トーキョーN◎VA-D SSS Vol.3 CALLING YOU 〜この声がとどくまで〜
Scenario1 "WIRED GIRLS"
羨望のD版SSS、第三弾はトーキー。
永遠のPCD、エンディングのご都合要因と呼ばれた時代に
今、終止符が打たれる。
概要
皆に忘れられていた人権団体、トゥルーフリーダム(以下TF)の区切り目となるアクト。
≪暴露≫を使うことがクライマックスへのトリガーとなっており、やや珍しい展開を見せ
る。リサーチから得られる情報がキャストにそれを促し、かつ≪暴露≫に≪ファイト!≫
が使われるため、その点では停滞することは無い・・・はず。ネタ自身は某マンガ「ガン
スリン●ー・ガール」のパクリだが、概ねスルーの方向で。
では恒例、お堅いイメージから考えられた「推奨スタイル」と備考など。
PC@ トーキー:親友の願いを叶えるため戦う。
瀕死の親友が「妹を頼む」と言い残してくたばる、いつものパターン。親友の死に際の
願いを無碍にするようなキャストで無ければ大丈夫。
PCA タタラ:お人よしの医者。
[以前担当していた身寄りの無い少女]を引き取ったTF内の部署を不審に思った粕川うらら
に、調査協力を依頼される。「タタラに頼むとは筋違い」などと言い出さないキャストが望
ましい。加えて言えば、≪タイムリー≫あるいは相当する神業が使えるならば、医者である
必要も無い(医者以外の場合、「以前保護した身寄りの無い可哀相な少女」とでもすれば良
い)。但し、トーキーはフェイト、イヌはカタナと自然に絡むため、他のキャストに合流し
にくい。そのため、他のキャストに絡みにくいようなキャストは推奨出来ない。
PCB フェイト:少女から兄を殺した犯人探しの依頼を受ける探偵。
ハンドアウトにグダグダと書いてあるが、要は「少女の兄(=トーキーの親友)を殺した
殺人犯を探してほしい」とゆー依頼が飛び込んでくるだけである。探偵であればそれでいい。
イベントの都合上、早々にタタラと合流するだろう。
PCC イヌ:機動捜査課。
すっかり脇役が板に付いてきた機動捜査課。殺人事件(=トーキーの親友殺害)の犯人=
コネのカタナキャストを追うのが導入、と言うどこかで見たパターン再び。
PCD カタナ:騙された殺し屋。
トーキーの親友殺害の濡れ衣を着せられる。殺しの依頼が来ておかしくないキャストなら
誰でも良い。ちなみにカタナ枠が参加していない場合、濡れ衣はトーキーが着せられる。
その場合は後述のプレイリポートが演出の参考になる・・・はず。なるといいなあ。
シナリお
クリス(フェイトの依頼人の少女)に≪真実≫を使用後、データカードをトーキーに
渡す際に、トーキーに襲いかかるイベントが発生する。クリスの洗脳は≪タイムリー≫
で解除できるが、ここで問題になるのはデータカードの中身。≪電脳神≫でデータが破損
しているのだ。さらに追加で≪真実≫か≪タイムリー≫、あるいは他の神業が必要になる。
おそらくここまでに≪タイムリー≫に≪ファイト!≫が使われているために問題はないと
思うが、有効な神業が無い恐れもある。キャストが4人以下の場合などは神業不足の恐れ
もある為、場合によっては、データは破損していないとしてやっても良いだろう。
データカードの中身が復元できれば≪暴露≫が増える。この≪暴露≫はクロマクを誘き
出すのに使われるが、おそらくPLの数だけパターンがある。よってクライマックス前後の
あたりから、若干のアドリブ能力が必要になるだろう。
「藍川哀都=ミスターエース」の繋がりはリサーチで明らかにならないようだが、
原因は不明。問題なければ「ミスターエース」のリサーチ項目21あたりにそれと思わせる
情報を追加してやってもいいだろう。
クライマックスフェイズ、タタラ的には[以前担当していた少女(クロマクの腹心)]
を助けたいと思うだろう。ところがこの少女、洗脳されているわけではなく、本心から
クロマクに協力しており、「説得や≪タイムリー≫による洗脳の解除は無効」と書いて
ある。・・・のだが、≪腹心≫を≪タイムリー≫で打ち消しても良いと思われる(少な
くとも、私はそう判断する)ので、この辺はプレイヤー・フレンドリーで行ったほうが
良いだろう。自分の場合「本心からクロマクに協力している」事実は≪腹心≫を消して
も残るが、PL側の説得に応じるようになる、とした。
クライマックス後の≪暴露≫の演出次第ではエンディングを棒読みするとおかしな
演出や台詞回しになりかねないので、注意が必要。また、粕川うららは場合によっては
(≪タイムリー≫が余っていれば)生きているが、公式的には死亡させたい雰囲気が感
じられる。SSSは公式ゲストの処刑場とは誰が言った。
誤植
ゲストの殺し神業は3回、うち演出で1回消費されるため、実質的に必要な防御神業は
≪タイムリー≫を除きあと2個あれば良い。ゴスペル忘れてた(死
P8右下の柱。「頼んむ」
プレイリポート
久々に自分がSSSのRL。PLはカタナを除く4人。よって濡れ衣をかぶるのはトーキー。
「親友を撃ち殺し、その妹を連れ逃亡中の犯罪者」という肩書きはむしろカタナの時より
自然な感じ。そういや、元・従軍記者という設定は「危険人物」としての説得力には十分
だったかな?出しておけばよかったやもしれぬ。
トーキー枠のキャストは"Blakk Box"で活躍した、当方の閉鎖環境内N◎VA世界では結構
有名人。イヌ枠は、千早冴子から「単独で彼を逮捕するように(=黒幕がいると思われる
ので真相を洗え)」と指令を受ける。直接言葉に出さない無言のやり取りはやはり面白い。
タタラ枠、自分以外はキャストに医者を持っている者が居ないため、カブト・ハイラ
ンダーの「正義の味方」が参加。基本的に正義の味方なので導入から何から問題なし。
タタラ枠は元々他と比較して合流しにくい立ち位置のため、トーキーとの合流をスムーズ
にし、かつ川渡連合の影を見せるため偽・機動捜査課トループ(レッガー)を出し軽〜く
戦闘。「うわーだめだー」最近雑魚の演出がおざなりだなぁ。気をつけないと。
フェイトの≪真実≫の演出をこっちの場面切り替えでフイにしてしまう。俺的大失敗。
結構自己嫌悪。
他は概ねシナリオどおり。結果は全員生存の超大甘エンディング。んー、どうだった
のか。エンディングはちょっと間延びした。順番間違ったかな?
今回の自分評価。アクト中盤の流れをスムーズにできなかったのと、エンディングが
盛り上がりに欠け65点。フェイトの見せ場を潰した罪で-50点。合計15点。もっとがんば
りましょう。
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