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デモンパラサイト 付属シナリオ補足


最終更新 2006.07.10




「う〜〜 トイレトイレ」

今 膝を抱えてトイレを我慢している僕は博物館に勤めるごく一般的な警備員
強いて違うところをあげるとすれば男に興味があるってとこかナー

名前は 井元誠司

そんなわけで博物館のとある部屋に隠れていたのだ
ふと気づくと室内に全裸の男達が現れた
ウホッ!変質者・・・

【ハッ】

そう思っていると突然その男達は僕の見ている目の前で
奇妙な相談をはじめたのだ…!

(この男を)「魔種吸引(す)わないか?」
「いいこと思いついた。お前俺達と一緒にこい」

 そういえばこの近辺はセラフィムとかいうハッテン場があることで有名なところだった .
イイ男に弱い僕は誘われるままホイホイと男達について行っちゃったのだ

〜井元誠司の業務日誌より〜



デモパラ付属シナリオをプレイする際の私的注意事項。


若干シナリオのネタバレ情報を含有しているため、
未プレイの方は以下を見ないでください。
























■ プレイ開始前の注意事項

1.シナリオの形式について
 本シナリオは、リプレイのようなアドベンチャー形式では無く、ダンジョン形式のシナリオです。 普通のシナリオのつもりで参加するとやや肩透かしを食らう可能性もあるので、この事はキャラクターメイキング 時に伝えておくべき情報ではないかと思われます。

2.ショーテルの有利性について
 本シナリオは、ゲーム内時間がかなり長く見積もっても4時間以下で終了するため、 変身時間の長いショーテルは非常に有利となります(シナリオ中、ほぼ常時変身したままでいることも十分可能です)。 プレイヤー間の不公平感を増長させる結果にもなり兼ねませんので、注意してください。


3.衣服の損耗率について
 ショーテル以外の共生生物は、ともすれば何度も変身しなおさなければなりません(シナリオのギミック上、 変身を維持しているのは難しい作りになっています)。特にクレイモアとヴォージュは、予備の衣服(安物推奨)を余分に用意させたほうが 良いかも知れません。



■ 導入時の注意事項

1.NPCの扱いについて
 特に何も書いてありませんが、登場するNPC3人中、博物館の館長・麻生だけは"悪魔憑き"に関する知識がある人物 として扱ったほうがいいと思われます。

2.依頼の経緯について
 PCへの依頼内容は「博物館の調査」ですが、これは悪魔寄生体による事件であることが既に判明した上で、 PCに依頼される、としたほうが導入がスムーズに進むと思われます。(先行したNPCが虫の知らせを感知した、正面から博物館へ入った直後に カルトロップに襲われ負傷したため悪魔寄生体による事件であると確認され、PCらに召集がかかった・・・など。)



■ シナリオ中の注意事項

1.マップの縮尺について
 テキトーにゆがんでいます。3階からさらに上に上がれるように見えますが気のせいですし、また所々配置もズレています。 GMはマップに頼らず、PCの所在地から移動可能な場所を常に読み上げていくと良いでしょう。

2.悪魔憑きの感知について
 本来これはGM判断の範疇ですが、P025にあるように、PCは近隣の悪魔化した対象の方角などを 特定することも可能となっています。いちいちこれを使いながら歩かれると、本シナリオにおいて プレイアビリティを著しく損ねる結果になり兼ねませんので、適当な理由をつけて博物館内では使用できない (あるいは特定しきれない)としておいた方が無難であると思われます。

3.井本の居場所について
 井本は、特にPLが無駄を嫌って先に進むようなら最後まで放っておかれる場合もあります。 規定時間内に付近をPCが通った際は、難しめの知覚で判定させるなどして、ヒントを与えても良いでしょう (近くの部屋から小さな物音が聞こえた、など)。

4.井本の反応について
 井本は、P088の記述以外でも、PCの面子や行動によっては怪しんだり、 怯えたりする可能性もあります(「全員学生」「全員全裸」など)。 また、喋る犬なども論外でしょう。 PC(PL)のボロで井元が不信感を抱いてしまった場合のフォローを判定で行わせる場合、 「統率」あたりが適当だと思われます。

5.期待値の使用について
 敵の数が多い場合などは、GM側の処理が滞りになりがちです。特に同じ複数の雑魚敵の 判定は、処理を早めるために期待値処理を行った方が良いと思われます。



■ その他、ルール上での注意事項


 ご参考までに、デモパラ 勝手にFAQ(非公式)を見て頂けたら幸いです。




2006.7.10
Tryarks(三元の間)


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