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トーキョーN◎VA-D SSS Vol.3 CALLING YOU 〜この声がとどくまで〜

Scenario2 "この空の向こうに"

爆裂のD版SSS第一弾、後編。 最強のクサナギ、クサナギ・ザ・クサナギをかけて戦う 熱き漢たちの死闘が幕を開ける。
   概要   [冷凍睡眠から目覚めたら日本はイワヤトの向こうだった]と言う、「近未来の浦島太郎」  シナリオ。N◎VA-D本誌付属のアクト"託された言葉"とは敵がほぼ同じ。   PCDのカタナは"託された言葉"のカタナと同じキャストが想定されているが、必然性が  希薄なため深く考える必要は無いだろう。イベントが連続しているため、比較的運営しやす  いアクトではなかろうか。     いつもどおり、お堅いイメージから考えられた「推奨スタイル」と備考など。続き物では  ない為、面子を入れ替えても大丈夫。    PC@ トーキー:孤独な浦島の味方。   「ニューロエイジの浦島太郎」浦島亮は、本アクトにおいて「騙され続ける男」として描  かれる。トーキーはそんな彼の唯一人の味方だ。要はハンドアウトの内容のイメージに合わ  ないキャストでなければ問題は無い。逆に言えば、浦島がトーキー(のPL)に嫌われてしま  えばこのアクトは失敗している。    PCA タタラ:医者。   スラムの名医、芳・華玲から協力を要請される、凄腕の医者。脅威の病との闘いが始まる  ・・・そんな感じのハンドアウトだが、どうすれば良いのかオープニングで芳・華玲が全て  語ってしまい、「脅威の病」を解決するのに≪タイムリー≫が必要なわけでもないため、  医者である必要は無いに等しい。芳・華玲が信頼できる知り合いで、前半同様≪タイムリー≫  あるいは相当する神業(今回は≪黄泉還り≫でもOKかも?)が使えるならばそれで良い。   そうそう、御門・忍の存在は見なかった事にするように。     PCB フェイト:友人から、ある事件の調査を依頼される探偵。   無報酬というわけでもないため、探偵であれば誰でも良いと思われる。シナリオ的には  この友人の目的(理想)が結構重要なキーワード。    PCC イヌ:機動捜査課。   イヌ=脇役の地位は、最早不動のものとなりつつある。導入も「本隊とは別に単独行動を  取って欲しいと千早冴子に依頼される」と言う、いつもの奴。勿論、お駄賃ももらえる。  ちなみに、調べる件はフェイトと全く同じ内容。    PCD カタナ:クサナギと戦っている。   クサナギと戦う日々が続いているキャスト。理由はどうあれ、この設定を受け入れること  が可能なキャストならば誰でも良い。シナリオ中は戦闘以外やることが無い。敵は最強のクサ  ナギ、「クサナギEX」。マトリックスのパクリ云々の前に突っ込みどころ満載なこの戦いを  いかに笑いのツボを抑えつつクールにこなせるかが鍵となる(多分)。     しナリオ   比較的リサーチ項目が少なく、主人公・トーキーを中心としてイベント→次のイベントへ  のアンカーが示されているため、進行に関してはあまり問題は無いだろう。   イベント「トーキー3:荒れ果てた心の風景」ではあまりに不用意な天津機関の長のお茶目  っぷりが伺える。リサーチの進行が滞ってないようなら、メールの差出人の名前は伏せておい  た方がいいかも知れない。   導入の関係でトーキー×タタラ、フェイト×イヌの構図が出来やすく、カタナは孤立しやす  い。カタナ以外のキャストがトループx2あたりに襲われるところでカタナのキャストを登場さ  せるように仕向けたほうが、カタナ的にはご都合な展開。   クライマックス前のイベントシーンにて、早乙女響子(フェイトのコネ)が浦島に何かを言  いかける描写があるが、彼女は浦島を全く知らないとして演出した方が良いかもしれない。  深読みしたPLが「早乙女響子は浦島の子孫である」と勘違いする可能性があるためだ。下記プ  レイリポートを参照のこと。   エンディング。《暴露》後にシナリオの記述どおりEDを演出するとタタラのキャストが浦島  と会話する部分が飛ばされてしまう。後日談へ吹っ飛ばす前にちゃんと描写しておこう。また、  最後のRLシーンは「海岸に流れ着く」という描写がPLによっては「?」となる可能性がある。  蛇足かもしれないが注意。オチの部分なので好きにアレンジするのも面白いと思う。     誤植   目立つものは無いようだ。     プレイリポート   というわけでカタナを外した4人プレイ。ま、元々いらない立ち位置な気もしますし。前編  と同じでタタラのところにはハイランダーなカブトを召還。   リサーチは項目数が少なめでトーキーのイベントを中心にドバドバっと進む。おかげでまあ  トーキーのイベントシーンが溜まって困った。最初からザックリ合流させて進めたほうが面白  かったかも。後、モチベーション的にタタラの位置はきつかったかな、と反省する。リサーチ  終盤、クライマックス直前のシーンでフェイトのコネの台詞が微妙だったらしくPL側に勘違い  が発生。コレがクライマックスまで影響した。失敗失敗。それと、当たり前のように御門忍の  話が出てくる。誤魔化して流したがやはり寒い。ST☆Rは遠いから行って帰ってくる間に沢山  の死者が出る、とでも言っておいたほうがよかったかな?   クライマックスシーン。戦闘に入る前に前述の影響でちょいとトラブった。戦闘はクサナギ  EX大暴れ。俺環境にはちょっと強すぎたかニャー。ゲストの神業を2発ほど無駄撃ちさせる+  フェイトのコネから神業増加があったけど、最終的にギリギリ足りるレベルになってしまった。   EDは適当にアレンジしつつ、浦島太郎ネタで台詞を引っ掛けてシメ。わりとすんなりいった  かな?と思う。   総括として。台詞がPLに勘違いを引き起こさせたのがまずかった。アレで勢いが50%は削がれ  たっぽい。−30点。後、敵が強すぎて戦闘系キャストが戦闘で満足できなかった。−20点。  どーも脳内戦闘バランスが旅行中に別環境でやってた関係で書き換わったっぽいです。  合計50点。要するに半分。今回の反省点は、    1・キャストをある程度見て戦闘バランスを決めましょう。戦闘キャストが居る場合はせめて    神業合戦にならない程度の適度な戦闘バランスを保つように注意しましょう。  2・遺言はハッキリといいましょう。勘違いを引き起こさせる紛らわしい発言はしない方向で。    (どーもフェイトのコネが浦島太郎の子孫だと勘違いされたっぽいです)    (いや、それはそれでアリか?アリなのか?)      の2点。んー、シナリオの問題とはこの際無関係ですね。  役に立たないプレイレポだ。     _| ̄|○、      で、その後。朱雲氏から「フェイトのコネが浦島太郎の子孫だと勘違いした」話を耳にする。  どーも多数ネタっぽい上、仮にそうであった所で「壁の向こうに他の子孫達がいる」のが確定  するだけで影響も少なく、EDをちょちょいとアレンジすれば良い話なので裏設定でソレを追加  するのも手なんじゃないかと思いました。    

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