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オープニング

●カブト:狙われた街 登場:〈社会:ST☆R、ストリート〉 10 ◆解説  偶然通りかかった『カブト』がアヤカシに襲われていた少女を助ける。 ◆描写  ST☆Rで一仕事終えた『カブト』は、一時の観光を楽しもうと街に繰り出した。と、近くの路地裏 から少女の悲鳴が聞こえる。見ると、数人の怪しい黒服の男達が少女を取り囲んでいた。 少女「離れなさい、無礼が過ぎますよ!」 黒服「悪いが・・・ここで死んでもらう」 (『カブト』が邪魔に入ったら) 黒服「なんだ貴様は・・・邪魔をするなら容赦はせんぞ!(人狼の姿になる)」 ◆結末  相手はエキストラである。倒す、逃げるなど好きに演出させること。 「助けていただき有難うございます。あの・・・お名前は?」 「『カブト』様、本当に感謝いたします」 「私の名はクロトクリン。・・・ST☆Rは狙われています」 間髪入れずに次のシーンへ移ること。 ●クグツ:昨日の友は 登場:〈社会:N◎VA、企業〉 10 ◆解説  『クグツ』が早川美沙から今回の指示内容を聞く。 ◆描写  早川美沙から呼び出され、後方処理課課長室へやってきた『クグツ』。彼女は淡々と、今回の 任務の説明を始めた。 「今回のあなたの目的は、ST☆R支社の技術研究員、城島義一の身辺調査です」 「本社に秘密で部外者と交渉を行っているらしい、との報告がありました」 「直接現地へ飛んで調査に当たってください」 「城島は優秀な技術者です。失いたくはありませんが、場合によっては『処理』もやむを得ません」 「判断はあなたに一任します」 ◆結末 「わかっているとは思いますが・・・私情は禁物ですよ」 『クグツ』が部屋を出たらシーン終了。 (※私情は禁物:城島と『クグツ』は面識がある。それを踏まえた上での人選と言うことだ) ●バサラ:迷子の妖精 登場:〈社会:ST☆R、ストリート〉 10 ◆解説  『バサラ』が御門忍から「アヤカシの少女を助けて欲しい」と依頼される。 ◆描写  『バサラ』は流浪民族"白き狼"のパオ(大型のテント)の中で、族長である御門忍と対話していた。 「『妖精の一族』からお願いされました。貴方に、助けて欲しい者がいます」 「名前はクロトクリン。まだ幼いけれど、不在の"妖精王"オベロンの代理を努めています」 「彼女は今妖精界(※)を飛び出し、ST☆Rに来ているそうです」 「理由はわかりませんが、何か目的があっての事だろうと聞いています」 「彼女の力になってあげてください」 ◆結末  『バサラ』が了承すると御門忍は「宜しくお願いします」と言い、報酬の1プラチナム全額が前渡し される。『バサラ』がパオから出たらシーン終了。 (※:このアクトに限り、妖精は「妖精界」と呼ばれる異界からやってくる物と定義しておく) ●マヤカシ:奪われた体 登場:〈社会:ST☆R、ストリート〉 10 ◆解説  『マヤカシ』がポルターガイスト現象の原因、体を奪われた少女と出会い、彼女から「自分の体 を捜して欲しい」と依頼される。仕事の前金は2シルバー、成功報酬で1シルバー支払われる。 ◆描写  依頼主、栗原の家に行くと、中年の男女が顔を見せた。家のリビングでは食器類やクッション、 小型掃除バディなどが空中を漂っており、割れた窓ガラスがテープで補修されている。 栗原(父)「『マヤカシ』さんですか?依頼をしました栗原です」 栗原(父)「今朝からずっとこの有様で。早くなんとかしてください」 栗原(母)「依子が帰ってきたら、きっと怖がるわ。私からもお願いします」 (依子?と聞いてきた等、少しでも疑問に思っているようなら) 栗原(母)「娘です。今朝早くから出かけていますけど」  リビングを見渡すと、部屋の隅に「パジャマ姿の半透明な少女(=依子)」がいた。膝を抱え た格好で、大分落ち込んだ様子だ。  ふと、空中を漂っている3Dホロに目が留まった。少女(依子)と父、母の姿が映っている。 『マヤカシ』に、彼女が生霊であること、ポルターガイスト現象を引き起こしているのはおそらく 彼女であろう、と言う情報を伝えること。 依子(生霊)「体・・・とられちゃったみたいなの」 依子(生霊)「朝、起きたら・・・体がなくて・・・」 依子(生霊)「体を捜すの、手伝ってくれる?」 依子(生霊)「約束、ね」 ◆結末  ポルターガイスト現象の原因は、体を奪われた為に依子の精神的ストレスが高まり、彼女の潜在 能力が暴走を起こしていることにある。このことはマヤカシに説明すること。  少女の体を捜すことを約束すると、ポルターガイスト現象はひとまず収まる。以後、少女は 『マヤカシ』と(強引に)パーティを組む。 ●アヤカシ:星都への扉 登場:〈社会:N◎VA、ストリート〉 10 ◆解説  『アヤカシ』がアルドラ・ドルファンから調査の依頼を受ける。 ◆描写  アルドラ女大公の自室。『アヤカシ』は彼女に招かれ、向かい合う形でソファに腰を下ろしていた。 「"レッドキャップ"ジャドゥ・・・聞いたことはある?」 「ST☆Rに住むアンシーリー・コート(「妖精の一族」の過激派)の有力者なのですけれど」 「最近忙しく動いているみたいで、私の古い友人も大変迷惑しています」 「そこで、貴方に少し調べていただきたいの」(1ゴールドを差し出す) ◆結末 「騒がしくされるのは好みではありません・・・少なくとも、今は」 『アヤカシ』が依頼を引き受けたら、シーン終了。『アヤカシ』はST☆Rへと赴く。

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