トーキョーN◎VA-D SSS Vol.1 CRYSTAL WALL 〜不破の騎士〜
Scenario2 "Little Hero"
衝撃のD版SSS第一弾、後編。
俺「Night After Night」読んでいないYO!
そんな貴兄に贈るハートフル・コメディー。
概要
ある男の遺志を継いだ少年を守り通す、ネタ自体はオーソドックスな話。カウンターグ
ロウにて再録されたリプレイ「Night After Night」外伝、と言った感もある。誰も知らな
ければそれでいいが、誰か一人が知ってるならば全員知ってるほうがいいと思う。
推奨キャストにイヌが2匹いるが、うち一匹は≪完全偽装≫したクグツ。騙されるな。
では、前回同様にお堅いイメージから考えられた「推奨スタイル」と備考など。別に続き
物ではないので面子を入れ替えてもいい。
PC@ カブト:危機に陥った少年を助ける正義の味方
「[偶然余計なことに関わってしまい危機に陥った少年]の瞳に何かを感じ、彼を守り通す
決意をした」までがハンドアウト。これを許容できるキャストでなければならない。さらに、
少年は自分だけが知っている情報をキャストたちに「後はお願いします」と渡してくれる
わけではない。タイトルが示すようにこの少年は"Little Hero"、主人公なのだ。
PCA フェイト:亡き親友の遺志を継いだ少年を助ける。
フェイトは親友の遺志を継ぎ、戦いに赴く・・・わけではない。彼の遺志は少年が継いだ
のだ。カブト同様に少年を手助けする方向に向かわせる必要がある。
PCB イヌ:機動捜査課、賞金稼ぎ。
殺戮者を追う。そんだけ。
PCC クグツ:今日も今日とて後方処理。
誰かさんの尻拭いをさせられているわけだが、これぞまさしく後方処理。
PCD トーキー:危険を承知で特ダネを追いかける記者、あるいは人道派記者。
いきなりクーゲルから怪情報。怪しいことこの上ないが、コレを元に動くしかない。PCDで
鍛え上げられたPLなら問題なく動ける・・・はずだ。今回に限りPCDにしては必要度が↑。
シナりオ
神業を12個抱え襲ってくるゲストが理不尽に思えるかもしれないが、不満が出る前に勢いで
乗り切れば勝ちのはず。
とにかく、「単に正義感あふれまくりの困ったチャン少年」と思わせないようにするのが
ポイント。「世間知らずのお子ちゃまが何言ってんだフォルア!」と言われる可能性が高い為、
受け答えの台詞は前もって考えておいたほうが良いかも。
クライマックスの法廷シーンはかなりぞんざいに描かれている為、補完が必須。うまく
やろう。加えてフラッシュビーストの台詞や演出、さらに少年の台詞もなんだかおかしい
と思う(「茶番だ!」ってアンタ・・・)。
誤植
前回ほどクリティカルではないが、「不可知」を2回使っている為、そのままやると都合
13回神業を使ってしまう。1回分削ること。後、PCCはクグツです。すぐに分かると思うけど。
プレイリポート
RLは引き続きほゑほゑ氏。今回はイヌをはずしての4人プレイ。当方トーキー枠で参加。
前回イヌのPLはクグツを担当。カブト、フェイトは引き続き参加。
(元のシナリオとは違い)正体不明の人物(=クーゲル)から電話で情報を得る。と、
カブトが少し苦しそうだ。後から聞いたところ、「プロのカブトを作ってくれ」という
話を受け、キーがクグツのイメージでキャラクターを作ってきたらしい(ハンドアウト
のイメージからやや外れている)。
リサーチにて、リプレイ「Night After Night」から数名が友情出演。多少モタつきつつも
クライマックスに突入。大幅加筆修正された法廷シーンの描写(このへんの気配りと演出は流石)
を得て、戦闘→EDへ。≪暴露≫の演出をタイトル"Little Hero"にあわせた関係で、本身の方が
薄味になったような気がする。最後の最後で、ちょっと失敗したかも。
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