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トーキョーN◎VA The AXLERATION スーパーシナリオサポート



最終更新2018.03.04

トーキョーN◎VA The AXLERATION シナリオ集・第十一弾"デモンスレイヤー"。
アクト参加可能な最大人数は5人。連続したキャンペーン形式となっています。

追加データはシナリオモチーフの新スタイル・シキガミのスタイル技能で取得可能な"式神装備"17種、
及びアウトフィット28個が収録されています。


現状データのみのレビューとなります。






  ■式神装備
 良い意味でアクの強い装備が多数追加。武器1本でキャストのネタを構成することもできるレベル。
 キャストのネタになんとなく詰まったらシキガミ装備を起点にするのがお勧めです。割と本気で。

▼白兵
 タイプ:攻撃の"マクアフティル"(S+11/受3/両手/至近)が強烈。深化効果で攻撃力+5(マイナー消費・シーン中有効)、対アヤカシダメージ+4(〈血脈:神族〉所持ならさらに+4)となるため、対アヤカシを想定したアクトならこの武器1つで火力面がほぼ賄えてしまえるレベルの威力を誇ります。
 装備1つで最大S+24、アヤカシ以外でもS+16。外見はチェーンソーめいた両手剣。

 また、タイプ・部位共に独立の"ポケッティアン"(I+7/受3/至近〜近)が常時情報収集+2、深化効果で1アクト3回・自身の判定に+3と非常に便利です。
 ビジュアル的には人型に変形するポケットロン。武器としても攻撃範囲が広く汎用性が高いといえます。

 他、大きな狼を従えるタイプ・部位共に独立の"白狼"(S+9/受4/至近〜近)がパリー・ドッジ判定+1、深化効果:攻撃力&受け値に+3と攻防共に高性能。外見も特徴的です。

 その他、人工知能搭載の義腕"インテリジェンスアーム"(P+8/受2)は白兵/医療/制作判定+1、深化効果:与ダメージ+6と性能はそれなりに良いのですが、式神自体は生身扱いにはなりませんのでご注意を。

▼射撃
 目からビームを撃つ"滅死眼"(P+7/近/深化効果:種別X[レーザー武器化])、小型ドローンの群れを操る独立型の"死蜂"(P+7/近〜中/ダメージ時[邪毒(1)]、深化効果:さらに[重圧(生命)])、守護霊をまとう"アンセスター"(P+10/近〜中/肉体・精神ダメージ2軽減、深化効果:精神ダメージ+5)などネタ向け装備のオンパレード。用途や演出に応じた使い分けができます。
 地味に精神ダメージ増強可能な装備はアンセスターだけなのでは。

▼防御
 生身の攻撃力と受に+2する"ミラービースト"(防2/3/3、部位:独立、深化効果:1シーン1回物理ダメージ+[生命])が生身系シキガミキャスト待望の逸品。スタンドっぽいビジュアルもGood。

 また防2/2/2のヘルメット"メイヘム"(攻撃&ドッジ判定+1、深化効果:BSor物理ダメージ中の対象へのダメージ+7)も深化効果を生かせるならかなり優秀。他のBS付与手段と組み合わせるか、CS遅めにして追撃を狙うといいでしょう。


▼操縦
 ドロイド(独立型の白兵武器)、バイク(操縦)、ドローン(操縦)の3形態を持つ"グレイフェイス"が非常にユニーク(おそらく「グレイフェイス:ウェポン」は「ドロイド」の誤植)。攻撃のドロイド(I+10/受5/至近〜近/深化効果:白兵判定+1&ダメージ+2)と防御のバイク(I+10/SF2/防2・3・4/深化効果:ドッジ+2)をマイナーで切り替え可能なので使い分けても面白いかも。
 真面目に使いこなすなら〈騎士の備え〉(カブト/CtL掲載)あたりが必要になりますが。
 またシーン登場時のみ選択可能なドローン形態は深化効果が電脳判定+2。これだけでもエレクトリックシルフ(AS P68)と組み合わせたくなります。

 ご指摘を受け修正。ドローン装備時は部位:独立が使えません。兵器化すれば併用可能ですがコスト的に重すぎます。


 他、どう控え目に見てもナイト2000なAI搭載四輪ヴィークル"ナイトキッド"が追加。操縦&社会+1に加え1アクト1回SF+2(4)、乗員も5人とかなり”アクト向け”なスペックで使いやすい装備といえます。

 また、唯一のウォーカー式神・"ギガント8"(I+14/防3・4・5/ス4)が追加。深化効果で独立型白兵武器にもなります。
 進化効果時は搭載兵器などオプション品がおそらく無効になる点にはご注意を。



  ■アウトフィット
 ものがシキガミなだけにアストラル系との親和性が高いのか、全般的にアストラル色濃い目の装備がメインです。

▼ 武器
●白兵武器(全5種)
 マイナー使用で生身の攻撃力を置き換える"浄化の手"(I+7/受2)が強力。常備化経験点10点で+7/+2となるため、生体武器並みに安価な生身の攻撃力上昇手段といえます。

 また、"元力共通"(TNX P256)を武器オプションとして装着できる"元力杖"(I+8+[元力LV]/至近/片手/15経験点)が面白い性能。"元力共通"の「部位:両手」問題を解消する他、〈ガンフーブレイド〉とも程よく組み合います。

 ご指摘を受けひとまず削除。エラッタで"元力共通"の部位は「-」となっており、これを「部位:武器」に変更するのはむしろデメリットのようにも感じます。再掲による修正待ち?


 他、ダメージが抜ければ[恐慌]を与える"煉獄無骨"(S+8/両手/30経験点)が追加。受け型ゲストの打開などに有効です。
 例によってスタイル技能で恐慌与えるのが馬鹿馬鹿しくなるコスパの良さ。うーん

 なお、"降魔刀・浄土"は(RLが認めれば)適当な肉体ダメージを自分に与えることで条件はパスできますが、「"攻:S+15"に変更」という表記に一応ご注意を。


●武器オプション(全2種)
 射撃武器がない分、特殊弾丸が追加。何れも攻撃命中時、対象が魔性効果中(※)なら[酩酊(小)]を与える"魔骨弾"と相手がバサラ・マヤカシなら[邪毒(2)]を与える"呪殺弾"の2種ですが、何れも10経験点とやや高価。とはいえダメージの有無にかかわらずBSを付与できる点は評価できます。

 (※):原文が恐らく誤植。「〜攻撃が命中した相手が魔性の効果中の場合〜」が抜けていると思われます。




▼ 防具
●ボディアーマー(全5種)
 精神ダメージを2軽減するヘルメット"邪竜骨"(防具2/2/3、10経験点)が部位の関係もあり非常に優秀。"藤波"(CtL P97)あたりを重ねるとより効果的といえそうです。

 それ以外は費用対効果がやや釣り合わない印象。
 個人的には「普段の見た目はぼろきれ、魔性効果中は青い炎に変わる」というコート"フレイムマント"(防4/5/5、25経験点、魔性効果中ダメージ+3)がビジュアル的に好み。



▼ サイバーウェア
●アーティフィシャルボディ(全2種)
 バサラ・マヤカシが与える肉体ダメージ+3の"魔衝角"(15経験点、ヘルメット装備不可)、ムーブで使用・直後に使うバサラ・マヤカシのスタイル技能組み合わせ判定に+1する"鱗唱"(10経験点)の2種が追加。
 後者のムーブ消費は実戦では結構な足枷になることもあるためご注意を。



▼ 住居
●住宅アクセサリ(全2種)
 〈信用〉に+1する"風水改築:金運"(5経験点)、〈社会〉に+1する"風水改築:仕事運"(10経験点)の2種が追加。
 何れも「住宅オプションスロットに空きがある場合に効果を発揮する」という特殊仕様。ほぼ住宅オプションみたいなもんですが、空きスロット1つあればこの2種の効果を同時に適用することも可能です。


▼ その他
●サイコアプリ(全2種)
 1アクト1回・バサラ/マヤカシ/アヤカシのスタイル技能組み合わせダメージを10軽減する"反魔結界"(20経験点)、指定した隠:10以上の片手持ち装備を部位を使わずに準備可能な"フェアリーハンド"(30経験点、2つまで重複可)の2種が追加。
 後者は常備化コスト的な面から、まずは"フェアリータッチ"(HDB P42)を検討したほうがいいでしょう。
 定番の〈バーンアフターライフ〉(HDB P53)以外にも、〈CXパス〉(AS P115)など他ワークスの装備獲得手段が結構あります。


●マジックアイテム(全8種)
 受けカブト向けに、パリー判定に+1・受け値に+3する"精霊の盾"(片手持ち、25経験点)が便利。これ自体は受け値を持たないので他の盾や生身の受け値と組み合わせて使います。一応、部位に注意。

 また"魔術具"(TNX P256)装備前提、バサラ/マヤカシのスタイル技能組み合わせダメージ+3の"魔術具接続"(10経験点)も安価なダメージ上昇手段として非常に優秀です。

 他、1アクト1回・〈自我〉判定に+2できる"護心像"(片手持ち/10経験点)も有用。〈自我〉と組み合わせたリアクション系技能を持っているなら保険として悪くない性能といえるでしょう。


●バックグラウンド(全2種)
 バサラ・マヤカシ・アヤカシのスタイル技能組み合わせ判定−2&同リアクション+1の"アンチアストラル"(10経験点)、選択した武器がアヤカシに与えるダメージに+3する"降魔の者"(15経験点)の2種が追加。
 用途が限られるため費用対効果としては今一つですが、何れもキャスト設定の補強などに使えそうです。

 










すぺしゃるさんくす:K.U.Z.さん
作成:三元の間


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