■コラム
恒例の扉1枚絵&掌編小説1ページ、コラム2ページ。今回のお題目は「シナリオの作り方」。
前回までのRLを行うにあたってのテクニックとは趣を変え、今回はシナリオ作成の方法が紹介。シナリオを作る意味合いやシナリオの構成要素単位での考え方、予告やハンドアウトの機能目的、リサーチ設計に至るまで、要点を抑えた解説記事が掲載されています。
次回は局面を絞ったテクニックに関する内容になるとのこと。また追加データはゲストデータになる模様です。
■追加アウトフィット
御多分にもれず計9個が追加。今回はオカルト知らないはずのキャストも何故か持ってるマジックアイテム特集(理由について上段に記載アリ)。
性能は今回もやや抑え気味ながら、底上げとして悪くはない感じ。ヴィークル操縦時のダメージ軽減装備"無事子"が目を引きます。
尚、今回おそらく常時効果のある装備の解説から「常に」が抜けていると思われます。憶測で常時と考えているものについては「(常に)」と括弧書きで記述します。
元力札は仕様が謎すぎるので使用前にRLに要確認です。
マジックアイテム
▼ アヤカシウォッチ
解説:腕時計型アヤカシ探知機。
効果:アヤカシに対する〈知覚〉判定に+1。
備考:一般人には玩具扱いされているセンサー。それほど高いものではないのでキャラ表現として持つのはアリといえます。
高レベル人化相手には焼け石に水ですが
▼ 無事子
解説:古い人形型のお守り。
効果:ヴィークル操縦時に受ける肉体ダメージ−2。
備考:意外とレアな肉体ダメージ軽減装備。軽減値−2としては経験点的にも比較的安上がりです。
アーマーカスタムとは比べるべくもなく高いですが。
▼ 隠形符
解説:隠形術を行う呪符。
効果:マイナーで使用、シーン中に行う〈隠密〉判定に+1。ウェット専用、使い捨て。
備考:マイナー消費の使い捨て・ウェット専用の縛りまで有る割に、経験点的には技能と同程度。スタイル技能で上げられるならそちら優先です。
▼ 妖精人形
解説:所持していると物作りが何故か捗る小さな人形。
効果:〈製作〉判定に(常に)+1。
備考:消費経験点はスタイル技能と同程度。同じ製作判定の達成値上昇装備は安価な物が多いので優先度的には下のほう。ソレ系のクロガネの本体として有効活用できそうです。
▼ 人蟲精霊
解説:負の感情から作られた人工精霊アプリ。
効果:セットアップで使用、シーン中の肉体ダメージ+3&&自身が受ける精神ダメージ+2。1アクト1回。
備考:消費経験点はアサルト+レイドナーブズよりも若干高い上、セットアップ起動に被精神ダメージ増加、使用回数と欠点が多々。それでも安価にダメージを稼ぐ手段としては十分効果的といえます。欠点をどうにかできるならアリな装備。
▼ 元力札
解説:元力強化用の札。
効果:取得時元力を1つ指定。指定した元力を組み合わせた攻撃でのダメージに(常に)+1。異なる元力組み合わせ時、効果が重複。片手持ち。
備考:複数元力救済装備(多分)。但し指定できる元力はひとつだけのため、「効果重複」の恩恵に預かるには複数装備しなければならず、しかしながらの片手持ち。消費経験点もスタイル技能と同程度、そもそも「光学など、攻撃時に組み合わせない元力には意味が無い」という仕様の関係もあり、今のところ出番はなさそうです。
▼ 霊護符
解説:防具に防御結界を施す符。
効果:マイナーで使用、シーン中S/P/Iすべてに+2。使い捨て。
備考:お馴染み防御強化の使い捨てアイテム。普通の防具と同程度の経験点はかかるので、底上げ、あるいは裸族向けといえます。アクト中に購入するのもアリ。
▼ 五星手
解説:五芒星の刻まれた白手袋。
効果:バサラ・マヤカシのスタイル技能組み合わせ時の攻撃によるダメージに(常に)+3。
備考:部位:手袋。スタイル技能並みの消費経験点に加え、何故か登場判定ペナルティがあり、同系装備にはライバルも多いため趣味装備の類といえます。自己主張のための演出向け。
▼ クリスヘリオ
解説:守護の魔法が込められた水晶の花。
効果:肉体or精神ダメージ適用の直前に使用、ダメージ5点軽減。使い捨て。
備考:使用タイミングが他と異なり、適用範囲も広いため扱いやすい緊急回避装備。但し消費経験点もかなり大きく、キャスト向けとは言い難いかも。
■シナリオ
クロス・ザ・ラインにて追加された"ミトラスGARDEN"を舞台にしたシナリオ、「Land of the Free」が掲載。
例によって0〜30経験点推奨、FS判定アリ。推奨はカゼ(運び屋)、カブト、イヌ(ケルビム)、トーキー、ニューロ(ハッカー)。
PC5はオープニングからPC2と同行になるのでうっかり忘れないようご注意を。