判定を行ない、ヴィークルの操縦者と同乗者の全員のドッジの達成値として適用してください。全員に有効です。また、同乗者は操縦者とは別にドッジ以外のリアクションを行なって、どちらかよい方の結果を適用してかまいません。 Q:同乗状態のキャラクターが、「操縦しているヴィークル」の効果を受けたり、同乗状態のヴィークルのデータを使用することができますか? A:できません。 Q:同乗者が、ヴィークルに搭乗している間に使用できるスタイル技能やアウトフィットの使うことはできますか? A:できません。 ▼ドローン Q:ドローンの操縦者に対して神業によって肉体ダメージを与えた場合、精神ダメージに変換されますか? A:神業によるダメージは変換されないものとします。 Q:ドローンの操縦者に対して肉体ダメージを与えた際、肉体ダメージを1点でも与えた場合に効果を適用するスタイル技能やアウトフィットの効果はどうなるのでしょうか? A:そのスタイル技能やアウトフィットの効果を適用するものとします。 ●神業 Q:《不可知》で取ることができる「好きな行動ひとつ」とは具体的にはどのようなアクションに相当するのでしょうか? A:基本的にメインプロセス1回分と判断してください。つまり使用者はムーブアクション、マイナーアクション、メジャーアクションを1回ずつ行なうことができます。また、それ以外にRLが認める場合、リアクションなどが行なえるとしてもかまいません。 Q:《不可知》を使用して〈二天一流〉や〈禅銃〉のような複数回攻撃を行なうスタイル技能を組み合わせた場合、どのように処理しますか?? A:最初の1回の攻撃のみ、《不可知》による攻撃として扱ってください。 Q:《死の舞踏》のような神業による戦闘不能ダメージに、〈ラストアクション〉〈ラストオーダー〉などのスタイル技能やアウトフィットを使用できますか? A:神業によるダメージには使用できないものとします。 Q:《黄泉還り》の効果によって、肉体ダメージによって受けたバッドステータスなどは治療されますか? A:治療されます。《黄泉還り》の効果を受けたキャラクターは肉体・精神ダメージの他に、受けているすべてのバッドステータスとスタイル技能の効果から任意のものを解除してかまいません。 Q:《黄泉還り》の効果によって“生身”の[故障]や[破壊]を解除できますか? A:できるものとします。この効果は上記FAQの効果に加えて選択できるものとしてかまいません。また、《黄泉還り》によって解除できるのはあくまで“生身”の[故障]、[破壊]となります。スタイル技能やアウトフィットの効果によって「生身として扱う」とあるものは含まれません。 ▼神業変更技能 Q:《突然変異》や《万能道具》の効果が《死の舞踏》のものになった時、〈剣鬼〉を使用することはできますか? A:できません。あくまで神業変更技能を宣言できるのは、そのスタイル技能の解説に書かれた神業そのものを使用した時のみとなります。 Q:《ファイト!》や《プリーズ!》の効果で神業が追加で使用できる時、神業変更技能を宣言することはできますか? A:可能です。ただし、《プリーズ!》による神業の使用の場合、神業変更技能の宣言には《プリーズ!》した側とされた側の同意が必要となります。ゲストがゲストに対して《プリーズ!》を使用する場合、同意はなくてもかまいません。  また、もちろん神業変更技能の使用回数が残っている必要があることに注意してください。 Q:神業変更技能を使用した神業を《突然変異》でコピーすることはできますか? A:その場合、神業変更技能を使用していない本来の神業をコピーすることができるものとします。たとえば〈不屈なる者〉を使用した《難攻不落》が使用されたとしても、コピーできるのは通常の《難攻不落》の効果になるわけです。 Q:《万能道具》で使用した神業を《突然変異》でコピーする場合の処理について教えてください。 A:《突然変異》の効果でコピーできるのは、フォルムの効果で決定された神業として処理してください。たとえば〈フォルム:ウェポン〉のキャラクターが《死の舞踏》として《万能道具》を使用した場合、コピーできるのは《死の舞踏》となります。 ●スタイル技能 ▼全体 Q:同名のスタイル技能の効果は複数回使用した場合重複して受けることができますか? A:できません。特に記述がない限り、同じスタイル技能の効果は重複しないものとします。 >>NEW Q:〈仁王立ち〉などのスタイル技能の効果でエンゲージを封鎖状態にしているキャラクターが移動した場合、封鎖状態は解除されますか? A:スタイル技能などの効果によってエンゲージを封鎖状態にしたキャラクターが、そのエンゲージを離れたり、戦闘不能になった場合、封鎖状態は解除されます。移動する場合、スタイル技能を使用したキャラクター自身も妨害される可能性があることに注意してください。 >> ▼タイミング Q:同じタイミングで複数のキャラクターがスタイル技能の使用を宣言した場合、どのような順番で処理すればよいでしょうか? A:RLがスタイル技能の処理順を決定し、順に解決していってください。判断に困った場合、トループ、ゲスト、キャストの順番でスタイル技能の使用を確認していくとよいでしょう。 Q:《愛の交歓》のような「タイミング:セットアッププロセス」などのスタイル技能はカット進行中以外でも使用できますか? A:カット進行中以外では使用できないものとします。ただし、RLは望む範囲で、これらのスタイル技能のカット進行中以外での使用を認めてもかまいません。 Q:〈教授〉〈合技〉〈技の真髄〉などで使用回数の制限があるスタイル技能を対象に取得させた場合、使用回数はどうなりますか? A:スタイル技能を使用したキャラクターと、技能を取得させられたキャラクターで共有するものとします。たとえば、〈金剛〉を〈教授〉で取得したキャラクターが使用した場合、〈教授〉を使用したキャラクターはそのカットが終了するまで〈金剛〉を使用できません。 Q:〈製品知識〉や〈隠れバディ〉のように、別の技能として扱うスタイル技能は、その別の技能へ修正を行なうスタイル技能やアウトフィットの効果を受けることができますか? A:可能です。たとえば、隊員バッジを取得しているキャラクターが〈隠れバディ〉を〈社会:警察〉で判定した場合、達成値に+1されます。 Q:〈製品知識〉や〈隠れバディ〉のように、別の技能として扱うスタイル技能は、『TNX』P118の報酬点を使用できる一般技能として使用した場合、報酬点を使用して達成値を上昇させることはできますか? A:可能です。 Q:〈製品知識〉などを〈白兵〉のようなアクション技能として使用した場合、アクション技能として扱いますか? A:アクション技能として扱います。そのため、他のアクション技能を組み合わせることはできなくなります。 Q:〈製品知識〉や〈隠れバディ〉を都市社会として使用することはできますか? A:可能です。ただし、すでに取得している都市社会を指定することはできないものとします。 Q:〈盾の乙女〉のように、他人にカードを渡して判定を行なわせるスタイル技能で、ジョーカーを使用した場合、どのように処理しますか? A:カードを渡す際に、任意のカードを指定してください。カードを渡されたキャラクターは、ジョーカーを渡す側が選択したカードとして判定を行なってください。 Q:切り札を使用して〈盾の乙女〉を判定した場合、どのように処理しますか? A:〈盾の乙女〉でジョーカーで判定した場合と同じように処理してください。 Q:「タイミング:常時」のスタイル技能はいつでもその効果を受けないことを選択できるとありますが、〈汚職警官〉のように不利な効果を含むスタイル技能の効果を受けないようにすることは可能ですか? A:できません。有利な効果とバーターで不利な効果を持つスタイル技能の効果は解除できないものとします。どのスタイル技能がそれにあたるのかはRLが判断してください。 Q:クロガネの〈鋼の壁〉のように「タイミング:常時」で任意のキャラクターに効果を適用できるスタイル技能で、効果を適用するキャラクターを選択するのはいつですか? A:そのようなスタイル技能は効果が適用可能なキャラクターごとにその都度適用するかしないかを決定できるとします。 ▼複数の武器を扱うスタイル技能 Q:〈二刀流〉や〈乱れ撃ち〉で投射可能な武器と、投射できない武器を同時に使用し、〈飛刃〉などの投射に効果のあるスタイル特技の効果を適用できますか? A:できません。すべての武器で投射可能なものを使用する必要があります。 Q:〈乱れ撃ち〉や〈黒羽の矢〉でフルオート射撃可能な武器を使用した際の処理はどうなりますか? A:これらのスタイル技能を組み合わせた攻撃にフルオートを行なう場合、使用した武器のうちフルオートが可能な武器はすべて、合計はしません。フルオートで使用したものとして扱います。ダメージへの修正は、もっとも高いフルオートの値を適用してください。 Q:〈二刀流〉や〈三刀流〉などの効果で選択した武器は使用したものとして扱われますか? A:はい、これらのスタイル技能の効果に適用した武器は1回の攻撃に用いたものとして扱われます。つまり、使用回数を消費し、使い捨ての場合は失われます。 Q:〈二刀流〉や〈三刀流〉などの効果で選択した武器に攻撃した時やダメージを与えた時に適用される効果があった場合、それを適用することはできますか? A:はい、適用されるものとしてください。 Q:〈二刀流〉や〈三刀流〉などで武器の一部だけがレーザー武器であった場合、どのように処理を行なうのでしょうか? A:そのような場合ダメージを受けた側は、攻撃に用いられたのがレーザー武器であったものとしてアウトフィットなどの効果を受けることができます。この時、適用される効果などには特に制限や変更は発生しないものとしてください。 Q:パリーとドッジは組み合わせることができますか? A:できません。パリーやドッジを行なう効果のある技能(本来であれば〈白兵〉と〈回避〉)はアクション技能として処理してください。 Q:〈呼吸〉や〈ポルターガイスト〉のようにスタイル技能の効果でリアクションが行なえる技能とパリーやドッジを組み合わせることはできますか? A:できません。〈呼吸〉や〈ポルターガイスト〉のように特定の行動に対してリアクションが行なえるようになるスタイル技能はアクション技能として扱い、パリーやドッジと組み合わせできないと処理してください。 ▼組み合わせ Q:〈無明剣〉のようなリアクションに〈知覚〉の組み合わせを必要とするスタイル技能と、〈知覚〉を組み合わせたリアクションを禁止する〈プレッシャー〉の組み合わせはできますか? A:できません。組み合わせの結果、リアクションの判定ができなくなるような判定は行なえないものとします。 Q:「対象:範囲」と「対象:範囲(選択)」のスタイル技能を組み合わせた場合、どちらが優先されますか? A:「対象:範囲(選択)」が優先されます。 ▼カブト Q:〈ドレッドノート〉を使用したダメージによって発生するバットステータスの効果も、〈ドレッドノート〉で無視できますか? A:できるものとします。ただし、効果を無視するだけで、ダメージによるバッドステータスは受けていることに注意してください。 ▼フェイト Q:〈プロファイリング〉を組み合わせた攻撃で、舞台裏のキャラクターに物理攻撃や精神攻撃を行なえますか? A:行なえません。 Q:〈ラストアクション〉で発生するメインプロセスは、戦闘不能ダメージを受けていても判定などを行なえますか? A:戦闘不能ダメージを無視して行なえるものとします。ただし、戦闘不能ダメージを治癒する行動は行なえません。 ▼エグゼク Q:〈ラストオーダー〉で発生するメインプロセスは、対象が戦闘不能ダメージを受けていても判定などを行なえますか? A:できません。 ▼カゲ Q:[BS:邪毒]を受けている対象に対して、〈毒術〉を使用してより強度の低い[BS:邪毒]を与える攻撃を行なった場合、効果を発揮しないのでしょうか? A:〈毒術〉による[BS:邪毒]の効果は、すでに受けている[BS:邪毒]の強度にかかわらず、メインプロセス終了時に適用するものとします。 Q:〈分身〉の「使用回数制限などは共有する」とは、具体的にどういうことでしょうか? A:〈分身〉を行なったキャラクターと分身は、スタイル技能やアウトフィット、神業の使用回数を共有します。たとえば、ひとつの分身が〈空蝉〉を使用した場合、そのカットでは本来のキャラクターも他の分身も〈空蝉〉を使用できません。 Q:〈分身〉の【AR】や【CS】は、スタイル特技やアウトフィットで増加しますか? A:増加しないものとします。 Q:〈分身〉によって登場した分身が、〈分身〉を使用できますか? A:できないものとします。 ▼チャクラ Q:〈呼吸〉での対決に勝利しました。追加のメインプロセスはいつ行なうのでしょうか? A:まず、〈呼吸〉を行なったメインプロセスの攻撃を先に解決します。ダメージの適用が終わった後、〈呼吸〉を使用したキャラクターが行動できる場合、追加のメインプロセスを行なってください。 Q:【AR】が0のときに〈呼吸〉での対決に勝利しました。追加のメインプロセスは行なえますか? A:行なえません。〈呼吸〉による追加のメインプロセスは【AR】を消費するため、【AR】が0なら追加のメインプロセスを行なうことができません。 ▼クロガネ Q:〈フォルム:ヴィークル〉で[小分類:ドローン]のアウトフィットを“本体”に指定した場合の処理を教えてください。 A:〈フォルム:ヴィークル〉で[小分類:ドローン]を指定した場合、クロガネもゴーストで登場してください。[乗員]も+1され、操縦者はゴーストで登場する必要があります。操縦者以外の同乗者は、ゴーストでなくてもかまいませんが、RLはそれを禁止してもかまいません。 Q:〈フォルムスイッチ〉を取得しているキャラクターが、適用されていない〈フォルム:~~〉で指定している本体を所持している必要はありますか? A:ありません。 Q:〈フォルムスイッチ〉で所持していない本体の〈フォルム〉に変更した場合、どう処理しますか? A:基本的には〈フォルムスイッチ〉後にゴーストとして扱うか、退場とするとよいでしょう。また、〈フォルムスイッチ〉を使用した後のクロガネの状態をプレイヤーが説明できない場合、RLは〈フォルムスイッチ〉の使用を却下してもかまいません。 Q:〈フォルムスイッチ〉を取得したキャラクターが、現在の〈フォルム〉ではない〈フォルム〉が取得に必要となるスタイル特技の効果を使用したり、受けたりすることはできますか? A:できません。たとえば、〈サンデーベスト〉と〈鋼の壁〉を取得しているクロガネは、〈フォルム:アーマー〉の効果を受けている間、〈鋼の壁〉の効果を適用せず、〈プラスワン〉のみが使用できます。〈フォルムスイッチ〉で〈フォルム:ヴィークル〉に変更することで、〈鋼の壁〉の効果を受けることができますが、その代わりに〈サンデーベスト〉を使用できなくなります。 ▼カゲムシャ Q:〈二人羽織〉を使用したカゲムシャと、その〈二人羽織〉の対象のキャラクターが同時に攻撃を行なった場合、〈二人羽織〉を使用したカゲムシャが行なうリアクションはどのように適用しますか? A:〈二人羽織〉を使用したカゲムシャが1回判定を行ない、それをそのカゲムシャと、〈二人羽織〉の対象のドッジの達成値として適用してください。また、〈二人羽織〉の対象は別にリアクションを行なって、どちらかよい方の結果を適用してかまいません。 ●アウトフィット Q:〈改造〉や〈試作品〉の効果によって、アウトフィットの登場判定修正や[SF]を変更することはできますか? A:できないものとします。 Q:複数の〈元力〉を取得しているキャラクターが、元力共通による物理攻撃を行なった場合、元力共通の攻撃力はどのように計算されますか? A:取得している〈元力〉のレベルすべてを合計して、攻撃力を算出してください。 Q:剣雨の「装着したヴィークルを除外する」とは、具体的にはどれを指しますか? A:除外するのは、装着したヴィークルに搭乗しているキャラクターすべてになります。 Q:[部位:特殊弾]は「小分類:搭載兵器」にも装備可能ですか? A:できません。 Q:パッチワークスキンをウェポンマウントやサイバー化に装備した場合、[隠]や登場判定修正はどうなりますか? A:ウェポンマウントやサイバー化の[隠]や登場判定修正に修正を与えます。武器自体の[隠]や登場判定修正には適用されません。 Q:鐙を使用してなんらかのヴィークル(以下、操縦物)を操縦してる時に「あなたが操縦しているヴィークルのデータ」(たとえばSF)を参照する場合、鐙と操縦物のどちらのデータを参照しますか? A:その場合、常に操縦物のデータを参照するものとしてください。 Q:[小分類:ドローン]のヴィークルはゴーストでないと操縦できませんが、同乗者もゴーストで登場する必要がありますか? A:いいえ。[乗員:]が1以上のドローンは、物理的に人が乗れる形状だと考えてけっこうです。ただし、ゴーストでないと操縦はできません。 ●トループルール Q:キャラクター作成時に、トループやエニグマを取得した場合、ビルドアップの選択技能などや、フルスクラッチの経験点を、取得したトループやエニグマの成長に使用してもかまいませんか。 A:かまいません。 Q:「トループ取得技能」によればひとりのキャストが呼び出せるエニグマの数は「マヤカシのスタイルレベル」個までですが、〈多重心〉によって取得したエニグマもこの制限に含まれますか。 A:いいえ、含まれません。たとえばあなたがマヤカシのスタイルレベルが1で、〈分心〉と〈多重心〉をどちらも取得している場合、その両方を同時に呼び出すことができます。 ●クロガネルール Q:ウェットを取得したクロガネが、「電制:-」以外のアウトフィットを本体として指定できますか? A:可能です。その場合、本体に指定したアウトフィット自体の「電制」はそのままなことに注意してください。たとえば、ウェットのクロガネの本体が「電制:-」以外であれば、〈サイバークラック〉で[故障]させることが可能です。 ◆協調行動 Q:クロガネは[協調行動]を同時に複数のキャラクターと行なうことはできますか? A:できません。クロガネは常にひとりのキャラクターしか「相棒」とすることはできません。また[協調行動]を行なって誰かに自分を使用してもらっているいる間は、他のクロガネの「相棒」となることもできません。 Q:ひとりのキャラクターが同時に複数のクロガネの「相棒」となることはできますか。 A:可能です。ただし、それぞれのクロガネに対して[協調行動]を維持する条件を満たしている必要があることは変わりません。 Q:〈フォルム:ヒューマン〉などのアウトフィットを本体として指定しないクロガネは協調行動は行なえますか? A:可能です。本体のアウトフィット・データが存在しないので、協調行動の宣言に「相棒が本体を装備可能である」必要がありません。また、相棒は本体を装備できません。それ以外は、すべて協調行動のルールに従ってください。 ●クルードルール Q:クルードで遊ぶ場合、クロガネの《万能道具》の効果はどうなりますか? A:プレアクトにクロガネの形状の設定にもっとも近い〈フォルム〉をひとつ選択してください。《万能道具》の効果はこの〈フォルム〉に対応した神業となります。この〈フォルム〉については神業の効果を決定するためのもので、特技としてのデータは持ちません。また、神業の効果の決定にはRLの許可を得る必要があるものとします。