トーキョーN◎VA-D SSS Vol.1 CRYSTAL WALL 〜不破の騎士〜
Scenario1 "Midnight Cruise"
待望のD版SSS、第一弾はカブト。
「依頼人を守る」という目的とシナリオの都合に挟まれ
もがき苦しむ貴兄は素敵。
概要
誰もが一度は考える、豪華客船ネタ。襲い来るゲストとの連戦とイベントが中心。
一本道に限りなく近いわりに選択肢があるため、RLには巧みなPL誘導技術が必要。
さらに、EDの演出やイベントシーンのタイトル等に誤記があるためぶっつけ本番RLは
自爆する恐れがある。これについては後述。
まず、お堅いイメージから考えられた「推奨スタイル」と備考など。
PC@ カブト:依頼人、ブルーベリーを守り抜くプロのカブト。
リサーチ開始時は強制的にブルーベリーと別行動になってしまう。
後でホールで落ち合いましょう、のような台詞はあるが、腑に落ちないPLも居るだろう。
・「自分以外にも護衛がいて、交代で休みを取っている」
・「カブトは休憩に入っていて、ホールで落ち合う予定だった」
というあたりで納得してもらおう。ブルーベリー合流後は、PLと行動を共にさせる必要が
ある。P14下のリポートを参考にしよう。このアクトはカブトが主役。納得できない状況
や不貞腐れるような事態に陥るわけにはいかない為、注意が必要。
射撃攻撃と範囲攻撃(要するにフルオート)があるので、対策できるカブトを呼ぶように
心がけること。
PCA フェイト:偶然乗り合わせた正義の味方。
テロリストのせいで罪無き人々の命が危機にさらされている。立ち上がれ偶然その場に
居る正義の味方!戦え偶然(ry
PCB イヌ:機動捜査課。
モチベーション的に少々ヤバイ。というのも、コネでもある犯罪王はリサーチ開始の
段階で死んでいるからだ。殺した相手もわりと小物っぽい為ガックリとくるかもしれない。
「船を占拠した犯罪者集団から乗客を守り抜く」という、単純明快な方向へ頭を切り替え
させることが出来れば勝ち。
PCC クグツ:今日も今日とて後方処理。
イヌと同じ理由で途中気抜けするが、調査と同時に「乗客にもしものことがあれば社の
損害になりかねない」という方向にも思考を向けさせると良いと思われる。
PCD トーキー:報道記者、あるいはブルーベリーの追っかけなど。
流石はPCDだ。
シなリオ
PLから要求される可能性が高いのが、「船の見取り図」。豪華客船ネタといえば
まずは見取り図だろう!というロートル(とも限らないが)は多い。
しかしながらそんなものは無い。「いける場所はこれだけある」と先に示してやり、
PLにアレコレ推理させるような形でうまく誘導しよう。ブルーベリーを通しての誘導は
できるかぎり避け、かつ「優先的に狙われる」ことを忘れないようにすること。
ゲストは段々と弱くなって行き、最後のマーカスが最弱というオチ。しかも神業を
2つ(少佐が≪とどめの一撃≫、本人が≪黄泉還り≫)使っての「死んだフリ」の影響で
即死の危険性が高い。PCが5人いるなら側近を増やしてしまうのも一つの手だ。後述の
プレイ記録のようにするのも手ではあるが、シナリオ改変になるためお勧めは出来ない。
誤植
EDにて解除したはずの爆弾が大爆発する。かなり謎なので、事前に理由を考えてお
こう。お勧めは≪完全偽装≫の演出だ。ごめん嘘。
プレイリポート
RLはほゑほゑ氏。永遠のPCD、トーキーをはずしての4人プレイ。当方クグツ枠で参加。
(元のシナリオとは違い)マーカスさんは娘(実はドロイド)を連れて歩いている。
リサーチ開始。乗客を危険にさらすわけにはいかず、カブト&クグツ、イヌ&フェイトが
それぞれ隠密してホールを脱出。シナリオのノリから思わず別行動→パートナーチェンジ。
カブト&フェイトvs少佐&トループ戦にて思ったよりトループの攻撃が激しく、範囲防御
が出来ないのが仇となり防御神業が大量消費の危機に。RLにお願いして拡大解釈≪完全偽装≫
の割り込み登場&≪天変地異≫でトループを吹き飛ばす。あぁ、オチに欠陥構造の船沈める
のに両方残して置きたかったのに。
ボンバーハリス戦が大苦戦。殺し神業が少ないスタイル構成が災いした。RLの提案から
≪制裁≫の暗殺アタックで事なきを得る。
結局、乗客の退避後にハリスの遺した爆弾を爆発させて強引に証拠隠滅。判定・演出共に
かなり強引だったが、RLがうまくスルーしてくれた。実は元々爆発するオチだったとのこと。
ED後のRLシーン。死んだと思われた犯罪王はOPでマーカスと一緒に居た娘(ドロイド)を体
にしており、乗客に紛れ脱出。マーカスの遺した金と共に行方をくらませた。リサーチ不足
の為(多分)、犯罪王を取りがした形になった。後のアクトで再戦するのかな?
RLのほゑほゑ氏によれば、「犯罪王の設定から考えて、こうも簡単にマーカスに謀られる
とも思えない」「今まで追いかけてきたというイヌの設定が空回り」等の判断からシナリオ
を一部改定したとのこと。確かにマーカスは設定上小物の印象が強く、自分自身、犯罪王は
死んだと見せかけていると思っていたのでむしろ改定後のほうが納得&安心。
また、ゲストの台詞の大半がRLにより手直しされていた。元々の台詞が陳腐なものが多い
ので、敵ゲストの死に様は安っぽく見えるようになっていた模様。狙っていたのか?
皆のヒーロー、稲垣市政官様の台詞は台本どおり。大人気でした。
|