トーキョーN◎VA-D SSS Vol.2 Flaming Fist 〜魂こがして〜
Scenario2 "牙の門"
旋風のD版SSS第一弾、後編。
最強の二文字をかけて、闇の武闘会が今、始まる。
いや、マジで。
概要
最強の証明とされる秘伝書をめぐり、世界中の武術家達がN◎VAに集う。ルール無用の
コンクリート・ジャングルに、暴力の嵐が吹き荒れる・・・
大真面目にそんなアクト。「ソレ系」の趣旨を理解できないPLは参加を見合わせてもら
った方がいいだろう。チャクラキャストが闘って闘って闘い抜いて、そして頂点に立つま
でが描かれる。・・・本当だってば。
RL自身に格闘マンガ系のノリが要求される。あの手合いが嫌いなら向かない。断言する。
無論それはPLにも言える訳で。逆に言うとノリで遊ぶアクトです。
それでは、前回同様にお堅いイメージから考えられた「推奨スタイル」と備考など。続
き物ではないので面子を入れ替えてOK。
PC@ チャクラ:最強を目指して闘う武闘家。
「かつて闘い決着がつかなかったライバルがいる」と言う、ベタな設定が降ってくる。
こいつとケリをつけるのがお話のメイン。
やはり武器に頼らない無手の格闘系チャクラが良いだろう。「防御値無視」「反撃技」
(奥義を含む)が無ければラスボスには神業以外で勝てないかもしれないので、それなり
以上の強さが要求されるところ。
PCA カブト:父の敵討ちの手伝いを依頼される。
格闘系チャイナ娘の敵討ちの手伝いを依頼され、不本意ながらもこの戦いに巻き込まれ
ていく・・・と言った感じ。キャストに格闘家属性がある方が楽しめるのではないだろうか。
PCB イヌ:機動捜査課。
いきなり暴力のハリケーンを起こされては住民は迷惑極まりないと言う好例。常識的な
立場からこのお話の裏側を駆け抜ける。クグツと共に武闘会の裏側を暴く担当。
PCC クグツ:今日も今日とて後方処理。
まさに後方処理。こちらもイヌと並んで脇役街道をひた走る、と言うと聞こえが悪いか。
要はリサーチ担当であり、武闘会の裏に隠されたクロマクを追う立ち居地。
PCD トーキー:突撃リポーター。
格闘マンガでお約束なアレが一番しっくり来ると思う。流石はPCD。ミストレスがある
とかなりソレっぽい。
シナりオ
チャクラ・カブト組とイヌ・クグツ組でシナリオの温度と言うか住む世界が違う。チャ
クラは連戦、カブトはチャクラと対峙した後にちょいリサーチ→イベントあり。他はリサ
ーチメイン。リサーチ項目の総数は「これでもか!」と言うくらい少ない。
ボスはチャクラのライバル設定だがアホのように強い。が、神業的にはわりとどうにで
もなり、構図的にはチャクラ・カブト二人で闘うような感じになる。PLのノリや勢いに任
せ、一息に突っ切ってしまうのがいいだろう。
エンディングは・・・要は「実力さえあればOKです」と言うことなのだろう。PLの好み
によってはこの設定に噛み付き攻撃を実行される恐れもあるが、ひとまず黙らせておこう。
誤植
手元に資料がない(前半まだやってません)為、今時点では不明。と言うか。
誤植があるとすればこのレby ≪完全偽装≫
プレイリポート
RLはT氏。トーキーをゲストにしての4人プレイ。当方チャクラ枠で参加。カタナ
チャクラヒルコと言うスタイル、普通に殺し屋だったがRLにすり合わせてもらった。
初戦の相手がいきなり現れた謎キャラにつぶされるのがどーにも気に食わなかったの
で、そいつに貰った≪黄泉還り≫をそのまま使用、病院へ放り込む。謎の坊さんは気に
なるが多分他キャストの餌かな、と思って放置。
対プロレラー戦。観客のミストレストループが登場すると思っていたが、流石にそれ
はなかった。「イ・ナ・ミ!イ・ナ・ミ!」コールでフェニックスとかを予想したが
そっちもハズレ。≪神の御言葉≫は戦意喪失がいい感じだったかも。しかしN◎VAは格闘
技モノに向いていると勝手に確信する。
クライマックスフェイズ。敵は予想を遥かに超える強さ。互いにニ激加えた後、こっ
ちは一撃目はカブトが防御し、ニ撃目で≪黄泉還り≫を消費。熱が冷めないうちにその
ままの流れで特技を組み合わせた必殺技→≪死の舞踏≫。ところが、予想外にも特技の
ほうで≪黄泉還り≫を削れなかったため、≪突然変異≫で追撃の≪死の舞踏≫。そこに
カウンターで飛んできた≪死の舞踏≫でなんと相打ち。
敵・・・と言うかRLはこっちの≪黄泉還り≫が一発残っていると思い込んでたらしく、
こっちの「相打ちか」に対して「お前の勝ちだ」発現。奴は負けたと勘違いしたまま逝
っちまった、と言う予想外のオチに。消去法でカブトの手に秘伝書が転がり込む。
で、そのまま密かにイヌキャストに病院へ担ぎ込まれ、≪ファイト!≫→≪黄泉還り≫
で復活。で、カブトから中華娘、イヌ経由で秘伝書が渡される。
エンディングの申し出は少し悩んだが、条件付きで受けることにする。名前は元々日
本名に直すと「牙」がついているのでこちらの問題も強引にクリア。
総括として。あの予告からここまで愉快なアクトが飛び出すとは予想だにしなかった。
マヤカシ前編以来のヤラレタ感が強い。どちらも細かいリサーチ不要の大雑把なイベン
トとノリで進むあたり、「ひょっとしてN◎VAって・・・」と思ってしまう。
隠されたもう1つの共通事項。・・・RLは両方、T氏だったりする・・・。ひょっとして。
|