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トーキョーN◎VA The AXLERATION BEHIND THE DARK



最終更新2015.05.29

※■エラッタ情報を反映(2015/05/29)
※■装備詳細、■その他掲載情報(2015/05/17)
※■スタイル技能(アップデート、装備まとめ)(2015/05/16)
※■スタイル技能(アヤカシ)(2015/05/14)
※■スタイル技能(アラシ〜カゲムシャ)、追加ルールまとめに追記(スタイル技能・アウトフィット)(2015/05/13)
※■スタイル技能(ヒルコ〜クロガネ)(2015/05/12)
※■スタイル技能(イヌ〜ニューロ)(2015/05/11)
※■スタイル技能(カブトワリ〜トーキー)(2015/05/10)
※■スタイル技能(チャクラ〜レッガー)(2015/05/09)
※■スタイル技能(クグツ〜カゲ)(2015/05/08)
※■スタイル技能(エグゼク〜カタナ)(2015/05/07)
※■スタイル技能(マネキン〜クロマク)(2015/05/06)
※■スタイル技能(ミストレス〜カリスマ)/カブキの誤記などを修正(2015/05/02)
※■追加ルールまとめ、スタイル技能(カブキ〜タタラ)(2015/05/01)



サプリメント第三弾、"Behind The Dark"。
キャストにもう1つのハンドアウトを与える"ダブルハンドアウト"、
リサーチシーンの演出補助に加えルール的な効果を得られる"ランダムシーンチャート"といった新ルールが追加。
また各スタイル毎に8つ(バサラ・アヤカシは元力/血脈関連でさらに+17!)のスタイル技能、
各種アウトフィットにシナリオ2本の他、今回はサンプルキャストも5体追加されています。


例によってデータ面中心のレビュー。
誤読や解釈の誤りがあった場合は適宜修正させていただきますのであしからず。

間違ってるとこあったら突っ込みお願いします m(_ _)m


  ■追加ルールまとめ
  ■カブキ
  ■バサラ
  ■タタラ
  ■ミストレス
  ■カブト
  ■カリスマ
  ■マネキン
  ■カゼ
  ■フェイト
  ■クロマク
  ■エグゼク
  ■カタナ
  ■クグツ
  ■カゲ
  ■チャクラ
  ■レッガー
  ■カブトワリ
  ■ハイランダー
  ■マヤカシ
  ■トーキー
  ■イヌ
  ■ニューロ
  ■ヒルコ
  ■クロガネ
  ■アラシ
  ■カゲムシャ
  ■アヤカシ
  ■アップデート
  ■装備まとめ
  ■装備詳細
  ■その他の掲載情報
  ■追加ルールまとめ

▼ スタイル技能:アイテム改造技能
・〈改造〉〈改造U〉〈試作品〉〈謎のプレゼント〉を「アイテム改造技能」として定義する。
・購入レート/登場判定修正/射程/SF/サイクル、及び「解説」内の記述はデータを変更できない。
・数値が「−」のものは変更不可。また数値がマイナスのものは最大0まで。

▼ スタイル技能:龍の一族
・〈†血脈:龍の一族〉は選択した元力と同じものとして扱い、アウトフィットや〈強化元力〉、今回追加の〈元力U〉などの影響を受ける。


▼ アウトフィット:IANUS
・IANUSにオプションスロット、サイコアプリ装着スロットの概念が追加。IANUSや御霊のデータは再定義、新規追加もアリ。
・IANSUが故障/破壊を受けた場合、IANUSオプションは機能を失うがサイコアプリやサイバーウェアには一切影響はない。
・IANUS本体は[電子妨害]の影響を受けない(IANUSオプション単体なら影響を受ける)。

▼ アウトフィット:フーズ
・基本的にカット進行中以外はオートで使用可能、効果はアクト中持続。
・フーズの効果は最後に使用した1つしか効果を発揮しない。

▼ アウトフィット:常備化経験点「−」
・必要経験点「−」のアウトフィット(主にフーズ)は常備化できない。
・必要経験点「−」のアウトフィットはプレアクト購入できない。


▼ ダブルハンドアウト
・自分以外のプレイヤーには非公開のハンドアウトを取得するルール。
 公開分を"ペルソナハンドアウト"、非公開分を"キーハンドアウト"と呼ぶ。
・キーハンドアウトは記載された"公開条件"を満たすことで、全員に開示できるようになる。
 公開時点でペルソナハンドアウトのPSはキーハンドアウトに記載のPSに自動的に上書きされる。
・キーハンドアウトが公開されるとキーハンドアウトを補足するイベントシーンが演出される。
 このシーンを"ミッションシーン"と呼ぶ。


▼ ランダムシーンチャート
・リサーチフェイズの調査・キャスト合流などアクトに明記されないシーンの状況をランダムに決めるルール。
 シーンタロットに応じてシーンの状況が決定される。
・セキュリティランク別で2種類のチャートがある。

・シーンにより「効果」が指定されている。これをRSC効果と呼ぶ。
 シーンプレイヤーがRSC効果を受ける事が可能なスタイル技能やアウトフィットを使うことで、
 シーン内に登場したキャストはRSC効果を受けることができる。
・スタイル技能は登場判定に用いるものが再定義。判定に成功すればRSC効果が適用可能になる。これらの技能を[RS技能]と呼ぶ。
 具体的には〈発信機〉〈裏読み〉〈ホログラム〉〈バックステージパス〉〈ヴィジョナリー〉〈影踏み〉〈眷属〉。
 ポイントは「シーンプレイヤーなら判定できる」こと。クズ札処理にも活用できる。
・アウトフィットはバックグラウンド(任意)の装備が2種(チャート毎に1つずつ、1アクト1回の制限)。
 購:20/10と購入も可能だが、スタイル技能と違い他に使い道はない。
・効果そのものは指定された社会+1〜2が多く、中にはランダムにゲストが登場し情報を教えてくれるなど
 ランダムイベント的なものや、肉体/精神ダメージの回復などが存在する。
・狙って使えるものでもないため過度な期待は禁物。


  ■スタイル技能
 各スタイルごとにスタイル技能が8つ追加。うち秘技が2つ、奥技が1つ。バサラとアヤカシには17のスタイル技能が追加されており、うちアヤカシの新血脈〈海魔の一族〉が秘技となっています。



▼カブキ 
 手札回しに達成値上昇と便利スキルが複数追加。秘技にスート変更も追加され、手札対策はバッチリ。

●スタイル技能
 とりあえずイチオシは[ファッション/コスメティックの装備数]/2(LVまで・上限3)だけカブキのスタイル技能を組み合わせた判定の達成値が上昇する〈勝負服〉。ファッション系は安価な装備が多いため、手軽に達成値を上げる手段として活用できます。
組み合わせ技能が「メジャー」となっていますが「なし」の誤植と思われます。
 同様に達成値系としては、舞台裏で使用すると以降〈芸術〉判定に+1する〈グローリーパス〉が追加。〈マエストロ〉取得済みなら、といったところ。

 手札まわし系が2種追加。
 1つは舞台裏で宣言すると手札4枚を全て廃棄できる〈退廃の眠り〉(1アクトLV回/上限3)も便利。1LVだけ抑えておくと安心できます。
 もう1つは1アクトLV(上限3)回、〈運気変換〉を至近・範囲(選択)に適用する〈運気変換U〉。FAQで凹んだ分の救済でしょうか。元々1シーン1回の制限があるので、1レベルずつあれば十分でしょう。
セットアップ使用技能はカット進行時使用不可です。FAQ参照。

 他、組み合わせた〈挑発〉でARを消費しない〈挑発V〉が追加。1アクトLV(上限SL)回の制限あり。〈挑発〉を使うなら必須といえます。


●秘技
 1アクトLV(上限SL)+1回、宣言することで任意の判定のカードのスートを変更する〈†フール〉が追加。ウェット専用・対象の同意が必要。基本自分用、後はFS判定等で詰まったときに。

 また、セットアップに使用し芸術と組み合わせ自我と対決・カット終了まで対象のリアクション達成値を−LV(上限4)する〈†メイクサムノイズ〉が追加。代償としてAR・CSが0になる上、対象は単体・射程は中距離とかなり微妙な性能です。
記述の関係でクロガネの〈ドミネイター〉も無効。ブッダ!


●奥技
 1アクトにLV(上限SL)回、組み合わせて行う判定でARを消費しない〈※晴天の霹靂〉が追加。技能:単独でも組み合わせ可。メインプロセスでARを消費しないわけではないので、その点はご注意。



▼ バサラ
 サプリ追加のたびに強化される元力関連にさらなるテコ入れ。
 今じゃ!経験点を元力に!

●スタイル技能
 元力と組み合わせるスタイル技能〈元力U〉が大量追加。数が多いので表形式にて。ダメージさえ通れば即死しかねない電磁(正)が凶悪。リアクション不可の虚無や単純に軽減+5の大地(負)なども目を引きます。
元力		LV上限	効果

光学(正) 1 常時、元力の達成値ボーナスを〈隠密〉以外に〈知覚〉にも適用可能 光学(負) 3 物理/精神攻撃と組み合わせ、リアクションに〈知覚〉を強要 電磁(正) 4 元力と組み合わせウェット以外に1点でもダメージが通れば生命の制御判定・失敗で気絶、対象は単体※、1アクトLV回 電磁(負) 5 元力と組み合わせウェット以外に1点でもダメージが通れば[電子妨害(13+LV)]、対象は単体※ 火炎(正) 4 元力と組み合わせ1点でもダメージが通れば萎縮、1アクトLV回 火炎(負) 4 元力と組み合わせ物理攻撃のダメージ種別を[X]に変更、1アクトLV回 疾風(正) 4 元力と組み合わせ1点でもダメージが通れば対象の【CS】を0に変更、1アクトLV回 疾風(負) 4 元力と組み合わせ元力で与える[重圧]のスートを任意に変更 水雲(正) 3 元力と組み合わせ物理攻撃のダメージに+LVx3、1シーン1回 水雲(負) 4 元力と組み合わせ対象を範囲(選択)に変更、1シーン1回 大地(正) 4 元力と組み合わせ[ダメージ軽減技能]を無効にする効果を無効化、1アクト1回 大地(負) 4 元力と組み合わせさらにダメージを5点軽減 重力 1 元力と組み合わせARを消費しないようになる、1アクト1回 器物 3 単独で使用、装備の購入値を目標に判定しデータひとつに+LV、1アクト1回 生物 3 元力と組み合わせリアクション不可にする効果を無効化 虚無 3 元力と組み合わせリアクション不可にする 時間 1 元力と組み合わせARを消費しないようになる、1アクト1回

 元力関連以外で目を引くのは念願?のリサーチ技能〈風水〉。アストラル/ストリートの情報収集&登場判定に+LV(上限3)します。

 また、SL3かつ〈完全血統〉取得時にLV(上限5)個の元力を秘技取得制限とは別に取得できる〈大魔法使い〉が追加。神業変更技能のお陰でバサラx3も現実的になってはいるものの、消費経験点を考えると完全に趣味の世界といえます。

 他、"呪物"(マイナー使用/使い捨て/メインプロセス判定+1/譲渡可/重複可)をLV(上限3)個作成できる〈呪物作成〉、マイナーで使用する使い捨てマジックアイテムをLV(上限3)+1個使用できる〈符術〉(他マイナーアクション増加技能とは併用不可)、"元力共通"の射程を常時中距離まで伸ばす〈元力魔弾〉がありますが、効果はいずれも若干微妙なところ。〈符術〉はキャラ立てにはいい感じです。


●秘技
 任意のメジャーと組み合わせ、アウトフィット破壊と引き換えに与える肉体ダメージに+[常備化経験点](最大LVx5/上限LV4)する〈†破壊魔術〉が追加。秘技2レベルで+10ダメージ(1回10経験点)、と考えれば十分な威力といえます。

 また、舞台裏で〈自我〉判定を行い、達成値/10+1だけ能力値を上昇させる〈†修験者〉が追加(能力値が異なればLV(上限SL)回まで重複可能)。〈†念動力〉や〈†元力:大地〉など、能力値が影響するスタイル技能と併用するとお得です。
ヒルコおすすめですよ!ヒルコ! (※個人的にヒルコ推し)


●奥技
 1カット1回、ダメージ算出時に中距離までの単体に使用し、対象が与える肉体ダメージに+[判定に用いたカード]する〈※崩壊〉が追加。自己強化にも支援にも使えるので非常に便利といえます。



▼ タタラ
 念願のマルチ製作スキルがついに実装。
 強力なスタイルレベル関連技能も充実し、タタラの時代がついに到来!
 ※ただしアクトに枠が無い模様

●スタイル技能
 今回のイチオシは、1アクトLV(上限SL)回、〈マキシマライズ〉と組み合わせAR消費を抑える〈マキシマライズU〉。強力ではあるもののAR消費がネックだった欠点を改善できるため、かなり強力です。同系統の〈†パーソナルバリアU〉〈アドバイスU〉のこともあり、タタラ複数で組むメリットがさらに向上しています。
 同じく上限SL系として、1アクトLV(上限SL)回、製作:武器と組み合わせ対象(単体※)の持つ武器の攻撃判定に+1(重複可)する〈アジャスト〉が追加。攻撃限定&使用に一手間かかるためこちらの性能はやや控え目ですが、後述の秘技で強化されます。ともあれ時代は複数タタラ! ・・・多分ね!

 また、〈製作〉と組み合わせあらゆる〈製作〉の代用(ただし達成値−2)にする〈メカニック〉が追加。活躍範囲が大幅に広がりました。 用途が狭いのは相変わらずですが・・・。

 その他、〈オーバーホール〉をイニシアチブに使用できるようになる〈オーバーホールU〉が追加。大分扱いやすくなりました。
 また〈特許獲得〉が山札判定になるのと引き換えに得る報酬に+LV(上限3)x3する〈奇跡の発明〉が追加。こちらは判定に失敗しても1アクトに1回は変わらずリスクが高いため、山引き調整が可能なら、といったところ。


●秘技
 1アクトLV(上限3)+1回まで、宣言で使用し対象(単体※)のコネ以外の一般技能レベルに+1する〈ツールアシスト〉が追加。効果はアクト終了時まで持続しますが、何より大きいのは判定の都合で使用できること。FS判定対策に1レベルあれば便利といえそうです。

 また、前述の〈アジャスト〉及び〈カスタマイズ〉のレベルに+LV(上限SL)する〈専属技師〉が追加。秘技枠ですが両方持っておけば実質+2のため元が取れる・・・はず。


●奥技
 1アクトにLV(上限3)回、メジャー・単独で使用、至近の対象が装備中のアウトフィットの常備化経験点を目標値に判定し、成功すれば同じデータのものを作成できる〈※イミテイション〉が追加。組み合わせ不可に回数制限、至近対象の現存装備と縛りが非常に厳しく、今のところは使い道が難しそうです。



▼ ミストレス
 サポート系技能の補強が中心ながら、新規技能もなかなか強力。
 補充で悲鳴を上げるのを見たら忘れないうち喝采を!

●スタイル技能
 報酬獲得系として、〈売り上げ〉取得時のみ取得可能・メジャーで使用し1アクト1回〈売り上げ〉LV+1の報酬点をえる〈千客万来〉が追加。双方1LVで6報酬点が効率的といえます。

 手札回し系としては、1アクトLV+1(上限SL)回・自分以外が判定に成功した際に宣言で使用・対象がカードを1枚引く〈乙女の喝采〉が便利。上限SLながら1レベルあれば十分なため、とりあえず取得しておいて損はありません。
 また、1アクトLV(上限3)回・組み合わせた〈†盾の乙女〉の効果で対象が行う判定に+2する〈盾の乙女U〉が追加。もうポルターガイスト未満とは言わせない?

 その他、攻撃系として、1アクトLV(上限3)回・組み合わせた〈†戦女神〉に[ダメージ軽減技能]使用不可を付与する〈戦女神U〉が追加。他のものとは異なりAR消費を抑えるには至らずですが、強いには違いありません。
 〈霞斬り〉がおかしいだけです、ええ。


●秘技
 1アクトLV(上限3)+1回、対象に手札を譲渡する〈†希望の果実〉が追加。宣言のみでいつでも使用できるため、手札はまりを防止できます。使用回数がLV+1回なのもお得感あり・・・ですが、秘技枠は競合が多くスタイル1枚なら難しいところ。

 また、1アクトLV(上限SL)回・単独で判定・自分以外の対象がリアクションで消費するARを0にする〈†パワーボイス〉が追加。関連する技能としてこの判定時に使用したカードで対象が判定するか選択可能になる〈パワーボイスU〉も追加されています。リアクション限定とはいえ自他を含めAR消費そのものが抑えられるのはそう多くないため、味方次第では取得を考えていいかも。地味に自分にも使用できます。

 blasphemyさんのご指摘を受け修正。自分には使えませんでした。


●奥技
 1アクトLV(上限SL)回・イニシアチブで使用・自分以外の対象(単体※、拒否可能)を次のメインプロセスで行動するキャラクターにする〈※刹那の刻〉が追加。開幕固まっているところに範囲攻撃や、AR2の強キャラを開幕2連続で動かすなどが使いどころでしょうか。どちらかといえばゲスト向けといえそうです。



▼ カブト
 防御一辺倒の方向性は健在。
 いまひとつ伸び悩んでいたパリー派にも救済法案が施行され、バリエーションはより豊富に!

●スタイル技能
 組み合わせた〈八重垣〉の回数制限をLV(上限SL)+1回に変更する〈八重垣U〉が追加。
 加えて、1アクトLV(上限SL)+1回・〈鉄壁〉と組み合わせ受け値に+[パリーに用いた装備1つの受け値]する〈鉄壁U〉も追加されており、後述の秘技も合わせてパリー派にかなりのテコ入れが入っています。

 また、1シーンLV(上限3)回、組み合わせた[ダメージ軽減技能]の効果に+[装備1つの受け値]する〈堅牢なる盾〉が追加。かばう派でなくとも抑えておきたい強力技能です。受け値の異なる装備を複数準備しておくとさらにダメージ調整に役立ちます。

 他、セットアップに判定・カット終了まで防御点(SPI)に+LV+2する〈ハードロック〉が追加。性能は控え目ながら、セットアップにやることがなければ手札回しにもなるのがポイントです。

 特殊なものとして、1アクトLV(上限3)回・メジャーで〈知覚〉と組み合わせ罠/伏兵等の危険要因を察知する〈危険感知〉が追加。ただ目標値がRL依存、〈隠密〉でリアクション可能、使用も能動で回数制限ありと正直かなり微妙な性能です。
 FS判定などで何かの代用に提案する・・・とか?


●秘技
 1アクトLV(上限3)回・近距離の対象攻撃対象になった際に宣言で使用・そのエンゲージに移動する〈†ポストマン〉が追加。「至近のみ」という最大の欠点を克服できるパリー派必携の技能です。
 パリーが至近距離専用になった経緯はFAQ解析を参照願います。

 また、1シーン1回・ダメージ適用直前に使用し範囲(選択)へのダメージを[装備1つの受け値]する〈†ブレイクヒット〉が追加。[ダメージ軽減技能]ではないのも重要なポイント。

●奥技
 1アクトLV(上限2)回・〈白兵〉〈射撃〉と組み合わせ・ダメージが1点でも抜ければARを−1する〈※ドミナンス〉が追加。先制攻撃で対象をほぼ無力化できるため、セッティング次第ではかなり凶悪性能といえそうです。



▼ カリスマ
 念願の神業変更技能を獲得!やさしいカリスマ対応仕様になりました。
 秘技と奥義は・・・まあ・・・そう、そうね・・・

●スタイル技能
 神業変更技能〈解体屋〉が追加。《神の御言葉》の効果を「精神/社会ダメージをひとつ治療」に変更します。かなり使い道が増えるので、迷わず取得していいレベルでしょう。

 他の目立つあたりでは、1アクトLV(上限SL)回・〈†不滅の熱情〉を再利用可能になる〈不滅の熱情U〉が追加。2回も使えれば安定度的には十分といえそうです。
 同じく軽減系として、セットアップに単独で判定・シーン内の任意対象が行う[ダメージ軽減技能]の効果に+LV(上限4)+1する〈旗印〉が追加。セットアップは競争が激しく、さらに組み合わせが単独なのがネックですが、自身にも効果があるためキャスト全体で軽減能力が活用できるならアリといえます。

 攻撃系として〈心理〉と組み合わせた精神ダメージに+LV(上限5)+3する〈北風と太陽〉が追加。補正の+3が大きいですが、所持するトループがシーンにいないと使用できない制限があります。
 また、BS追加系として〈心理〉と組み合わせた精神ダメージでダメージが抜ければ[衰弱]を与える〈揺さ振り〉が追加されています。


●秘技
 1シーン1回・1アクトLV(上限SL)回、〈交渉〉と組み合わせ対象が行ったセットアップで使用するスタイル技能と対決・判定を失敗させる〈†圧迫の人文〉が追加。ハマれば非常に強力ですが、相手次第では全く無意味なのが手痛いところ。

 また、セットアップで〈交渉〉と組み合わせ・対象がメジャーで行う判定に−LV(上限4)する〈†ネイキッドロード〉が追加。生身以外の武器・防具不可&カット終了まで自身のAR・CSが0になる欠点があるため、正直あまり使えるものではなさそうです。
 ネタ方面での需要はありそうですが。


●奥技
 組み合わせた〈心理〉で精神ダメージが抜ければ、対象はスタイルレベルがLV(上限SL)以下のスタイル技能が使用不能になる〈※信念剥奪〉が追加(BS扱い/メジャーで解除可能)。色々すごくはあるのですが、素直にAR−1なり大ダメージを狙ったほうが早いため、あまりkキャスト向けとはいえなさそうです。



▼ マネキン
 回数制限こそあれど、メジャー範囲化やBS付与技能へのリアクション不可が可能になったマネキン。
 戦闘は火力とは限らない!

●スタイル技能
 マネキンのスタイル技能を強化する2つの新技能2つが目を引きます。
 1つは1アクトLV(上限4)回・組み合わせた「バッドステータスを与えるマネキンのスタイル技能」へのリアクションを「不可」にする〈オープンドア〉。回数制限アリですが、アクト中対決が重要になる判定は数限られるためかなり優秀といえます。
 もう1つは、1アクトLV(上限4)回・組み合わせたメジャーで使用するマネキンのスタイル技能の対象を範囲(選択)に変更する〈愛の泉〉。こちらもかなり強力です。
 後者は対象が単体※な〈†人使い〉には使えませんし、〈パトロン〉と組み合わせても意味はないと思います。念のため。

 → エラッタで対象:自身はNGになりました。


 また、メジャーで〈交渉〉と組み合わせ・成功すればカット中対象のリアクションに−[LV(上限4)+1]する〈ドリームタイム〉が追加。他のバッドステータス技能と前述の2つに組み入れ先制でかませばフルボッコにできるかも。

 その他、1アクトLV(上限SL)回・宣言すれば自身の[重圧]を打ち消す〈スマイル&クライ〉、対象:単体のメジャーアクションの判定を常時+LV(上限3)+2する〈シークレットタイム〉が追加。後者はシーン登場が自身と対象のみの場合に限定されるため使い所は難しいか。


●秘技
 1シーン1回・自身が判定に失敗した際に宣言し、対象が次に行う判定に+[LV(上限3)x2]する〈†笑顔でカバー〉が追加。特にリサーチ中は機を見て使っていけば(失敗の判定が)クズ札処理にもなり非常にお得です。

 また、1アクトLV(上限4)回・セットアップに〈交渉〉と組み合わせ・対象に[酩酊(大)]を与える〈†ファム・ファタル〉が追加。こちらもの新技能でリアクション不可をかませば開幕早々酷い事に。回数制限も1アクトの出番が精々1〜2回と考えればそう気になるものではないと思います。
 メジャーではないので範囲化は不可。この辺ちょっと勘違いしやすいかも。


●奥技
 〈心理〉〈コネ〉と組み合わせた精神攻撃or《神の御言葉》による[精神崩壊]or[昏睡]を[支配]に変更する〈※オールユーニード〉が追加。例によって演出やアクトのネタ向け。



▼ カゼ
 ようやく「乗り物ならなんでもお任せ!」といえるようになったカゼ。
 カード1枚足せなくたって、CS最速は俺のもの?

●スタイル技能
 個人的に嬉しいのが、〈操縦〉と組み合わせあらゆる〈操縦〉の代用(ただし達成値−2)にする〈マルチドライバー〉。キャストが様々なアクトに対応しやすくなるため、アクトに合わせた新造でなければ非常にお勧めといえます。

 CS関連としては、ヴィークル登場中の[CSベース]に常時+LV(上限SL)x2する〈疾風の如く〉、〈ロケットスタート〉4LVの場合のみ取得可能・使用回数を常時1カット1回に変更する〈ロケットスタートV〉が追加。関連技能があるものの数値的には凹んでいたカゼに更なる補強が入っています。

 セットアップに〈操縦〉と組み合わせ・成功すればカット中の自身&同乗者の物理攻撃ダメージに+[LV(上限4)+1]する〈勝利の風〉もお勧め。1カット目はどうせ同一エンゲージなので、みんな同乗者なのが理想です。

 また、〈ライドファイト〉による判定とダメージに+LV(上限3)する〈ライドファイトU〉が追加されています。


●秘技
 1カット1回・組み合わせた至近※に対する攻撃のダメージに+[ヴィークルの攻撃力]する〈†デッドチェイサー〉が追加。低経験点を意識するなら"クワドリガ"(I+10・8経験点・TOS-P127)あたりでしょうか。また今回追加のミサイル型ドローン"ロケットボーイ"(I+15・30経験点)が現実的な最大火力といったところ。
 "ロケットボーイ"は武器として使うと壊れるが、〈†デッドチェイサー〉は火力を乗せるだけなので問題ないのである。ワザマエ!

 また、1シーン1回・単独で使用し同乗者の判定の達成値に+LV(上限4)x2する〈†サイレントラン〉が追加。性能的には優良技能です。リサーチシーンでの使用を絵的にうまく回せるなら。


●奥技
 1シーン1回・〈操縦〉と組み合わせたドッジに成功すれば自身か同乗者がAR消費なしで1回行動できる〈※ゴーストライダー〉が追加。いわゆる空蝉系ですが、他人にも使用できるのがポイントです。



▼ フェイト
 春のフェイトオンリー祭継続中。
 神業変更技能のフォローに達成値強化もSL依存と、複数フェイトまったなし。

●スタイル技能
 達成値上昇技能として、取得済みのスタイル技能1つの達成値に常時+LV(上限SL)する〈常套句〉が追加。本来上げようがない技能の達成値を伸ばせるのがポイントです。技能構成によりますが、基本悩まずとっておいていいハズ。
 同じく達成値系として、バッドステータスorドラッグの効果中・情報収集判定に+LV(上限3)する〈幻惑の閃き〉が追加。事情通と異なり社会以外でも適用されるのはメリットですが、何よりキャラ立てに使える点が大きいといえます。お財布事情的にはBtD掲載の購:1/1なドラッグ"仙霞"が最安値。

 また、単独で使用・対象とのコネを1レベルで取得する〈ボギー〉が追加。コネ取得系のスペックとしては控え目、実質ほぼ神業変更技能用といったところでしょうか。

 その他、1アクトLV回・マイナーで使用・メインプロセスでのバッドステータス効果を無視する〈逆境の灯〉が追加。複数のBSを一律無視できるのが利点でしょうか。後述の秘技との連動あり。

 他、〈覚悟の灯〉の対象を単体※に変更できる〈覚悟の灯U〉が追加。大本の回数が1回から変わらないため需要はあまりなさそうです。


●秘技
 組み合わせた〈白兵〉〈射撃〉ダメージに+[取得済みのフェイトのスタイル技能数+3](最大LV[上限4]x5まで)する〈†信念の剣〉が追加。バッドステータスを受けている間は機能しませんが、前述の〈逆境の灯〉を使えばそのペナルティを無視できます。ダメージを与える手段としてはあまり効率的ではなく、演出向け要素が強めの印象。

 また、情報収集・登場判定に+[LV(上限3)+1]する〈†オールドタイプ〉が追加。LVが3になるとコネ判定にも効果が適用されるオマケ付き。+1補正&登場判定にも適用できるため、秘技枠に問題なければ1レベル取得するのもアリといえます。


●奥技
 1シーンLV(上限SL)回・組み合わせた〈タフネス〉〈ワイズラック〉を再使用可能にする〈※消えない灯〉が追加。フェイトのみで更なる防御性能を求めたいときに。



▼ クロマク
 すっかり散財系が定着したクロマク。
 セットアップからの範囲無力化に更なる磨きがかかっています。

●スタイル技能
 目立つところでは、LV(上限3)+1のクロマクのスタイル技能で消費する報酬点を−1(最低1)する〈調停者〉。何をするにしても報酬点が消費されるクロマク的には必携の技能といえそうです。

 新たなる散財系として、1アクト1回・メジャーで使用・3報酬点を支払い・シーン内の任意対象がカードを2枚破棄&補充できる〈お大尽〉が追加。全員そこまでカードにハマることはなさそうですが、演出込みの1発芸としては大いにアリといえます。
 また、1アクトLV(上限3)回まで・単独で使用・対象の判定に+[消費した3以下の報酬点]する〈闇からの声〉が追加。舞台裏からでも使用できるのがポイントです。

 また、〈†ブラックマーケット〉取得前提・クロマクの秘技の取得制限に+1(但し外界の制御値−2)する〈裏帳簿〉が追加。クロマクは地味に強力な秘技が多いため、結構な有用性があります。

 その他、腹心向けとして、〈黒い囁き〉で腹心が行う判定に+LV(上限4)する〈黒い囁きU〉が追加。今作は特に腹心がキャスト向けのスペックではないので基本ゲスト向けという印象。アクトの難易度調整に有用です。


●秘技
 秘技は例によって散財系。
 1つはセットアップに〈社会:ストリート〉と組み合わせ・範囲(選択)に対し[対象の数x2]報酬点を消費・カット中攻撃のダメージを−[LV(上限3)x2]する〈†暗闇の渦〉。狼狽をバラ撒く〈†悪徳の金貨〉と範囲込みで相性が良く、合わせて使うと演出込みで色々凶悪な効果を発揮します。

 もう1つは舞台裏で〈社会:ストリート〉に組み合わせ・7報酬点消費・自身以外の対象の能力値1つにアクト中+LV(上限3)する〈†うごめく影〉。金額的にかなり重いのがネックでしょうか。重複に関する記載は無いため同一対象への重複は不可と思われます。


●奥技
 1アクトLV(上限SL)回・腹心が受けた肉体/精神ダメージを即座に打ち消す〈※誠の右腕〉が追加。舞台裏からの使用も可能。高経験点環境下での腹心に残機が追加、という感じでしょうか。ご利用は計画的に。



▼ エグゼク
 金勘定ならこっちが元祖?散財スタイル、今日も行く!
 ・・・増殖バグとか言わないで。

●スタイル技能
 今回の目玉・・・といっていいのか不明ですが、〈†試作品〉の消費報酬点が3になる代わりに入手する装備がLV(上限SL)個増える〈試作品U〉が追加。使い方次第ではPC全体の強化に活用できるため、うまく使えば〈†試作品〉がより輝くかも?
 アイテム改造技能での改造可能ポイントが定義されています。前述の「■追加ルールまとめ」参照。

 他人への達成値上昇系として、メジャーで〈交渉〉と組み合わせ・成功すれば対象が次に行うメジャーの判定に+LV(上限3)する〈プレゼンテーション〉が追加。目標値10と低めなため、リサーチで使いまくると(交渉が得意ならば)クズ札処理もできてお得です。
 他の達成値上昇系と異なりメジャーを消費する点に注意。RLへの説明と許可をお忘れなく。

 また〈ホットライン〉の効果を[LV(上限3)+1]種類の主要な業界系〈社会〉に適用できる〈情報解析班〉が追加。1レベルでストリート・警察かテクノロジーあたりがあればかなり楽になるでしょう。
 選択肢詳細はストリート・警察・メディア・テクノロジー・社交界です。

 その他、〈†予算獲得〉取得前提・秘技の取得制限に+1(但し外界の制御値−2)する〈資本投下〉が追加。クロマク同様、資金を確保しつつ秘技枠を増やせるようになりました。

 他、アクト開始時の報酬−2の代わりに[CSベース]に常時+LV(上限3)する〈スピードシューター〉があります。


●秘技
 秘技は前回同様散財系。
 1つは、1アクトLV(上限SL)回・5報酬点を消費し単独で判定・対象の判定の達成値を21に変更する〈†ビッグプロジェクト〉。効果は拒否可能。イザというときの切り札になり得ますが、環境(消費経験点)次第では達成値的に厳しい場合も。

 もう1つは組み合わせた〈社会:企業〉による判定をあらゆる業界社会として扱う〈†企業の網〉。代償として報酬点を1消費。前述の〈情報解析班〉と位置付けが被る上に併用できず、秘技&代償を考えると有用性は疑問が残ります。


●奥技
 奥技は当然のように散財系。
 1アクトLV(上限SL)回・10報酬点消費し宣言することで「メジャー/リアクション以外の判定」を失敗させる〈※セカンドプラン〉が追加になっています。ダメージ軽減やカバーリング、厄介なセットアップ技能あたりが狙い目ですが、キャストへの使用は中の人へのダメージも考えて控え目に。
 セットアップに全てをかける構成なキャストもいたりするので。まあ一応。



▼ カタナ
 「カタナなんだけど白兵弱い」なんてお嘆きのあなたのために・・・
 三刀流道場、本日開店!

●スタイル技能
 なんといっても一番の見どころは、〈†二刀流〉前提・メジャーと組み合わせ・隠匿値が[12−〈†二刀流〉LV]以上の白兵武器のダメージを加算する〈三刀流〉。基本の"ブラックストリング"等がそのまま使用できるため、非常に強力な技能です。現状では射程や使い捨て装備に関する記述がないため、データ的には"スイートペアー"(TNX-P233)手榴弾も使えたりします(挙句強い)。
 今のところ白兵武器限定の記述ナシ。恐らく書き忘れています。これが誤植でないのであれば今回追加の"ブラストジョー"がI+10/隠14/9経験点で最大効率ということに・・・。

  →エラッタで白兵武器限定になりました。
  →FAQで「武器の使用回数を消費する」仕様に変更されました。


 また、リアクション時に単独で使用・判定が成立すれば物理ダメージを[LV(上限5)+2]軽減する〈死の眼光〉が追加。回避をあきらめているならむしろアリな技能です。但し差分値にはご注意を。
 解説に「組み合わせた判定で〜」とあるため誤植の可能性アリ。

  →エラッタで組み合わせ:単独が確定しました。


 その他、組み合わせた白兵攻撃でダメージが抜ければシーン中の対象の判定に−2(BS扱い・LV(上限3)回まで重複)する〈破砕剣〉が追加。全判定に−2・通常の解除手段も無いため、性能的にはなかなかのものといえます。

 他、1アクトLV(上限3)回・宣言すれば常備化した白兵武器の[故障]を打ち消す〈愛刀〉が追加。各種[故障]技能対策、〈†粉砕剣〉のお供などに。


●秘技
 目玉は1カット1回・組み合わせた白兵でドッジを行う〈切り払い〉。〈落ち葉切り〉〈リフレクション〉を合わせれば、遠近双方に対しかなり有利に戦えます。

 また、1シーンLV(上限SL)回・ムーブで使用し宣言すれば通過を妨害されずに2段階移動できる〈†肉薄〉が追加(封鎖状態からの離脱は要判定)。開幕いきなり奥に控えたクロマクをぶった切るような真似ができるようになります。


●奥技
 1アクトLV(上限1)回・組み合わせた白兵へのリアクションを対象以外が行えない〈※疾風剣〉が追加。「リアクション不可無効」等が通じないのは利点ですが、普通にカバーリングされてしまうのが悲しいところ。「当たればほぼ死ぬけど達成値低め」な構成ならアリかもしれませんが、そもそも奥義なので・・・。



▼ クグツ
 リサーチ・資金は上司にかなわず、されど積み上げた数字に嘘は無し。
 常時型の物理攻撃補強やダメージ軽減強化が強力!

●スタイル技能
 非常にお勧めなのが、プレアクトに選択した武器に対し常時攻撃の判定に+1・ダメージに+[LV(上限3)+1]する〈高性能武器〉。武器を使うなら何は無くとも1レベル振っておきましょう。

 また、肉体/精神の[ダメージ軽減技能]の効果に常時+[LV(上限3)+2]する〈忠義の魂〉が追加。クグツ必携〈忠誠〉の強化になるのでこちらも1レベル振っておくといいでしょう。

 報酬獲得系として、組み合わせた〈裏予算〉で獲得する報酬に+1する〈特殊権限〉が追加。やはり数字は地味ですが、元の数字も小さいので効果としては十分といえます。

 達成値低下系として、1シーン1回・射撃武器の射程内の対象が物理攻撃を行う際に単独で判定・制御値に届けば判定に−〈射撃〉LV(最大3)する〈牽制射撃〉が追加。〈魔女の指先〉に似ていますが射程・効果最大値で勝る反面、物理攻撃以外に使えない・回数制限が厳しいという点で劣ります。ともあれ〈射撃〉が使えるならば、保険で1レベル入れて損は無いでしょう。

 その他、〈企業情報〉の効果をストリート/警察/テクノロジーからLV(上限3)個に適用できる〈関連企業〉が追加。便利ではあるのですが、エグゼクの〈情報解析班〉の完全下位なのが悲しいところ。
 +1補正が無く、選択肢から社交界/メディアが消滅。シビアな現実をつきつけられました。


●秘技
 1アクトLV(上限3)回・宣言することで近距離の単体に「適用が確定したダメージ」を自身に移し換える〈†セルフサクリファイス〉が追加。〈バンザイ〉〈再生〉等のスタイル技能でフォローが効く他、神業変更や自己防御系神業の使い所にもできるためかなり有益といえそうです。

 また、セットアップに使用・シーン中[重圧(外界)]を受ける代わりに制御判定が自動成功する〈†滅私奉公〉が追加。代償が苦にならない構成なら。


●奥技
 1アクト[LV(上限3)+1]回・宣言することでカット/シーン回数制限のあるクグツの奥義以外のスタイル技能の使用回数を1回分回復する〈※ヒューマンギア〉が追加。〈忠誠〉や〈牽制射撃〉などで即死回避に活用できそうですが、奥義にしては活躍どころが難しい印象。+1回が救いでしょうか。



▼ カゲ
 攻防共にあんまり隙が無い高スペック戦闘スタイル。
 〈†完全奇襲〉の欠点フォローにリサーチ+α強化と、「もうあいつ1人でいいんじゃないかな」状態?

●スタイル技能
 一番の目玉は〈社会:社交界〉〈社会:ストリート〉による情報収集、〈製作:ツール〉の判定に+LV(上限3)する(〈影語り〉。念願の情報収集+αを獲得しました。情報収集ついでに上がる製作をうまく他の判定に組み込めるならさらにお得な便利技能といえます。

 また、〈†霧隠れ〉の効果適用中、CSに関わらず〈†完全奇襲〉を適用できる〈霧隠れU〉も強力。仕様上ゲストが連携してCSを高めるケースも少なくないため有用性は高いといえます。SL1では〈†空蝉〉が取れなくなるのが悩みどころでしょうか。

 その他、1カット1回・1アクトLV(上限4)回、組み合わせた〈回避〉でドッジに成功すれば封鎖の影響を受けずに1段階移動できる〈鶴翼の舞〉が追加。〈†空蝉〉との相性も抜群です。

 報酬点獲得技能として、プレアクト報酬にLV(上限3)+2を追加する〈盗品〉が追加。社会攻撃へのリアクションが−1される欠点あり。+2補正があるので例によって1レベル振っておくと便利です。

 他、隠匿値12以上の武器での攻撃判定に+LV(上限SL)する〈暗器U〉が追加。取得に〈暗器〉が必須となるため、SL1なら無理に取りに行くことは無いかも。


●秘技
 1シーンLV(上限4)回、セットアップに単独で近距離単体に使用・成功すれば酩酊(小)を与える〈†目眩まし〉が追加。演出・嫌がらせ効果は高いですが、秘技枠はライバルが多く、こちらは候補に上がり難いかも。

 また、1シーンLV(上限4)回、セットアップに単独で近距離単体に使用・成功すればバッドステータスと達成値低下効果をすべて解除する〈†スケルトンキー〉が追加。状況次第では非常に有用ですが、貴重な秘技枠にしては出番が補償されない点はやはりネックになります。


●奥技
 奥技は、使用するとそのアクト中「シーン中に使用された奥義でないスタイル技能」として扱われる〈※水鏡〉(上限LV1)。コピー系だけに効果は未知数です。使い道に困らないよう、「回数制限のある強力な秘技」を自前で複製する手もあります。



▼ チャクラ
 ウェット専用技能といっても、ウェットだけのものじゃない。
 複数チャクラの時代が早くも到来!

●スタイル技能
 SL2以上限定、ウェットでなくともウェット前提のスタイル技能を[LV](上限5)個取得できる〈サイバーアデプト〉が追加。すでに神業変更の恩恵でSL2は苦にならず、ウェット前提で欲しい技能も数限られるため非常に有用といえます。
 普通にウェットでSL2以上の立場は・・・ポ、ポリシーだから。生き方だから(震え声

 また、1アクトLV(上限SL)回、組み合わせた[ダメージ軽減技能]の効果に+[感情]する〈烈火の如く〉が追加。緊急回避手段として有効活用できます。
 〈鉄身〉の効果値に+[LV(上限3)x2]する〈鉄の筋肉〉も追加されており、これらや〈鉄身U〉と合わせればちょっとやそっとのダメージで死ぬことも無いでしょう。

 他、戦闘以外の技能として、単独で使用・対象とのコネを1レベルで取得する〈古い傷跡〉、単独で登場判定に使用・達成値に+LV(上限5)する〈パルクール〉が追加されています。


●秘技
 1カット1回・ダメージ算出時に使用しダメージを+[感情]する〈†気炎拳〉が追加。〈乾坤一擲〉とほぼ同じ仕様ですが目標値:10の代わりに[恐慌]を受けるような欠点が無く、感情の数字次第ではこちらのほうが良いといえます。
 勿論、両方組み合わせても問題ナシです。

 また、組み合わせた攻撃が達成値を低下させるスタイル技能の影響を受けない〈†岩の拳〉が追加。こちらは秘技枠の割に微妙な性能です。


●奥技
 1アクト[LV(上限SL)+1]回・宣言することでカット/シーン回数制限のある奥義以外のスタイル技能の使用回数を1回分回復する〈※黄龍〉が追加。今回追加のクグツ奥義と似ていますが決定的な違いはスタイル限定の制限が無い事。他の技能の取り方次第では非常に有益なものといえそうです。



▼ レッガー
 戦闘力高めながら、万能感のあるレッガー。
 AR増加にエグゼクの技能取得・報酬獲得と申し分なし。

●スタイル技能
 目玉は[LV(上限SL)]個のエグゼクのスタイル技能を取得可能になる〈サイドビジネス〉(奥義不可・秘技はレッガーの秘技枠を消費)。何を持ってくるかによりますが、スタイルの垣根を超えていいとこ取りができるのは大きな利点といえるでしょう。

 達成値低下系として、1カット1回・単独で判定・制御値に届けば近距離の対象が行う精神攻撃の判定に−[LV(上限3)+1]する〈悪口雑言〉が追加。射程が短く精神攻撃専用というのは少々難ですが、手番も食わないのでリアクションする気があるなら取得しても損はないでしょう。1カット1回のためカード処理できるのも利点。

 また、1アクト1回・宣言すれば自分の[LV(上限4)]枚のカードを破棄できる〈ぶっこ抜き〉が追加。クズ札破棄として便利ですが、1レベルでは効果が薄いのがややネック。
 関連技能として、これの対象を他人に変更する〈ぶっこ抜きU〉があります。使用回数は1回から増えないのが残念なところ。

 他にも、1シーン1回・目標値10の判定に成功すれば1報酬点が得られる〈みかじめ〉が追加。要は〈裏予算〉の下位ですが、まあ無いよりマシということで。
 余談ですが、リサーチでの情報収集判定と組み合わせる事をRLが許可するならばリサーチしながら金稼ぎができます。リサーチ系技能は「対象:自身」だから、という理屈。


●秘技
 1シーン1回・パリーによるリアクションに勝利すればARに+1する〈†カウンター〉が追加。パリーそのものによるAR消費を抑えられるなら更に強力です。

 また、1アクトLV(上限SL)回・自分以外が判定に用いたカード1枚を回収する〈†ハイエナ〉が追加。良ければジョーカー、少なくとも必要なAはほぼ間違いなく持ってこれるため、効果は高いといえそうです。
 自分の手札を自分で回収も可能なのでSL2以上なら・・・

 K.U.Z.さんのご指摘を受け修正。自身以外が判定すればいいので、〈†盾の乙女〉等で用いたカードは回収可能です。



●奥技
 〈自我〉&〈交渉〉と組み合わせた精神攻撃へのリアクションが成立すればAR消費なしで行動できる〈※怨念返し〉が追加。対決に勝利できずとも手番は発生するため、達成値が見込めなくても無駄にならない点が強みです。



▼ カブトワリ
 ガンフー火力も強化され、戦いは最前線へ!
 至近以外のダメージにリアクション、BS付与など便利な技能も追加されています。

●スタイル技能
 目玉はほぼ〈三刀流〉と同じ、〈ガンフー〉と組み合わせ・隠匿値が[12−LV(上限4)]以上の白兵武器ひとつのダメージを加算する〈ガンフーブレイド〉。カタナのそれと異なり、白兵武器かつ片手持ちor片腕装備に絞られますが、お勧め装備はほぼ同じです。

  →FAQで「武器の使用回数を消費する」仕様に変更されました。


 また、1アクトLV(上限SL)回、ムーブタイミングに宣言で使用・手札を1枚破棄し、〈キルゾーン〉と組み合わせたメインプロセス中与える攻撃のダメージに+[捨てたカードの数字]する〈キルゾーンU〉が追加。ポイントは〈キルゾーン〉の効果とは別に、組み合えば射程に関係なく効果を発揮する点でしょうか。
 実際にそういうケースは稀だとは思いますが、利用法の1つということで。尚、〈キルゾーン〉の射程は至近不可のため〈ガンフー〉とは絡めません。念のため。

 回避系として、1シーン1回・組み合わせた〈回避〉によるドッジに〈クイックドロー〉の効果を適用する〈スリング&ステップ〉が追加。シーン1回というのが若干残念ですが、緊急回避用として1レベル振っておけば役に立つかも。

 達成値上昇系として、ムーブタイミングに宣言で使用・〈射撃〉での攻撃判定に+[LV(上限3)]する〈タグロック〉が追加(自身及び対象と武器の[電制:−]不可)。制限やタイミングの関係もあり優先度的には低めです。どうしても達成値が欲しいなら、といったところ。

 他、アクト開始時・報酬点に+[LV(上限3)]する〈ノートリアス〉が追加。同様の技能と比較すると性能的にかなり微妙です。


●秘技
 組み合わせた〈射撃〉攻撃のダメージ種別を[I]に変更し、ダメージが抜ければ[酩酊(大)]を与える〈†ショックシュート〉が追加。回数制限が無く、与えるBSの関係でかなり強力です。使うならCSを高めつつ、ダメージに自信が無いなら装甲貫通の武器やスタイル技能でフォローするといいでしょう。

 また、1シーンLV(上限SL)回・イニシアチブに単独で判定し成功(目標値15)すれば1段階移動する〈†アサルトムーブ〉が追加。射程が重要なカブトワリ的には有り難いですが、秘技枠で回数制限あり・封鎖影響も無視できず、何より単独判定で目標値が15と結構シビア。性能的には微妙なところです。
 敵が使うとかなり厄介ですが・・・

●奥技
 奥技は1シーン1回、組み合わせた射撃攻撃の対象を射程内の二体に変更する〈※ダブルショット〉。同じく奥義の〈※流星雨〉ほどでは無いにしろ、十分強力な奥義です。尚、取得には〈†黒羽の矢〉が必要ですが、使用時の制限にはならないので別に兵器でも構いません。



▼ ハイランダー
 前回追加のトランスが不人気なせいか、関連技能でテコ入れ追加。
 高経験点前提のものが目立ちますが、安価なスタイル技能にも光るものが。

●スタイル技能
 達成値上昇系として、〈医療〉〈製作〉に+[LV]する〈軌道知識〉が追加。他の判定に組み合えるかどうかで評価が大きく分かれます。
 タタラなら普通に欲しくなりますが。

 また、1アクト1回・「何らかの判定」に対し単独で使用・制御値に届けば達成値に−2する〈透明な悪意〉が追加。劣化版〈魔女の指先〉ですが、利用価値は高いため余裕があれば1レベル入れておくといいでしょう。

 その他、〈†トランス〉の使用回数を[LV(上限SL)+1]回に変更する〈トランスU〉が追加。クライマックス以外でも活用したい場合に。

 他、1アクトLV(上限3)回・宣言で使用し自身が受けている[電子妨害]を解除する〈スウィフトリリース〉が追加。保険で1レベルあってもいいですが、対象が自身のみなのが微妙なところ。


●秘技
 1シーン1回・〈自我〉による精神攻撃のリアクションに組み合わせ・勝利すれば攻撃の対象を攻撃者に変更する〈†空ろなる中心〉が追加。取得が〈マインドロック〉3LV前提のため、消費経験点が奥義並み・・・と考えると妥当な性能といえます。
 派生技能としてこれのリアクションに成功した時点で対象に[恐慌]を与える〈空ろなる中心U〉があります。要はリアクション不可になるので取得するならこちらも抑えておきましょう。

 また、〈軌道兵器〉の使用回数を「1シーン[LV(上限3)]回」に変更する〈†軌道兵器U〉が追加。トータルでかかる経験点を考えると見合ってない気もしますが、攻撃の中心をコレに据えるなら。
 雰囲気ですよ雰囲気!


●奥技
 奥技は1アクト1回、対象がメジャーでの判定を行った際に単独で使用・その判定を「対決:不可、達成値+[LV(上限3)x3]」にする〈※天の怒り〉。対象は自身でも問題ありません。範囲攻撃等に上乗せするとより効果的です。



▼ マヤカシ
 猛威を振るったエニグマ人気も今となっては何処吹く風。
 達成値上昇・手札調整など補強はあれど、控え目なのは変わらずか。

●スタイル技能
 特筆すべきはマヤカシのスタイル技能を組み合わせた判定に常時+[LV(上限3)]する〈心紋〉。取得技能にもよりますが達成値がいらない場合を除き、上限まで取って損はないでしょう。

 また、メジャーで自我と組み合わせ・対象に[達成値/10+1]枚の手札を破棄させる〈睡魔〉が追加。リサーチ中にも使えるため味方と相談して使っていくといいでしょう。
 捨てる札は対象が選ぶため、クライマックス開幕直後を除けば基本味方に使う感じになりそうです。

 既存強化系として、1アクトLV(上限SL)回・組み合わせた〈未来予知〉の使用回数制限を無視する〈未来予知U〉が追加。「LVx2の達成値補正・AR消費なし・自身にも使用可能」な秘技がシーン中複数回使えるなら、十分な性能になったと言えそうです。
 セットアップ消費なためリサーチ中は不可・単独で事前使用が必要と欠点は多いですが、大分マシになりました。

 同じく既存強化系に、1アクトLV(上限SL)回・〈調和〉を「タイミング:イニシアチブ、対象:単体※」に変更する〈調和U〉が追加。BS解除は即座にできなければ効果が薄いため、相手次第では非常に有効です。
 敵の技能次第では出番がないのは変わらずですが・・・。

 他、自身をエキストラに偽装・看破に対する制御値に+[LV(上限3)x4]する〈心理迷彩〉が追加。名無しの易者を装う場合などに。


●秘技
 メジャーで〈自我〉と組み合わせ・AR1以上の単体※が即座にメインプロセスを行い、その際のメジャーの判定に+LV(上限4)x2する〈†熱情〉が追加。双方のARが消費されるためこれだけだとやや微妙な感がありますが、後述の秘技と合わせると評価が変わります。

 そのもう1つの秘技が、セットアップでARを消費せずに単体※に対し「タイミング:メジャー、技能:〈自我〉」のダメージ行動以外のスタイル技能[LV(上限SL)]個を組み合わせて使用できる〈†高速感応〉。前述の〈†熱情〉や回復系との組み合わせに活用できそうです。
 〈†未来予知〉は単独なため併用不可。〈†熱情〉だけが狙いならむしろ〈†未来予知〉を使ったほうがいいでしょう。


●奥技
 奥技は組み合わせた〈心理〉での精神攻撃でダメージが抜ければ「固有名詞でない一般技能」1つを使用不能にする〈※記憶隠し〉。マイナーで解除するまでシーン中持続します。そこまで強力とはいえませんが、他のマイナーで解除するバッドステータス([狼狽]など)と組み合わせれば効果的といえるでしょう。



▼ トーキー
 「ドーナンデスカ!ドーナンデスカ!」ギョーカイスラングだ!コワイ!
 追加技能は支援系中心、SL2以上なら尚お得。

●スタイル技能
 1アクトLV回・心理と組み合わせた精神攻撃へのリアクションに〈社会:メディア〉を強要する〈ギョーカイスラング〉が追加。ゲストにいちいち社会技能は設定されていない事がほとんどな為、RL次第では実質リアクション不可という強力技です。
 事故回避のため事前にRLと相談したほうがいいでしょう。リアクションされて「アクトに書いてないじゃないか!」とか言わないように。

 また、SL2以上限定・〈名解説〉での達成値上昇にさらに+[LV(上限3)]する〈名解説U〉が追加。両方上限まで取れば60経験点でAR消費なし・1アクト3回・達成値+5とかなり強力な効果になります。SL2以上なら是非。

 リサーチ系技能として、LV(上限5)個の社会技能に〈ニュースソース〉の効果を適用する〈タイムライン〉が追加。調整すれば〈†壁に耳あり〉よりこちらのほうが役立つ場合も。

 その他、単独で使用・アクト終了まで対象のコネを[達成値/10+1]LVで取得する〈名物リポーター〉が追加。神業変更や後述の秘技を考えると有り難いところです。

 他、[ダメージ軽減技能]の効果に常時+[LV(上限3)]する〈突撃チャレンジ〉があります。同系統の技能としては数値が低く、あまり有用とはいえません。


●秘技
 1アクト1回・セットアップに自身以外のコネを持っている対象1人に使用し、シーン中対象が行う判定に+[LV(上限3)+1]する〈†ヒーロータイム〉が追加。組み合わせ「なし」のため他との連携も可能です。防御系キャストなど判定回数が多くなる人に使用すると効果的。

 また、1シーン[LV(上限3)]回・メジャーで〈芸術:アレンジ〉と組み合わせ、単体※が次に行う判定を「対決:不可」にする〈†フレームアウト〉が追加。当然自身のARは消費するため、他の支援系技能と組み合わせると効率的です。


●奥技
 奥技はクリンナップに使用、自身以外の「奥義を除くスタイル技能」の「シーンの使用回数制限」を1回分回復する〈※ディレクター〉。他キャストの技能次第では役に立たないため、事前相談はしておきましょう。
 「シーンの使用回数制限」については「1シーンX回」のことだと思われます



▼ イヌ
 性能面で微妙だったのが徐々に改善されているイヌ。
 報酬追加にリサーチ強化・ダメージ軽減と各方面で強化が見られます。
 今日も舞台裏で軽めの社会戦を与える作業が始まる・・・!

●スタイル技能
 パっと目を引くのが、プレアクト報酬に+3する代わりに〈社会:警察〉の判定に常に−1する〈汚職警官〉。利点のほうが大きいのは確かですが、大事な何かを失う気がするのでよく考えて取得しましょう。自己主張としての取得は◎。

 リサーチ強化として、1報酬点を消費し宣言すれば、アクト終了まで情報収集判定に+[LV(上限SL)]する〈協力要請〉が追加。念願の万能リサーチ技能を獲得しました。

 物理攻撃強化として、攻撃対象が社会ダメージを受けている場合に限り・対象に与える物理攻撃の達成値とダメージに+[LV(上限SL)+1]する〈正義の番人〉が追加。+1補正も手伝って非常にお得な技能といえますが、前提が少々シビアです。

 また、セットアップに〈交渉〉と組み合わせ単体に使用・勝利すればカット中の制御値を−[LV(上限4)]する〈降伏勧告〉が追加。イメージ的にはスタン狙いですが差分値技能も効果的です。
 絵面はともかく。降伏勧告したところに差分値パンチ。

 他、〈緊急回避〉のLV上限に+LV(上限5)する〈緊急回避U〉が追加されています。


●秘技
 1カット1回・受ける肉体/社会ダメージを[カードの数字+3]点軽減する[ダメージ軽減技能]の〈†法の番人〉が追加。秘技枠な分、+3補正&複数種別のダメージに対応できる良性能です。

 また、1カット1回・社会ダメージを受けている対象の判定に対し単独で使用・達成値を−[LV(上限4)x2]する〈†猟犬の楔〉が追加。地味に目標値がないのが利点ですが、例によって前提がネック。ここまで来ると複数の相手に手軽に社会ダメージを与える方法が欲しいところ。


●奥技
 奥技は1アクトLV(上限1)回・組み合わせたリアクション判定の手札を2枚出せるようになる〈※ダイハード〉。カード1枚分は大きいですが、リアクション限定・実質1スートのみで回数も1アクト1回と奥義にしては色々微妙な性能です。



▼ ニューロ
 CS低下とメジャー/セットアップ範囲化(攻撃以外)、2つの秘技がなかなか強力。
 凄腕ニューロを名乗るなら、名前的に奥義が欲しくなる・・・かも。

●スタイル技能
 そこそこ便利なのが、1シーン1回・1アクト[LV(上限3)]回、メジャーで〈電脳〉と組み合わせ、コネを除く一般技能として扱う〈ユニバーサルドローン〉。回数制限がややシビアですが、特にFS判定で活用できそうです。

 攻撃系では、組み合わせて行う〈心理〉での精神攻撃でダメージが抜ければ[酩酊(小)]を与える〈ショックブレイン〉が追加(対象はウェット不可)。CS高めならアリといえます。

 支援系として、〈電脳〉と組み合わせメジャーで使用・対象のドッジの達成値に+[LV(上限3)]する〈電子迷彩〉が追加(対象はウェット不可)。〈†サポート〉等支援系技能のお供に使う感じでしょうか。

 また、1アクトLV(上限3)回・イニシアチブに単独で使用し単体※が受けている[電子妨害]を解除する〈システムリカバリー〉が追加(対象はウェット不可)。ハイランダーのそれと比べると使用タイミングが限られますが、他人に使える分有用性は高いといえます。
 例によって出番は確約できませんが・・・。

 他、〈トリガーロック〉のLV上限に+LV(上限5)する〈トリガーロックU〉が追加されています。


●秘技
 1アクト[LV(上限SL)+1]回・組み合わせた「タイミング:メジャー/セットアップ」のニューロの「攻撃でないスタイル技能」の対象を範囲(選択)に変更する〈†ストリームエフェクト〉が追加(対象はウェット不可)。「攻撃でないスタイル技能」という書き方がちと気になりますが、ルールブックを見る限り「攻撃」の定義はダメージ判定に至るもののと読めるため「ダメージを与える行動」でなければ大丈夫だと思われます。一応RLに確認を。

 → エラッタで対象:自身はNGになりました。


 また、セットアップに〈電脳〉と組み合わせ判定・対象の[CS]を−[カードの数字]する〈†グラヴィティ〉が追加(対象はウェット不可)。初手で範囲攻撃するような相手などに使うと効果的。回数制限も無く強力です。


●奥技
 奥技は1アクトLV(上限SL)回・〈電脳〉かニューロのスタイル技能を組み合わせた判定に使用したカードを任意のものに変更する〈※ウィザード〉。ほぼキーカードが1枚増える状態のため、手札ハマリ防止としては奥義だけにかなり強力といえます。



▼ ヒルコ
 デビュー戦がパっとしすぎた反動か、追加技能はやや控え目なヒルコ。
 スタイル技能がアレな分、強力なダメージ軽減の秘技に加え、「なんでもリアクション」の奥義が追加。

●スタイル技能
 アクト開始時の報酬に+[LV(上限3)+1]する〈落とし物〉が追加。余裕があれば1レベル、といったところ。

 また、1シーン1回・1アクト[LV(上限3)]回、宣言すれば自身の生体装備1つを[破壊]する代わりにバッドステータス1つを回復する〈しっぽ切り〉が追加。レベルを上げても結局シーン1回なので緊急回避用に1レベルあれば十分といえます。

 その他、常時[理性]に+[LV(上限2)]し、同じだけ[生命]が低下する〈ジオメトリックデザイン〉が追加。理性の能力値が活かせるのなら。

 他、1シーン1回・セットアップに単独で使用しカット中[CS]に+[LV(上限4)x2]する〈攻撃本能〉が追加。同系技能の中ではスペック的にはかなり微妙です。

 やや特殊なのが、1アクト[LV(上限4)]回・メジャーで〈自我〉と組み合わせ対決・勝利すれば[CS]を0にする〈雷鳴波〉(ダメージを与える行動と組み合わせ不可)。2カット目に当てるとそのまま手番が回らないことも多々あるため有効といえば有効ですが、素直に他のスタイルの技能などでAR−1を狙ったほうが早い気も。


●秘技
 1カット1回・1アクト[LV(上限SL)]回、単独で使用し[達成値]点の肉体ダメージを軽減する[ダメージ軽減技能]〈†環境的応体〉が追加。単独判定のため達成値は伸びにくいものの、手札と能力値次第でかなりの効果が期待できます。

 また、1アクトLV(上限4)回・組み合わせたパリーで対決に勝利すれば近距離までの攻撃者に[酩酊(大)]を与える〈†テイルバッシュ〉が追加。効果の都合上敵より味方が早く動くと微妙になるのがネックでしょうか。


●奥技
 奥技は1カット1回・〈隠密〉と組み合わせ、自身を対象とするあらゆる判定にリアクションする〈※インビジブル〉(上限SL)。「対決:不可」や「対決:なし」にもリアクション可能と様々な活躍が期待できます。確実に的になる都合上ゲストが持つとより効果的ですが、ご利用は計画的に。



▼ クロガネ
 協調行動関連の補強や自己強化・カブト要らずの防御系秘技など多方面での補強が追加。
 AR増加奥義で敵を瞬殺!

●スタイル技能
 個人的な目玉は、自身が「部位:ポケットロン」を持ち、また情報収集に+1する〈通信機能〉。"コッペリオン"(TOS-P140)のこともあり、〈人鞘〉なしの非人間型ならわりと必須といえそうです。地味にウェット可なのもポイント。

 また、セットアップに〈協調開始〉と組み合わせ・[協調行動]中、〈心器一体〉の対象と異なる一般技能のレベルに+[LV(上限2)]する〈心器一体U〉が追加。両方合わせれば本来戦闘できないキャストを前線に立たせることもできそうです。
 ちなみに原文は何故かすべて「心[技]一体」と表記されていますが誤植と思われます。
 同じく、セットアップに〈協調開始〉と組み合わせ・[協調行動]中、対象の能力値1つに+LV(上限SL)する〈同調する器〉も追加されています。

 1アクトLV(上限3)回・宣言で使用し、自身が[部位:義体]を装備中に行った判定に+2する〈人形使い〉が追加。使用が宣言のため1レベルでも確実に使える点がポイント。義体を使うなら1〜2レベル入れておくと便利といえそうです。

 他、常時〈メンテナンス〉が追加でバッドステータス1つを回復できるようになる〈メンテナンスU〉が追加。使用タイミングがクリンナップから変わらないため使い勝手は相変わらずです。


●秘技
 組み合わせたリアクションの達成値に+[LV(上限4)+1]し、[対決:不可]を無効化する〈†迎撃システム〉が追加。カブトを入れないリアクション系ならアリな性能です。

 また、対象が判定を行った際にARを消費し単独で使用・達成値を±[LV(上限4)+1]する〈†高速演算処理〉が追加。同系統の技能としては数値的に低めですが、±を任意に選べるため汎用性があります。


●奥技
 奥技は1カット1回・1アクトLV(上限SL)回、自身のARが0のときにイニシアチブに単独で使用・[恐慌]を受ける代わりにARを+1する〈※リブート〉。単純にARが増えるのに近い性能な上、1回の戦闘で複数回使える(可能性がある)ため非常に強力といえます。



▼ アラシ
 地味にスタイルレベル絡みの技能が神業変更しかないアラシ。
 目玉は〈†中和〉を超える性能の奥義と、何より開幕の自己主張が激しい秘技。
 決め台詞と共に突撃すれば、クライマックスの主役はいただきだ!

●スタイル技能
 変わったところで、組み合わせた判定でのスタイル技能の効果ではSFを+1して扱う〈スピードファイト〉が追加。あくまでスタイル技能の効果に適用されるためFS判定などには使えませんので、カゼの技能強化用といったところ。

 また、組み合わせた〈精密爆撃〉のダメージに+[LV(上限5)x2]する〈飽和攻撃〉が追加。係数が高いためミサイル系を使うなら是非。

 手札調整系として、1シーン1回・セットアップに判定(目標値10)し、成功すれば1枚手札を引ける〈超長距離支援〉が追加。実質手札2枚の消化ができるため、便利といえば便利です。例によって余裕があれば1レベル。

 その他、ムーブタイミングで宣言で使用し、移動を行いそのカット中のドッジに+[LV(上限4)]する〈バーストジャンプ〉が追加。移動終了後[狼狽]を受けるため、BSをどうにかできない場合はマイナーも消費することに。全体的にやや微妙な性能です。

 他、ヴィークルの制御値修正に+[LV(上限3)+1](最大は0)する〈戦場の騎士〉が追加されています。


●秘技
 1シーン1回・カット進行最初のカットのセットアップに〈操縦〉と組み合わせ判定(目標値15)、成功すればシーン内の任意のエンゲージに移動できる〈†急降下作戦〉が追加。チェイス中は使用不可。有用性は能力や戦闘状況次第のため一概にはいえませんが、個人的にはビジュアル込みでのかっこよさが光る秘技だと思います。

 また、1アクトLV(上限4)回・ヴィークル操縦者に対して行う〈白兵〉〈射撃〉攻撃と組み合わせ・ダメージ種別を[X]に変更する〈†デッドリーピアース〉が追加。対象限定・回数制限と縛りが厳しく、これなら別な秘技なり装備でダメージを上げたほうが早い気が。
 〈†死点撃ち〉の圧倒的下位互換なのがまた・・・。


●奥技
 奥技は1シーン1回・〈操縦〉と組み合わせ判定し、自身に適用されるダメージを[達成値]点軽減する〈※戦神の采配〉。要はアラシ版〈※中和〉ですが、あちらとちがって単独ではないため達成値が稼げる点で優っているといえます。[ダメージ軽減技能]でもなく軽減値も大きいため、切り札として1レベル持っておくと安心できます。



▼ カゲムシャ
 外界0四天王の一人、裏切りの報酬点入手秘技をゲット。
 さらにダメージ強化や行動妨害、〈†潜伏〉のタイミング改善など多方面で強化が見られます。

●スタイル技能
 組み合わせた〈白兵〉でのダメージに+[LV(上限3)+3]する〈影なる腕〉が追加(同一エンゲージに自身と対象以外のキャラクターが存在する場合のみ使用可能)。白兵戦エンゲージはほぼ確実に混戦になるため制限はあまり問題にならず、+3補正も大きいため強力な技能といえます。

 また、1アクトLV(上限SL)回・組み合わせた〈†潜伏〉のタイミングをセットアップに変更する〈潜伏U〉が追加。[対決:不可]の派生技〈首吊り仕掛け〉へ初手から一気に繋げられるようになったため、使用するなら必須といえます。トループにセットで取得させれば確実に相手が狙ってくれる・・・はず。

 その他、組み合わせた〈※スナッチ〉の使用タイミングをイニシアチブに変更する〈スナッチU〉が追加。タイミングがメジャーという最大の欠点が改善できるため、〈※スナッチ〉を使う場合は確実に抑えておくべきでしょう。

 他、1カット1回・自身がいるエンゲージに範囲攻撃が行われた際に使用・達成値に−[LV(上限4)]する〈定まらぬ影〉、1アクト[LV(上限SL)]回・〈†二人羽織〉の対象にいつでも手札1枚を譲渡できる〈阿吽の呼吸〉が追加されています。


●秘技
 組み合わせた〈知覚〉で対象が行う「スタイル技能を組み合わせたあらゆるメジャーアクション」にリアクションを行い、勝利すれば行動自体を失敗にする〈†完全看破〉が追加(ARを消費)。〈†消沈〉などと違い行動の種別に限定がない反面、[射程:中]と範囲が若干狭くなっています。また、対象がスタイル技能に限定されるため、単なる〈射撃〉などに使えない点にも注意が必要です。

 また、1アクト[LV(上限4)]回・単独で判定し、成功すれば[カードの数字]点の報酬点を入手する〈†無名の長者〉が追加。手札次第では〈†予算獲得〉と同等かそれ以上と、秘技枠だけに報酬獲得系としてはかなり高性能※といえます。・・・解説のテキストが少し気にならなければ。
 ※〈†足長おじさん〉は1アクト1回だし・・・(震え声)


●奥技
 奥技は受ける精神・社会ダメージを常に[5+LV(上限3)x5]軽減する〈※ホロウ〉。欠点として自意識が希薄となり、人格カード等の補助なしではコミュニケーションが行えなくなります。効果は勿論ですがキャラ立てとしての取得もアリといえます(奥義ですが)。
  ゲストの腹心で3レベル20点軽減を持たせて精神ダメージ肩代わり・・・とかやりたくなるかもしれませんが、「精神戦殺し」になるので加減は考えましょう。



▼ アヤカシ
 神業変更を獲得し、SL2の道が見えてきたアヤカシ。
 使える血脈取り揃え、気がつけば立派な合成獣ですがそれが何か。

●神業変更技能
 待望の神業変更技能〈黒の番人〉が追加。効果が《完全偽装》に、経験値獲得条件が「夜の秩序を守るため使用」に変更されます。自身専用の防御神業と元が扱いにくかった上、後述の血脈Uなど新技能がSL上限のためかなり有り難い追加です。


●血脈U
 元力同様、血脈を強化するスタイル技能〈血脈U〉が大量追加。レベル上限はすべて[スタイルレベル]のためSL2以上を狙いたくなります。こちらも数が多いので表形式にて。
 元力Uと比較すると性能的にやや見劣りするものも多いですが、AR消費を防ぐ神族・クロガネの〈ドミネイター〉や秘技などを取得できる人形の一族・判定がLVx5上昇する獣など強烈なものも散見されます。
血脈		効果

獣の一族 血脈と組み合わせ達成値に+LVx5 龍の一族 〈白兵〉〈射撃〉と組み合わせ"元力共通"での攻撃対象を範囲(選択)に変更、1アクトLV回 妖精の一族 常時、LVx2個のサイバーウェアを魔性効果発動中も使用可能 鬼の一族 宣言、バッドステータスを受けた直後に使用しバッドステータス打ち消し、1アクトLV回 人形の一族 常時、クロガネの奥義でないスタイル技能をLV個取得可能、〈フォルム〉〈協調行動〉は除くが〈フォルム:ヒューマン/アニマル〉を前提とするものは特別に取得可能 夜の一族 〈白兵〉〈射撃〉と組み合わせ差分値ダメージを追加、魔性の効果適用中のみ、1カット1回 悪魔の一族 メジャーで宣言、単体※の能力値に+LV&制御値に−LV、自身が戦闘不能になるかアクト終了まで 巨人の一族 常時、肉体ダメージをLVx2軽減、魔性の効果適用中のみ 化生の一族 常時、マヤカシの秘技・奥義でないスタイル技能をLV個取得可能 死者の一族 カブトの〈†カバーリング〉と同じ効果、但し1アクトLV回 天使の一族 単独で使用、対象がバッドステータスを受けた直後に使用しバッドステータス打ち消し、1アクトLV回 伝説の一族 常時、データ一つに+LV+1する[アイテム改造技能] 神族 血脈と組み合わせAR消費を無効化、1アクトLV回


●新血脈&血脈関連
 14番目の血脈として、人魚や河童など水に関するアヤカシの血統〈血脈:海魔の一族〉が追加。特徴として体の一部にヒレや鱗、また「かすかに海水の臭いがする」とあります。
 通常効果はセットアップに単独で使用し、中距離までの単体※の自我と対決・勝利すれば1エンゲージ分自身に近づけるというもの(封鎖は無視)。奥にいる敵を引き寄せる他、味方を動かすことも可能です。
 魔性はいつでも宣言することで肉体ダメージを軽減する[ダメージ軽減技能]の効果に+[LV(上限4)x2]し、また水中活動が可能になるというもの。弱点として水中以外のシーンでは[衰弱]を受けます。
 また、他の血脈同様〈血脈U:海魔の一族〉があります。効果は1カット1回・1シーンLV(上限SL)回、近距離の単体が受けるダメージ適用直前に単独で使用・肉体ダメージを[カードの数字]分軽減するというもの。[ダメージ軽減技能]ではなく、また他人に使う事が可能なため非常に高性能といえます。むしろコレがメインといっていいレベル。

 →エラッタで[ダメージ軽減技能]になりました。


 また、新たな血脈関連として〈血脈〉を1つしか持たない場合に限り〈血脈〉の上限に+LV(上限SL)する〈純血統〉が追加。制限の関係でどちらかといえば自己主張的な技能でしょうか。
 個人的には龍の一族:光学(正)や器物あたりがヤバげな性能になる気が・・・


●その他のスタイル技能
 他のスタイル技能で目立つのが、〈†吸精〉と組み合わせ・ダメージが抜ければシーン中判定の達成値に+[LV(上限3)]する〈吸精U〉。満遍なく達成値を上げたいキャストなら、これだけのために〈†吸精〉を取得する価値アリな素敵性能といえます。神業で無効化されにくいトループが狙い目でしょうか。
 地味に通常シーンで味方から吸うことも可能ッ

 また、バッドステータスを受けている対象への物理・精神攻撃に常時+[LV(上限3)]する〈闇夜の狩り〉が追加。同様に、バッドステータスを受けている対象へ行う〈白兵〉〈射撃〉と組み合わせ、ダメージに+[LV(上限5)x2]する〈妖魔の狩人〉も追加されています。セットアップでのバッドステータス付与から速攻、または後述の秘技と組み合わせるといいでしょう。

 他、宣言で使用・生身の攻撃力をS+[LV(上限3)x2]に変更する〈魔人の爪〉(マイナーで解除)が追加されています。


●秘技
 自身が与える[LV(上限SL)]個のバッドステータスの解除にスタイル技能、またはメジャーアクションが必要になる〈腐敗の王†〉が追加。ゲストがバッドステータス解除技能を持つことはまず無いため、有用性は高いといえます。

 また、組み合わせた〈自我〉で精神攻撃へのリアクションに勝利すれば中距離までの攻撃者に[酩酊(大)]を与える〈†観戦する悪夢〉が追加。決まれば効果は大きいものの、精神攻撃限定かつ自分が対象になる必要があり、出番が確約できないため微妙なところです。


●奥技
 奥技は1アクトLV(上限SL)回、セットアップに自身に使用(目標値10)し成功すればシーン中〈血脈〉1つのレベルを上限を超えて+3する〈※魔王〉。実は秘技3レベルより安上がりなため、クライマックス戦闘のみを注視するならこちらのほうがお得なことも。



▼ アップデート
 ルール追加などに伴い、一部のスタイル技能の効果が差し替わっています。

 まず、前述のとおり〈発信機〉〈裏読み〉〈ホログラム〉〈バックステージパス〉〈ヴィジョナリー〉〈影踏み〉〈眷属〉に「シーンプレイヤーの時に判定に成功するとRSC効果を適用」「[RS技能]である」との記述が追加。ランダムシーンルールの恩恵を受けられるようになっています。

 これら[RS技能]の中でも幾つかの変更点があります。最大の変更点は〈眷属〉の効果から「攻撃不可・攻撃を受ければ即退場」が消えた事。今までのノリで使って返り討ちに遭わないようにご注意を。
 他にも、〈発信器〉の組み合わせが〈社会〉〈コネ〉に変更され、一方〈ヴィジョナリー〉の組み合わせは〈電脳〉から「なし」に変更。また〈ホログラム〉のレベル上限が5になるなど細かい部分がアップデートされています。


 また、〈私服警官〉の上限が3、効果が「正体を看破する判定に対し制御値に+LVx4」に変更。同系技能と統一化されています。

  ■アウトフィット
 前述の通り、今回のメインは2つあります。
 1つはIANUSの再定義。既存の"IANUS"と"御霊V"以外にも各社製IANUSや1000経験点の狂装備、IANUSオプションが追加されています。
 もう1つはフーズ。戦闘前に食事を摂るのが基本になるかもしれません。複数のフーズの効果は受けられない・常備化&プレアクト購入不可など特殊な制限が多いため、本誌P53の内容を確認しておいたほうがいいでしょう。

 便利なのはやはりフーズ類。リサーチ中は"バンクィット"(社会判定+1)、クライマックス前に"バトルフード"(肉体/精神ダメージ+1)のように、できれば切り替えて行きたいところ。

 個人的に目を惹かれたのがI+10の「口からグレネード」"ブラストジョー"。普通に使う分には1シーン1回制限・対象が範囲※など制限が多いのですが、隠:14のため〈三刀流〉〈ガンフーブレイド〉との相性が抜群です。
 エラッタが出るまでの短い命かもしれませんが!

 同様に15経験点のくせにI+20と絶大な火力を誇る搭載兵器"ガーンデーヴァ"がかなり凶悪。普通に使う分には射程:遠、1アクト1回のみ・ヴィークル搭乗者以外を対象にすると命中−5と微妙な性能ですが、〈†全弾集中〉〈†緊急回避ボム〉と組み合わせれば[故障]対策が続く限り遠距離からのヒドイ火力の攻撃&防御支援が可能になります。
 こちらもエラッタが出るまでの短い命かm(略

  → エラッタにより〈即席修理〉は1カット1回に。その点はアラシの〈クイックリペア〉、クロガネの〈メンテナンス〉、タタラの〈オーバーホール〉等も考慮に入れればなんとかなりますが、使用回数を消費する仕様になった可能性があるため、素直に"サイクロン"や"龍砲"あたりで手を打ったほうがいいのかも。



▼ 達成値・効果値修正系装備まとめ
 アウトフィットの中で「達成値や効果値などについて装備者にボーナスがあるもの」の纏め。起動や効果時間・回数が限定されるものだけ青字で注記します(他は常時発動型)。

 全体的に見て、達成値上昇系でそこまでリーズナブルなものは少なく、製作+1の"ツナギウェア"や信用+1の"デマエコール"を除けば大半は10経験点(=スタイル技能1レベル分)以上の経験点が必要です。
 一方でダメージ上昇系は8経験点で+2のソフトウェア"タクティクスアイ"を始めドラッグの"檄鋼丸"など安価に攻撃力を上げる装備が多数あり、



●達成値上昇
 達成値:すべて     呪物[P120](+1 / 〈呪物作成〉で入手 / マジックアイテム、マイナーで使用・そのメインプロセス中のみ
             アナリティカルブースター[P107](+3 / 50経験点 / IANUSオプション、隠−1、セットアップ使用・シーン中持続、使用時[山札1枚+10]点の精神ダメージ、使い捨て
 達成値:任意の能力値  スキヤキ[P121](+1 / 購21 / フーズ、メジャーで使用・アクト中持続、使用時に選択した能力値1つの達成値上昇)
 達成値:一般技能    演授[P103](+1 / 20経験点 / マスケンヴァル、取得時〈コネ〉〈社会〉以外の一般技能から選択)
 達成値:単独      タタラ煮込み[P121](+1 / 購7 / フーズ、メジャーで使用・アクト中持続、技能:単独のスタイル技能の達成値上昇)

 達成値:物理攻撃    アタックブート[P107](+1 / 10経験点 / IANUSオプション、電制14以上の武器のみ)
             連慶[P103](+[装備中の"連慶"の数]−1(最大3) / 7経験点 / ベーシックフレーム)
             へッドーム[P104](+1 / 12経験点 / 両腕、セットアップ使用・そのカット中のみ
             リインフォース[P103](+2 / 25経験点 / 大脳、隠−1、取得時に物理攻撃・ドッジ・パリーから1つ選択)
             ボディリンカー[P106](+2 / 25経験点 / IANUS[ス3/表1/深1/無1/制−1]、隠−1、要「部位:義体の装備」)
             薄氷[P096](+2 / 50経験点 / 白兵武器[片手・至近、S+10・受0、隠5/−2]、カゲ・カタナ専用、要〈白兵〉LV4以上)
 達成値:白兵      遍刃[P102](+1 / 15経験点 / 要"辰刃"(TNX-P241)、表記上は「+2に変更」のため実質+1)
 達成値:射撃      フェイタルポインター[P102](+1 / 15経験点 / 要"デッドポインター"(TNX-P240)、表記上は「+2に変更」のため実質+1)
             聖魔銃[P097](+2 / 25経験点 / 射撃武器[片手・近〜中、P+7、隠10/-1]、使用毎に[重圧]を受ける
 達成値:操縦      スーパードライバー[P102](+1 / 14経験点 / 要"エースドライバー"(TNX-P241)、表記上は「+2に変更」のため実質+1)
 達成値:搭載兵器    雪月花[P113](70経験点 / ヴィークル・航空機[I+6/SF2/防5-4-8/制-2/ス3/員1]、隠−5)
 達成値:物理攻撃(口腔) タンスロート[P104](+1 / 12経験点 / 舌、部位:口腔の武器による命中判定に修正)
 達成値:物理攻撃(生身) バトルフレーム[P105](+2 / 50経験点 / 全身義体[I+3・受2・防5/4/5]、"生身"の攻撃で与えるダメージ+3)

 達成値:パリー     リインフォース[P103](+2 / 25経験点 / 大脳、隠−1、取得時に物理攻撃・ドッジ・パリーから1つ選択)
             ブロックアーム[P103](+1(カブトなら+2) / 15経験点 / 両腕、部位:両手持ちの武器に修正)
 達成値:ドッジ     トップランナー[P102](+2 / 15経験点 / 小脳、部位:両脚のサイバーウェア装備時のみ)
             リインフォース[P103](+2 / 25経験点 / 大脳、隠−1、取得時に物理攻撃・ドッジ・パリーから1つ選択)
             LTB[P115](+2 / 15経験点 / ヴィークルオプション、"ターボユニット"(TNX-P249)効果中のみ)
             ウィンドシーカー[P115](+2 / 20経験点 / ヴィークルオプション、航空機以外はスロット2つ分消費、1シーン1回
 達成値:回避/運動   地蜘蛛[P105](+1 / 40経験点 / 全身義体[S+6・受2・防2/2/3]、セットアップ使用・シーン中持続、〈運動〉〈回避〉の達成値上昇・重複不可、【CS】+2)

 達成値:協調行動    写し[P123](+1 / 11経験点 / バックグラウンド、自身が協調行動中のみ・相棒の[取得時に選択した技能1つ]の達成値上昇、"真打ち"[P123]との併用不可)
 同上(白兵/射撃/操縦)  コーペレーター[P102](+1 / 15経験点 / 任意(精神)、自身が協調行動中のみ・相棒の〈白兵〉〈射撃〉〈操縦〉の達成値上昇・組み合わせ重複不可)

 達成値:知覚/隠密/電脳 銭蜘蛛[P114](+1 / 10経験点 / ヴィークル:ドローン[I+0/SF1/防0-0-0/ス0/員0]、〈知覚〉〈隠密〉〈電脳〉の達成値上昇・組み合わせ重複不可、ニューロ専用)
 達成値:運動/ダンス/舞踏 クールステップ[P104](+2 / 30経験点 / 両脚、〈運動〉〈芸術:ダンス/舞踏〉・組み合わせ重複不可)
 達成値:運動      マッスルボーラー[P101](+1 / 8経験点 / アーマーギア[3/3/4]、隠−3、暴留(ボール状のツール・片手持ち)と併用時のみ運動判定に修正)
             ボルトラン[P105](+2 / 30経験点 / 全身義体[P+1・受0・防1/1/1]、[生命の制御値]+2)
             JJF[P104](+2 / 45経験点 / 筋肉、マイナーで使用・シーン中有効、白兵攻撃のダメージ+2)
 達成値:自我      バックメンタル[P107](+1 / 15経験点 / IANUSオプション)
 達成値:交渉      美麗装飾[P099](+1 / 11経験点 / 武器オプション)
             カッパーディスク[P123](+1 / 5経験点 / バックグラウンド、1アクト1回
 達成値:隠密      TYPE10[P116](+1 / 8経験点 / ファッション:アンダーウェア、スーツ・コート・アーマー装備時は無効)
             隠形符[P120](+1 / 10経験点 / マジックアイテム、マイナーで使用・シーン中持続・使い捨て、ウェット専用)
 達成値:製作      ツナギウェア[P100](+1 / 7経験点 / スーツ[1/1/2])
             妖精人形[P120](+1 / 10経験点 / マジックアイテム)
 達成値:電脳      アンテナボーン[P104](+1 / 13経験点 / 骨格、部位:筋肉のアウトフィット装備不可)
             サイバーバーガー[P121](+1 / 購16 / フーズ、メジャーで使用・アクト中持続
             CCマスター[P109](+1 / 14経験点 / ソフトウェア、要「"クロッククラック"(TNX-P245)」)
             メルキセデス[P106](+1 / 22経験点 / IANUS[ス2/表1/深1/無1/制−2])
             シンクチーター[P109](+1 / 13経験点 / ハードウェア、ゴースト登場時に限り、据置型のみ)
             XXプロジェニィ[P105](+2 / 40経験点 / 全身義体[P+1・受0・防2/1/2]、1シーン1回〈電脳〉を〈社会〉〈コネ〉以外の一般技能に代用可、ニューロ専用)
 達成値:リアクション(電脳)  マグネスキン※[P101](+2 / 10経験点 / 皮膚[0/0/1]、隠−1、〈電脳〉判定へのリアクションの達成値上昇)
 達成値:芸術      ヴィルトゥオーソ[P106](+1 / 17経験点 / IANUS[ス2/表1/深1/無1/制−1])
 達成値:芸術(剣舞)   湛慶[P096](+1 / 10経験点 / 白兵武器[片手・至近、S+3・受1、隠8/−2])
 達成値:芸術(音楽系)  ライブリンク[P109](+1 / 15経験点 / ハードウェア、音楽に関連した〈芸術〉の達成値上昇)
             ライバー[P114](+2 / 30経験点 / ヴィークル:ウォーカー[I+2/SF1/防2-2-4/制-3/ス2/員1]、1シーン1回
 達成値:フーズ&ドラッグ  調理セット[P118](+1 / 7経験点 / 両手持ち、〈製作:フーズ〉〈製作:ドラッグ〉の達成値上昇、ミストレスならさらに+1)
 達成値:フーズ&料理   ラブロン[P101](+1 / 8経験点 / アーマー[2/0/1]、〈製作:フーズ〉〈芸術:料理〉の達成値上昇)
 達成値:フーズ&調理   アイアンシェフ[P105](+2 / 25経験点 / 全身義体[P+2・受2・防2/1/2]、〈製作:フーズ〉〈芸術:調理〉の達成値上昇・組み合わせ重複可)
 達成値:知覚(対アヤカシ)  アヤカシウォッチ[P120](+1 / 5経験点 / マジックアイテム:任意(片腕)、アヤカシを対象とした〈知覚〉の達成値上昇)

 達成値:情報収集    調査契約[P122](+2 / 15経験点 / ソーシャル、1アクト3回、1報酬点を使用し情報収集の達成値上昇)
             FCサイト[P122](+1 / 6経験点 / ソーシャル、取得時に選択した対象に対する情報収集の達成値上昇、1アクト1回
             ライブラリ[P118](+2 / 15経験点 / 住宅オプション、スロット2つ分、1アクト1回
 達成値:業界社会    バンクィット[P121](+1 / 購7 / フーズ、メジャーで使用・アクト中持続、選択した業界社会の達成値上昇)
 達成値:社会(テクノロジー) 日刊タタラスキー[P122](+1 / 4経験点 / ソーシャル、タタラ専用)
 達成値:一般技能単独  アップベース[P102](+1 / 10経験点 / 小脳、他の技能と組み合わせない一般技能の判定のみ)

 達成値:信用(フーズ購入) デマエコール[P109](+1 / 7経験点 / ソフトウェア、フーズの購入時のみ)
 達成値:登場判定(警察) サーベイランス[P116](+1 / 3経験点 / ファッション:スーツ、〈社会:警察〉での登場判定の達成値上昇)
 達成値:治療行為    C-MAX[P113](+1 / 7経験点 / ヴィークル:ドローン[I+0/SF1/防0-2-2/ス2/員0]、ダメージ治療判定の達成値上昇、【CSベース】−2)
 達成値:治療行為(精神) 19MIX[P118](+2 / 5経験点 / 住宅オプション、精神ダメージ治療判定の達成値上昇)
 達成値:隠密(変装)   フーダニット[P116](+1 / 6経験点 / ファッション:ゴーグル、変装や正体を隠蔽する〈隠密〉判定のみ、カブキ・カリスマ専用)
 達成値:知覚(対隠匿)  モナハン[P102](+1 / 7経験点 / 任意(神経)、変装や装備の隠匿に対する〈知覚〉判定のみ)
 達成値:装備持ち込み  スタッシュスーツ[P100](+2 / 10経験点 / スーツ[3/2/5]・制−2、アウトフィットを持ち込むスタイル技能の判定が上昇)
 達成値:対住宅オプション  ノックレス[P102](+1 / 6経験点 / 任意(IANUS)、住宅オプション解除判定)


●達成値低下
 達成値:物理攻撃    ギガタワー[P097](−1 / 20経験点 / 白兵武器[両手・至近、I+3、隠-/0]、封鎖状態のエンゲージ全員)
 達成値:運動/回避   スマートスライム[P097](−2 / 6経験点 / 射撃武器[片手・近、I+0、隠11/0]、命中すればカット中効果を発揮、特殊弾不可)


●能力値/制御値
 【生命】        アンギュラー[P104](+1 / 13経験点 / 骨格、隠−1、部位:筋肉のアウトフィット装備時)
 制御値         アサゲ[P121](+1 / 購4 / フーズ、メジャーで使用・アクト中持続
 【生命】の制御値    ボルトラン[P105](+2 / 30経験点 / 全身義体[P+1・受0・防1/1/1]、〈運動〉+2)
 防具の制御値(最大0) ハブオン[P100](+1 / 6経験点 / アンダーウェア[1/1/0])
 IANUSの制御値(最大0) アジャストナーヴ[P107](+1 / 7経験点 / IANUSオプション、複数装着時重複)
 ヴィークルの制御値(最大0)ライドギャザー[P109](+2 / 8経験点 / ハードウェア)
 制御値(対正体看破)  ミスティック[P103](+2 / 10経験点 / マスケンヴァル、スタイルや正体看破の判定に対する制御値)


●ダメージ上昇
 武器の攻撃力上昇      ブーストコード[P109](+[サイクル](最大5) / 20経験点 / ハードウェア、隠−1、[電制:−]でない武器1つの攻撃力が上昇、据え置き不可)
 肉体/精神ダメージ上昇   バトルフード[P121](+1 / 購8 / フーズ、メジャーで使用・アクト中持続、肉体か精神のうち使用時に選択したダメージが上昇)
 同上(協調行動)      真打ち[P123](+1 / 15経験点 / バックグラウンド、自身が協調行動中のみ・相棒の[取得時に選択したダメージ]が上昇、"写し"[P123]との併用不可)
 肉体ダメージ上昇       檄鋼丸[P119](+2 / 10経験点 / ドラッグ、1シーン持続、サイバーウェア扱いの武器使用時のみ
               ベアーム[P103](+2 / 12経験点 / 両腕、隠−1、両手持ちの武器のみ)
               キラーセニュー[P111](+3 / 20経験点 / 人造変異・任意(筋肉)、隠15以上の武器のみ)
               モードD[P103](+3 / 16経験点 / 大脳、隠−1、"タイプX"(TNX-P240)の効果にダメージ上昇効果を追加/自身が受けるダメージ+2)
               刃砥石[P118](+2 / 20経験点 / 片手持ち、メジャーで[取得した武器]に使用し次のシーンの間持続
               猿王[P103](+1 / 10経験点 / 要"剛猿"(TNX-P242)、表記上は「+2を+3に変更」のため実質+1)
               鏖蛾[P119](+1 / 10経験点 / 深層意識、要"キラーフェイス"(TNX-P254)、表記上は「+3に変更」のため実質+1)
               兵者[P106](+2 / 15経験点 / IANUS[ス2/表1/深1/無1]、隠−1)
               特盛り[P122](+1 / 対象のフーズの購+10、フーズの効果に肉体ダメージ上昇効果を追加)
               人蟲精霊[P120](+3 / 15経験点 / マジックアイテム:ポケットロン、隠−1、1アクト1回・セットアップ使用・シーン中持続、自身が受ける精神ダメージに+2)
               パワーステイション[P110](+2 / 20経験点 / 消化器官、フーズ使用後の次のシーンの間持続
               超巨大武器[P099](+5 / 30経験点 / 武器オプション、隠−2、【CSベース】−6、搭載兵器不可)
               タクティクスアイ[P109](+2 / 8経験点 / ソフトウェア、[電制:−]不可、ニューロ専用)
               ワンオブサウザンド[P099](+3 / 25経験点 / 武器オプション・射撃、カブトワリ専用)
               強装弾[P099](+4 / 7経験点 / 武器オプション・特殊弾、メインプロセス終了後使用武器[故障])
               Death13[P099](+10 / 80経験点 / 武器オプション・特殊弾、隠−2、物理攻撃直前に使用、1アクト1回、タタラ・カブトワリ専用)
               SIDOH[P119](+2 / 20経験点 / 無意識、受ける精神ダメージ+1、《腹心》指定ならさらに+1)
               ワイルドソウル[P111](+2 / 50経験点 / 変異器官・脳下垂体、セットアップに使用・シーン中持続、肉体ダメージ−3、理性の能力値と制御値を0に変更)
               貫威[P103](+2 / 20経験点 / 片腕、隠−1、投射攻撃のみ)
               フォースピストル[P097](+3 / 10経験点 / 射撃武器[片手・近、P+5、隠13/−1]、要「片手持ちの白兵武器を装備」)
               幻蒼[P096](+2 / 7経験点 / 白兵武器[両手・至近〜近、S+7・受1、隠-/−2]、要〈隠密〉組み合わせ)
               リミットブレイカー[P103](+【CSベース】 / 50経験点 / 小脳、隠−1、ダメージ算出直前に使用、1アクト1回
               野分[P105](+2 / 12経験点 / 全身義体[P+4・受2・防2/2/4]、[感情]−2)
               ウォーレイジ[P107](+1 / 6経験点 / IANUSオプション、複数装着時重複(最大+5))
 肉体ダメージ上昇:白兵    マッシヴハート[P104](+2 / 13経験点 / 心臓)
               JJF[P104](+2 / 45経験点 / 筋肉、マイナーで使用・シーン中有効、〈運動〉判定+2)
 肉体ダメージ上昇:射撃    BBスナイパー[P114](+4 / 50経験点 / ヴィークル:ウォーカー[I+5/SF1/防5-4-9/制-3/ス3/員1]、隠−4、マイナーで使用・シーン中有効、持続中のドッジ判定−10、マイナーで解除
 肉体ダメージ上昇:生身    廻志[P100](+2 / 15経験点 / アンダーウェア[3/3/3]、他防具と併用不可・チャクラ専用)
               アイアンフィスト[P101](+2 / 12経験点 / アーマーギア[2/3/3]、隠−2、搭載兵器装備不可)
               バトルフレーム[P105](+3 / 50経験点 / 全身義体[I+3・受2・防5/4/5]、"生身"の物理攻撃判定に+2)
 肉体ダメージ上昇:生身/生体 ニトロブラッド[P110](+2 / 15経験点 / 変異器官・血液、"生身"または生体装備でのダメージ上昇、要「[部位:心臓]の装備」)
 肉体ダメージ上昇:兵器    特務機[P115](+2 / 30経験点 / ヴィークルオプション、隠−1、カゼ・アラシ専用)
 肉体ダメージ上昇:兵器/ウォーカー 武者人[P114](+2 / 40経験点 / ヴィークル:ウォーカー[I+7/SF1/防7-7-10/制-5/ス4/員1]、隠−3、本体と〈白兵〉で用いる搭載兵器のダメージ上昇)
 肉体ダメージ上昇:水中    水跨[P101](+1 / 7経験点 / アーマーギア[3/4/4]・制−6、隠−3、水中にいればダメージに修正&制御値修正0に変更)
 肉体ダメージ上昇:元力    元力符[P120](+1 / 10経験点 / マジックアイテム:片手持ち、取得時に指定した元力のダメージ上昇、異なる元力なら重複可)
 肉体ダメージ上昇:バサラ/マヤカシ 電心聖歌[P107](+2 / 20経験点 / IANUSオプション、セットアップに使用・シーン中持続、スタイル技能組み合わせ時のみダメージ上昇、使用毎に累積・最大+6)
               五星手[P120](+3 / 30経験点 / マジックアイテム:籠手、隠−1、スタイル技能組み合わせ時のみダメージ上昇)
 肉体ダメージ上昇:アヤカシ    鬼梗[P101](+2 / 25経験点 / アーマーギア[4/3/5]・制−5、隠−4、スタイル技能組み合わせ時のみダメージ上昇)
 肉体ダメージ上昇:バサラ/マヤカシ/アヤカシ神楽酒[P119](+5 / 50経験点 / ドラッグ、1シーン持続、隠−1、スタイル技能組み合わせ時のみダメージ上昇、使用時[山札1枚+5]点の精神ダメージ
 肉体ダメージ上昇:トループ   鶴翼[P099](+4 / 25経験点 / 武器オプション、トループのみ装備可能)
 肉体ダメージ上昇:対アヤカシ   滅葬の盾[P097](+2 / 20経験点 / 白兵武器[片手・至近、P+8・受6、隠-/−2])
               聖銀弾[P099](+2 / 5経験点 / 武器オプション:特殊弾、隠−1)

 精神ダメージ上昇       スペクター[P103](+3 / 15経験点 / マスケンヴァル、表層/深層/無意識すべてにサイコアプリ装備時)
               FURICO[P106](+3 / 40経験点 / IANUS[ス2/表2/深1/無1/制−1]、隠−1)

 社会ダメージ上昇       パワーランチ[P121](+2 / 購7 / フーズ、メジャーで使用・アクト中持続


●受け値/防御力/ダメージ軽減
 受け値           カテナチオ[P099](+2 / 15経験点 / 武器オプション:白兵、[受:-]は不可)
               ウォールセンス[P107](+1 / 6経験点 / IANUSオプション、複数装着時重複(最大+5))
 受け値(生身)       マッスルカーテン[P111](+3 / 22経験点 / 人造変異:筋肉、"生身"の受け値が上昇)

 防御力           パリングエッジ[P096](種別S+1 / 7経験点、白兵武器[片手・至近、S+3・受2、隠13/−1])
               魔血の衣[P100](S/P/Iに+[最も高い血脈LV]+1/ 5経験点 / コート[0/0/0]、隠−1)
               ステイマッスル[P110](S/P/Iに+3 / 7経験点 / 変異器官:筋肉、要「[部位:皮膚]の防具」)
               霊護符[P120](S/P/Iに+2 / 7経験点 / マジックアイテム、マイナーで使用・シーン中持続・使い捨て

 ダメージ軽減(スタイル)  牙の紋章[P123](5点軽減 / 50経験点 / バックグラウンド、取得時に選択した自身のスタイル1つのスタイル技能を組み合わせた攻撃のダメージを軽減)
 精神ダメージ軽減      ラグウェアー[P101](2点軽減 / 7経験点 / コート[0/0/0])
               壁心[P107](4点軽減 / 25経験点 / IANUSオプション)
               HIコンポ[P115](2点軽減 / 20経験点 / ヴィークルオプション)
               ウインドレス[P119](2点軽減 / 11経験点 / 表層意識、要"カームマインド"(TNX-P254)、表記上は「−4に変更」のため実質追加で2点軽減)
               スマートクローゼット[P118](2点軽減 / 7経験点 / 住宅オプション、要「ファッションの装備」、1アクト1回
               マザーフード[P121](1点軽減 / 購5 / フーズ、メジャーで使用・アクト中持続
               大盛り[P122](1点軽減 / 対象のフーズの購+5、フーズの効果に精神ダメージ軽減効果を追加)
 精神ダメージ軽減:トループ   蟻心[P119](3点軽減 / 8経験点 / 無意識、トループのみ装備可能)
 肉体/精神ダメージ軽減   トレードマーク[P117](2点軽減 / 30経験点 / ファッション:任意、装備を隠さない時に効果を発揮)
               クリスヘリオ[P120](5点軽減 / 50経験点 / ダメージ適用直前に使用・使い捨て
 肉体or精神ダメージ軽減   機甲聖人[P123](3点軽減 / 35経験点 / バックグラウンド、肉体か精神のうち取得時に選択したダメージを軽減)
 肉体ダメージ軽減      彼顔[P104](3点軽減 / 50経験点 / 任意(皮膚)、クロガネの本体に指定した場合のみ)
               ワイルドソウル[P111](3点軽減 / 50経験点 / 変異器官:脳下垂体、セットアップに使用・シーン中持続、肉体ダメージ+2、理性の能力値と制御値を0に変更)
 肉体ダメージ軽減(ヴィークル)  無事子[P120](2点軽減 / 13経験点 / マジックアイテム:任意(アクセサリ)、ヴィークル操縦時のみ)
 レーザー武器ダメージ軽減  ミラーG[P114](10点軽減 / 15経験点 / ヴィークル:ウォーカー[I+5/SF1/防6-6-6/制-3/ス2/員2]、隠−2、搭乗者の[隠密]判定−2)


●AR関連
 AR上昇         御霊V[P106](+1 / 350経験点 / IANUS[ス6/表1/深3/無1]、隠−5、1アクト1回・オートで宣言・カット終了までAR上昇
 AR変更         ゴッドモード[P106](3に変更 / 1000経験点 / IANUS[ス7/表2/深2/無1]、隠−10)


●CS関連
 【CSベース】     疾考[P107](+3 / 25経験点 / IANUSオプション)
            ラウンドフォー[P121](+1 / 購12 / フーズ、メジャーで使用・次に行うカット進行中持続
 【CS】        地蜘蛛[P105](+2 / 40経験点 / 全身義体[S+6・受2・防2/2/3]、セットアップ使用・シーン中持続、〈運動〉〈回避〉の達成値+1・重複不可)



●バッドステータス関連
 ドラッグ投与       注射器[P118](5経験点 / 片手持ち、至近の対象にメジャー消費し〈白兵〉−5で判定・ドッジ/パリーで対抗可、使い捨て)
 [酩酊(小)]付与     ガーンダーラ[P114](20経験点 / ヴィークル:ドローン[P+3/SF1/防7-7-0/ス0/員0]、メジャー使用で範囲(選択)に[酩酊(小)]を付与
              ビックラッカー[P098](10経験点 / 搭載兵器[I+0/近]、隠-1、命中すれば[酩酊(小)]を付与
 [邪毒(3)][酩酊(大)]付与  虎倒水[P119](30経験点 / ドラッグ、隠−1、"注射器"等で使用
 [狼狽]付与        粘着弾[P099](10経験点 / 武器オプション:特殊弾、ダメージ種別をI・ダメージを−5、命中すれば効果を発揮)
 [邪毒]強化        Lポイズン[P110](10経験点 / 変異器官:皮膚、スタイル技能・"生身"・生体装備で与える邪毒の強度+1)

 対[狼狽]         ラミアロウアー[P104](20経験点 / 下半身(片脚/両脚/靴装備不可)、隠−1、[狼狽]によるメジャーアクションへの修正を0に変更、見た目は下半身蛇)
 対[邪毒]         PPスキン[P104](10経験点 / 皮膚、邪毒の強度−1)

 [酩酊(小/大)]回復    ソバーアップ[P107](20経験点 / IANUSオプション、1アクト1回・受けた直後に使用し回復)
 [酩酊(小)]打ち消し   村正寿司[P121](購6 / フーズ / メジャーで使用・以降1アクト1回・受けた直後に使用し打ち消し)
 [衰弱]回復        クールファン[P107](4経験点 / ハードウェア、1シーン1回・受けた直後に使用し回復)
 [狼狽]回復        ダカール[P112](25経験点 / ヴィークル:地上車両[I+7/SF2/防3-3-5/制-3/ス3/員4]、1シーン1回・受けた直後に使用し回復)
 [狼狽]打ち消し      ダークネスモナカ[P121](購5 / フーズ / メジャーで使用・以降1アクト1回・受けた直後に使用し打ち消し)
 [気絶]回復        グッドラック[P119](6経験点 / ドラッグ、回復時[酩酊(大)]を受ける


●報酬点
 報酬点獲得      デイリーリドル99[P122](+2 / 7経験点 / ソーシャル、1アクト1回、〈社会:N◎VA〉判定(目標値13)に成功すれば報酬獲得、1つのみ取得可能)
            スマッシュヒット[P123](+2 / 9経験点 / バックグラウンド、プレアクト報酬が増加


●電制
 電制    ルックアウト[P107](+1 / 10経験点 / IANUSオプション、これを除く全てのサイバーウェアの電制上昇、複数装着時重複(最大+3))
       ジミニー[P107](+3 / 15経験点 / ソーシャル、装備1つの電制を上昇・[電制:−]と使い捨て不可)



▼ 武器
●白兵武器(全14種)
 射程が至近〜近、〈隠密〉と組み合わせればダメージ+2の槍幻蒼(P+7/7経験点)が低コストながら便利。種別P、隠−2、両手持ちと欠点も多いですが、隠密で達成値を稼ぐ人にお勧めです。また、部位:頭髪のサイバーウィッグTウィッグ(I+7/8経験点、隠14/−1)が部位・火力・常備化コスト等のバランスがよく、カタナの〈三刀流〉に向いた作りになっています。

 特殊なものでは封鎖状態のエンゲージ内の物理攻撃の達成値が−1される盾ギガタワー(I+3/受6/両手持ち/20経験点)、投射可能で投射しても失われない義手ケンコンフィスト(I+5/17経験点)が追加。高価なものとしては白兵LV4以上で達成値+2の刀薄氷(S+10/50経験点/カタナ・カゲ専用)が追加。武器1つで結構ハイスペックになるので簡易なゲスト強化等にも向いています。珍しく「電制:−」な点にご注意。
 また、変わり種としては射撃武器としても使える仕込み傘ガンブレラ(I+3/受2/8経験点、射撃時P+6/近、両手持ち、隠−1)や対アヤカシ用杭打ち機内蔵の盾滅葬の盾(P+8/受6/片手持ち/20経験点、隠−1、アヤカシへのダメージ+2)が掲載されています)。


●射撃武器(全11種)
 〈ガンフーブレイド〉向けに片手持ち白兵武器装備時のダメージが+3されるフォースピストル(P+5/10経験点/近、隠13/−1)が追加。片手に日本刀、片手に拳銃という絵になるスタイルに後押しがはいりました。
 やったねダンテ!
 また、前述しましたが本来1シーン1回・対象:範囲※とやや扱いにくい口腔に仕込む単発グレネードブラストジョー(I+10/近〜中/9経験点、隠14/0)が〈三刀流〉に最適な性能となっています。

 外見的印象が強いのが頭を丸ごと巨大な銃に置き換えるバレットヘッド(P+10/10経験点/近〜中、隠−/−2)。見た目はともかく低コストの銃としてはかなりな高性能な部類です。部位:頭部のため両手が空くのもポイント。

 他、特殊なものでは命中時に対象の〈運動〉〈回避〉をカット中−2するスマートスライム(I+0/近/片手持ち/6経験点、特殊弾不可)が追加。CS上げて広域にバラまくといい嫌がらせになりそうです。[電子妨害(15)]を与えるライフルBM(P+0/近〜遠/50経験点、隠−2、特殊弾不可)は同様に火力がない上、こちらはダメージを与えた場合に限定。旧版と比較してかなりおとなしくなった印象です。


●搭載兵器(全5種)
 前述しましたが、1アクト1回・ヴィークル以外を対象にすると命中−5になるガーンデーヴァ(I+20/15経験点/遠)が強烈。素のスペック的には扱いにくいものの、〈†全弾集中〉〈†緊急回避ボム〉との相性が抜群といえます。

  → エラッタにより〈即席修理〉は1カット1回に。アラシの〈クイックリペア〉、クロガネの〈メンテナンス〉、タタラの〈オーバーホール〉等も考慮に入れればなんとか。


 また、ヴィークルにも装備できるドリル旋壊(P+8/至近/6経験点、隠−3)やフルオートで杭を射出するパイルシューター(P+10/近/12経験点、FA3、隠−3)などの趣味的な装備も追加されています。


●武器オプション(全11種)
 個人的な目玉は、武器種別をIに変更・ダメージに−5する代わりに命中すれば[狼狽]を与える特殊弾粘着弾(10経験点)。カゲあたりが使うと特に効果的です。
 命中すればダメージが抜けなくとも[狼狽]になるのも重要。嫌がらせ効果バツグン!

 火力面では、反動で使用した武器が[故障]する特殊弾強装弾(ダメージ+4/7経験点)が低コストながら強力。基本故障対策が必要ですが、逆に切り札用と割りきって使う手もあります。

 また、受け値強化にカテナチオ(受+2/15経験点)が追加。待っていた人も多いのではないでしょうか。

 同様に懐かしいところでは、ワンオブサウザンド(ダメージ+3/25経験点)、超巨大武器(ダメージ+5/30経験点、【CSベース】-6)、特殊弾Death13(ダメージ+10/80経験点、1アクト1回)などの装備が復活。尚CSさえ気にしなければ超巨大武器は+1につき6経験とダメージ効率は良い方です。

 その他、〈交渉〉に+1する美麗装飾(11経験点)、トループ専用の鶴翼(ダメージ+4/25経験点)、ウェットでない対象に与えたダメージ9を[酩酊(大)]に変更するキルナインなど変わったものが追加されています。



▼ 防具(全19種)
 部位:ヘルメットながら形状がヘッドバンドのガードバンド(防1/1/1、5経験点)が追加。見た目が気になるけど防御はあげたい人向け。形状を多少アレンジできるのもポイントです。

 数値的な修正効果のある中でも便利なのが、〈製作〉に+1するツナギウェア(7経験点/防1-1-2/スーツ)。単純に達成値上昇の装備と考えても元が取れる性能といえます。〈電脳〉へのリアクションに+2するマグネスキン(8経験点/防0-0-1/皮膚)もありますが、こちらは出番が少なめなためあまりオススメできません。
 また、"生身"のダメージに+2するアーマーギアアイアンフィスト(12経験点/防2-3-3/アーマー、隠−2、搭載兵器装備不可)も"生身"で戦うなら経験点効率が良く、非常にお勧め性能です(見た目に問題なければ )。
 他、ゴースト登場を前提にするなら受ける精神ダメージを−2する毛布ラグウェアー(7経験点/防0-0-0)が便利です。

 K.U.Z.さんより「ヒューマンドローン以外では、ラグウェアーが装備できない」旨のご指摘を受けました。
 確かにルールを厳密に解釈すると「登場しているドローンが着ていない」以上は効果を得られないのが正しい気がします。
 今のところ、デザイン的に意図された効果を得るにはRL相談になる感じでしょうか。


 → エラッタで「ゴーストでも装備できる」の一文が追加されました。


 比較的ネタ向けな装備として、他防具と併用できない廻志(15経験点/防3-3-3/アンダーウェア、生身のダメージ+2、チャクラ専用)、〈製作:フーズ〉〈芸術:料理〉に+1する装甲エプロンラブロン(8経験点/防2-0-1/アーマー)、スポーツ用のボール(2経験点)を片手に持っていれば〈運動〉に+するアーマーギアマッスルボーラー(8経験点/防3-3-4/アーマー、隠−3)などが追加。うまく消化できればデータ的な強みになります。
 防御力に+[〈血脈〉LV+1]する魔血の衣(5経験点/防0-0-0/コート、隠−1)も基本ヴィジュアル系な装備ですが、〈血脈〉レベルが高ければ実用的な装備に変わります。



▼ サイバーウェア
●ニューラルウェア(全14種)
 前述の達成値・効果値上昇装備が中心。今回も常時効果を発動する物が大半です。

 費用対効果の大きいものとしては"タイプX"の効果に「物理ダメージ+3」を加えるモードD(16経験点/大脳、隠−1)。自身が受けるダメージ+2の欠点があるため回避キャラ向けの装備です。また、「部位:両脚のサイバーウェア」装着中のドッジに+2するトップランナー(15経験点/小脳)もコストに対して効果が高いといえます。
 やや特種なのが、組み合わせず単独で使用する判定に+1するアップベース(10経験点/小脳)。情報収集やFS判定で活用できる構成なら取得してもいいでしょう。

 達成値上昇系として、白兵・射撃・操縦向けとして、"デッドポインター"・"辰人"・"エースドライバー"の達成値上昇効果を+1から+2に強化するフェイタルポインター遍刃スーパードライバー(15経験点/小脳、スーパードライバーは14経験点/エースドライバー)、同様に[協調行動]の相棒になっている間は白兵・射撃・操縦に+1するコーペレーター(15経験点/任意(神経))が追加。
 また取得時に「物理攻撃・ドッジ・パリー」から選択し達成値に+2するリインフォース(25経験点/大脳)、コネ・社会を除く一般技能の判定に+1する人格カード演授(20経験点/マスケンヴァル)、などが追加されています。
 いずれも若干コストが高めなため、スタイル技能を取り切っているときの底上げ用、といったところ。また部位が大脳・小脳のものが多く、部位かぶりにも注意が必要です。


●アーティフィシャルボディ(全11種)
 達成値上昇系の装備でリーズナブルなのは、パリーの達成値に+1(カブトなら+2)するブロックアーム(15経験点/両腕)。パリー型のカブト前提で考えれば強力といえます。
 また多腕前提なら、ベーシックフレームに装備し、物理攻撃の達成値に+[装備した数−1](最大3)する連慶(7経験点)も便利です。
 他の達成値上昇系としては〈電脳〉に+1するアンテナボーン(13経験点/骨格、部位:筋肉の装備不可)、〈運動〉〈芸術:ダンス/舞踏〉に+2(組み合わせ重複上昇は不可)するクールステップ(30経験点/両脚)、セットアップに使用・カット中の物理攻撃の達成値に+1するヘッドーム(12経験点/頭部)があります。後者は見た目レドーム状の頭になるため、よく考えて取得しましょう。

 ダメージ上昇系では両手持ちの白兵武器ダメージに+2するベアーム(12経験点/両腕、隠−1)が便利です。
 尚、与えるダメージに+する装備は他にもあるものの、経験点効率が悪くお勧めできません。


●オーガニックウェア(全5種)
 取り立てて強力、というものはありません。懐かしの装備JJFが復活してはいるものの、スペック(運動+2・白兵ダメージ+2)の割に45経験点とかなり高額。唯一、口腔の武器での命中に+1するタンスロート(12経験点/舌)はそれ用の装備を使うなら一応アリな性能といえます。
 ネタ向に皮膚に貼り付ける人面疽的な動く顔彼顔(50経験点/任意(皮膚))が追加。クロガネの本体に選ぶと精神ダメージ−3の効果がありますが、いかんせん高額です。


●全身義体(全8種)
 個人的に注目したいのが〈電脳〉に+2するニューロ専用義体XXプロジェニィ(40経験点/P+1・受0・防2/1/2)。1シーン1回〈電脳〉を〈社会〉〈コネ〉以外の一般技能に代用できるため、極端な話、リサーチ技能を全て切った上で高達成値を維持可能という代物です。
 舞台裏で使えるの?という気もしますので、本気でやるなら一応RLに事前確認を。
 他の達成値系では運動に+2するボルトラン(30経験点/P+1・受0・防1/1/1、[生命の制御値]+2)がそこそこの性能。他にも可変型の地蜘蛛、サイバーウェアで補強された"生身"での達成値に+2&ダメージに+3するバトルフレーム(50経験点/I+3・受2・防5/4/5)などがあります。

 また、変わったところでヒルコのスタイルがなくとも変異器官を3つまで装着可能な憑華(30経験点/I+2・受2・防3-3-3])、ネタ向けの調理用全身義体のアイアンシェフなどが追加されています。


●IANUS(全9種)
 新規に再定義されたIANUS。オプションスロット、サイコアプリ装着スロット(表層意識・深層意識・無意識)の概念が追加されています。詳しくは本誌P52か前述の「追加ルールまとめ」を参照願います。

 IANUSは再定義2、追加7の9種類。2つは経験点の分だけ高性能ですがほぼゲスト向け。他は用途により使い分け、といったところでしょうか。比較用に表形式にて。
 経験点は若干高めに見えますが、スペリオールを基本にスロット1個あたり5経験点と考えるとそこそこ良いスペックなのがわかると思います。

名称       	経験点	ス	表	深	無	制	隠	特殊効果

IANUS        0 0 1 1 1 0 0 なし スペリオール    10 2 1 1 1 0 0 なし 兵者        15 2 1 1 1 0 -2 物理攻撃ダメージに+2 ヴィルトゥオーソ  17 2 1 1 1 -1 0 〈芸術〉の達成値に+1 ボディリンカー   25 3 1 1 1 -1 -1 [部位:義体]装備時のみ、物理攻撃の命中に+2 メルキセデス    22 2 1 1 1 -2 0 〈電脳〉の達成値に+1 FURICO       40 2 2 1 1 -1 -1 精神攻撃ダメージに+3 御霊V       350 2 6 1 3 0 -5 1アクト1回・カット終了まで【AR】+1 ゴッドモード    1000 7 2 2 1 0 -10 【AR】を3に変更する


●IANUSオプション(全11種)
 IANUSのオプションスロットに装着する装備。費用対効果は良いように見えますが、実はスロット獲得にも経験点を使っているため一概に良いとはいえません。

 優秀なのが、上げにくい受け値を+1(+5まで重複可)するウォールセンス(6経験点)。他にも攻撃力、精神ダメージ軽減、自我、物理攻撃の達成値などの上昇が可能ですがこの辺は経験点相応、といったところ。
 また高経験点ながら、セットアップに使用・シーン中の全判定の達成値に+3するアナリティカルブースター(50経験点、隠−1、使用時[山札1枚+10]の精神ダメージ、使い捨て)も使用時に受ける精神ダメージを手札軽減系でどうにかできるなら相応に高性能といえます。


▼ トロン
●タップ(全5種)
 プロゲーマー御用達の据え置きタップフロンティアダイバー(7経験点/サ2/ハ2/ソ3/CS(-3)/電制17)が追加。据え置き型ではあるものの、定番装備"ターミナルX"より安価なためゴースト登場前提ならこちらがお勧めになりました。
 他の4つは水晶球・ペット・巻物・美術品と特徴的な形状を持つ、比較的ネタ向けなタップです。


●ソフトウェア(全5種)
 物理攻撃でのダメージに+2するニューロ専用のタクティクスアイ(8経験点)が追加。費用対効果が大きいため、ニューロで物理攻撃をするなら抑えておくべきといえます。
 他、"クロッククラック"の〈電脳〉への修正を+2に強化するCCマスター(14経験点)が追加されています。


●ハードウェア(全8種)
 特筆すべきは、据え置き型でないタップに装着し[ハ+2/ソ+1/CS:(−15)]の据え置き型に変更するエグゾフレーム(10経験点)。タップに更なる拡張性を持たせたいときに。

 また、珍しいところで[電制:−]でない武器ひとつの攻撃力に+[サイクル](最大5)するブーストコード(20経験点、隠−1)が追加。攻撃力そのものを伸ばせる珍しい装備なので、それを求める場合に有用になります。


▼ 生体装備
●変異器官(全11種)
 武器としては生体武器:大太刀(S+8/受2/至近〜近/両手持ち/9経験点、隠−2、要「【生命】8以上」)、生体武器:剛拳("生身"のデータをI+8・受3に変/片腕、隠−2)が追加。いずれも現状の生体武器中最大火力を誇ります。
 また防御面では[部位:皮膚]の防具と併用すれば防御力すべてに+3するステイマッスル(7経験点/筋肉)が追加。費用対効果にも優れた優秀装備といえます。

 変わったところでは、スタイル技能・生身・生体装備の攻撃で与える[邪毒]の強度に+1するLポイズン(10経験点/皮膚)が追加。
 また、1シーン1回・[重圧]を受けるのと引き換えに山引き判定でカードを2枚引きいずれかで判定を行うXエレメント(20経験点/血液)が追加されています。


●人造変異(全8種)
 "生身"の受け値に+3するマッスルカーテン(22経験点/筋肉)が追加。旧作では猛威をふるった素手受けカブトの本領発揮なるか。
 また、隠匿値15以上の武器のダメージに+3するキラーセニュー(20経験点/任意(筋肉))が追加。〈三刀流〉〈ガンフーブレイド〉押しが続きます。

 特種なところではセットアップに使用・シーン中自身の与えるダメージ種別をXに変更するパラスブード(150経験点/大脳)が追加。使用したシーン終了後に死亡するため、基本ゲスト・シナリオのネタ向け装備です。


▼ ヴィークル
●地上車両(全5種)、航空機(全5種)、ドローン(全5種)、ウォーカー(全5種)
 面白いのが伴手移(I+1、SF1、防0/0/1、制0、ス1、員1、3経験点)。マイナーアクションでトランクケースから変形させることが可能なため、かなり無茶な状況にも技能ナシで持ち込めるのが利点です。安価なため保険に所持しておくのもアリでしょう。地味に乗員1なのもポイント。

 航空機では部位が[操縦+両脚]の個人用航空機ウィッチブルーム(I+3、SF1、防1/0/1、制-1、ス2、員0、19経験点)が追加。パンツじゃないから恥ずかしくない。

 ドローンは手のひらサイズの工作用ドローン銭蜘蛛(I+0、SF1、他0、10経験点、知覚/隠密/電脳+1、ニューロ専用)、昆虫型ドローンの集合体ガーンダーラ(P+3、SF1、防7/7/0、他0、20経験点)など規格外サイズのものが追加。後者はメジャーを消費して至近の範囲(選択)に[酩酊(小)]を与えることができます。
 また、ミサイル型ドローンロケットボーイ(I+15、SF2、ス1、他0、30経験点)が追加。本体の攻撃が射程:至近※、対象:範囲※で攻撃後に本体[破壊]ととんがった性能をしています。キャストが使う分にはほぼ〈†デッドチェイサー〉専用といったところでしょうか。

 ウォーカーとしては貨物機に変形できるホークジャッカル、巨大鎧武者型の武者人、狙撃形態に変形してダメージを上昇させるBBスナイパーなどが追加されていますが、どれも制御値ペナルティが大きく経験点がやや性能に見合わない印象です。


●ヴィークルオプション(全8種)
 "アーマーカスタム"のSF-1補正を0にた上に装甲に+1/+0/+1するAMスラスト(7経験点)が追加。FS判定導入に伴いSFが重視されている関係上有り難い追加ですが、これ自体もオプションスロットを消費するのがネックです。
 また、同様に既存装備の強化として"ターボユニット"効果中のドッジに+2するLTB(15経験点)が追加。こちらは回数制限が無いため万全を期すなら複数の"ターボユニット"装備が推奨になります。

 特種なあたりでは、ヴィークルに住宅オプションを1つ装備可能にするリヴィングヴィークル(5経験点)、装着したヴィークルを地上車両として扱うランドホイール(6経験点)があります。
 他にも精神ダメージ軽減や搭載兵器ダメージ上昇、1シーン1回のドッジ上昇装備があるものの、常備化コストが効果に見合わない印象です。


▼ カルチャーウェア
●ファッション(全11種)、コスメティック(全8種)
 データ的に効果があるのは、前述のまとめに記載した達成値上昇系・アンダーウェアTYPE10(隠密+1/8経験点/スーツ・コート・アーマー着用不可)、スーツサーベイランス(社会:警察での登場判定+1/8経験点)、肉体/精神ダメージを−2するトレードマーク(部位が特種(任意系)/30経験点)。
 他にも変装用のサングラスフーダニットやスポーツチーム応援者用のファンキャップ(取得時指定したチーム以外の"ファンキャップ"装備者に対するダメージ+1)がありますが、どちらかといえばネタ向けです。

 また、血液の色が変わるが変わる安価なレインボーブラッド、光合成が可能になるグリーンスキン、腕を非関節の軟体性に置き換えるソフトハグといった小道具的なコスメティックが掲載されています。



▼ その他
●ツール(全8種)
 特筆すべきは至近の対象にメジャーで〈白兵〉−5で命中判定を行い、勝利すればドラッグを投与できる注射器(5経験点 / 片手持ち、使い捨て)。関連して、後述のドラッグに敵味方別に有効なものが追加されています。

 また、1アクト1回・所持しているファッションを装備中、精神ダメージを−2するスマートクローゼット(7経験点)が便利。精神ダメージの頻度が低めな事もあり、ダメージ調整に活用できます。
 考えようによっては常時軽減型より有益な場合も。

 他、〈製作:フーズ/ドラッグ〉に+1(ミストレスなら+2)する調理セットが追加。〈レプリカ〉等で"大盛り"・"特盛り"フーズ製作に役立ちます。  ルールを厳密に解釈すると多分〈レプリカ〉では特盛りができません。要・事前のRL相談。


●サイコアプリ(全5種)
 既存装備"キラーフェイス"のダメージへの修正を+3に強化する鏖蛾(10経験点/深層意識)、同じく"カームマインド"の精神ダメージ軽減を−4に強化するウインドレス(11経験点/表層意識)が追加。それぞれ部位を別に使うため、IANUSや他のサイコアプリとの相談になります。

 また、トループ専用・精神ダメージ−3の蟻心(8経験点/無意識)、物理ダメージに+2(《腹心》指定なら+3)するSIDOH(20経験点/無意識、受ける精神ダメージ+1)などがあります。


●ドラッグ(全5種)
 今回追加の"注射器"用に[邪毒(3)][酩酊(大)]を与える虎倒水(30経験点)、[気絶]を回復・[酩酊(大)]を与えるグッドラック(6経験点)が追加。
 また、シーン終了まで物理ダメージに+2する激鋼丸(10経験点)が追加。他にもドラッグを使うキャストにお勧めです。


●マジックアイテム(全11種)
 達成値上昇系として、〈製作〉に+1する妖精人形(10経験点)、〈隠密〉に+1する隠形符(10経験点、ウェット専用・使い捨て)が追加。
 アヤカシに対する〈知覚〉に+1するアヤカシウォッチ(5経験点/任意(片腕))もあります。こちらは〈シャープアイ〉神拳使いの霊能探偵などにお勧め。

 ダメージ上昇系としては、セットアップで使用・シーン中与える肉体ダメージに+3し、受ける精神ダメージに+2する人蟲精霊(15経験点/ポケットロン)が追加。ペナルティを気にしなければ強力ですが、情報収集の定番"コッペリオン"と競合するのがネックです。
 他にも、選択した〈元力〉に+1する元力符(10経験点/片手持ち、元力が異なれば重複可)、バサラ/マヤカシのスタイル技能を組み合わせた攻撃のダメージに+3する五星手(30経験点/籠手)が追加されていますが、経験点的にやや重く微妙なところ。

 防御系では、防御力すべてに+2する霊護符(7経験点/マイナー使用・シーン中有効・使い捨て)が追加。
 肉体/精神ダメージを−5するクリスヘリオ(50経験点、使い捨て)もありますが、やはり経験値的に重くやや扱いにくい印象です。

●フーズ(全11種)
 新規追加カテゴリのフーズ。前述の通り「効果を発揮するのは最後に使った1つのみ」「常備化・プレアクト購入不可」の制限がありますが、いずれも便利な効果を持ちます。仕様を絡めて、クライマックス前に食事をするシーンを提案し、キャスト同士の会話や安いフーズの購入によるカードまわしなどに持っていくといいかもしれません。

 リサーチ中は業界社会の〈社会〉に+1するバンクィット(購7)や社会ダメージに+2するパワーランチ(購7)が便利です。
 戦闘向けには、肉体or精神ダメージに+1するバトルフード(購8)や精神ダメージを−1するマザーフード(購5)、【CSベース】に+1するラウンドフォー(購5)、任意の制御値に+1するアサゲ(購4)、単独判定のスタイル技能の達成値に+1するタタラ煮込み(購7)などから選択で1つ、といったところでしょうか。
 また〈電脳〉+1のサイバーバーガー(購16)、選択した能力値の判定に+1するスキヤキ(購21)は高価な分アクトを通して活躍できます。

 さらに、サービス(ソーシャル)に「フーズの購入判定直前に使用・目標値に+5・フーズの効果に[受ける精神ダメージ−1]を追加」する大盛り、同様に「フーズの購入判定直前に使用・目標値に+10・フーズの効果に[与える肉体ダメージ+1]を追加」する特盛りがあります。リサーチで余った報酬点があればつぎ込んで狙って行くといいでしょう。


▼ サービス
●ソーシャル(全8種)
 リサーチ系として、〈社会:テクノロジー〉が+1されるタタラ専用のデータ雑誌日刊タタラスキー(4経験点)、1アクト3回・報酬点1を消費すれば情報収集判定に+2される調査契約(15経験点)が追加。後者はやや高額ですが要所で達成値を上げられるのがメリットです。
 また、アクトによっては活躍しそうなのが、未取得の都市社会を1レベル得るビジターガイド(購8/ポケットロン、常備化不可)。便利ではあるのですが、例によって"コッペリオン"との競合が気になるところ。

 また、1アクト1回・〈社会:N◎VA〉で目標値13の判定に成功すれば報酬点を2点得るデイリーリドル99(7経験点)が追加。GMが許可するなら、他の報酬獲得スタイル技能とも組み合わせていくといいでしょう。


●バックグラウンド(全8種)
 何れも部位が「任意(バックグラウンド)」のため、すべて他と併用可能です。

 使用時RSC効果を得られる装備として、ホワイト/グリーン用のアーバンライフ・イエロー・レッド用のストリートライフ(いずれも10経験点)が追加。いずれも1アクト1回の制限があるため、正直な所経験値に見合う効果とはいえません。

 また、ダメージ軽減用に、肉体or精神ダメージを−3する機甲聖人(35経験点)、自身のスタイル1つのスタイル技能を組み合わせたダメージを−5する牙の紋章(50経験点)が追加。特に後者はキャストによっては取得せざるをえない感じです。

 他にも、クロガネ専用のバックグラウンドとして、複製品として作られた事を表す写し(11経験点、[協調行動]の相棒の技能1つの判定に+1)、試行錯誤の末の完成品である事を表す真打ち(15経験点、[協調行動]の相棒の肉体or精神ダメージ+2)が追加されています。

 その他、プレアクトに報酬点を2点得るスマッシュヒット(9経験点)が追加。取得すれば最新の何らかのヒットチャートに名前が載るというメリット(?)付きです。


  ■その他の掲載情報
▼ クイックスタート
 新たに5人のクイックスタートデータが追加。運び屋のカゼ(支援系)、ボディガードのカブト(防御・射撃系)、彷徨えるカブキ(支援系)、警官/探偵もできる監察医(支援系)、交渉人のアヤカシ(精神系)とやや偏りのある内容ですが、今までのものと合わせるとかなり広い範囲をカバーできるといえそうです。

▼ 各種情報
 「ワールド・アップデート」として、トーキョーN◎VAにおける裏社会・企業・テロリズム・アストラル、それぞれの状況が更新。音楽に芸能、ゲームといった娯楽情報も掲載されており、世界観のイメージ把握に役立ちそうです。ニュース記事をイメージした"NEWRO AGE NOW"、掌編小説や各所のクォートも参考になるでしょう。
 また、TNXに掲載のマップガイドとは異なるスポット情報を記載したマップガイド、既存組織をさらにクローズアップしたオーガニゼーションや、新たなパーソナリティズが追加掲載されています。  その他、過去に登場した"超AI"に関する情報を纏めた"超越者たち"が掲載。関連して災厄の真相に関する情報も掲載されています。

▼ チャート類
 ルール追加にともなって追加されたランダムシーンチャートの他、巻末に神業表・神業書き換え技能表、ダブルハンドアウト・ルールサマリーが掲載されています。

▼ 付属シナリオ
 付属シナリオがダブルハンドアウト形式1本、通常形式1本の計2本掲載。













すぺしゃるさんくす:K.U.Z.様、エックス様
作成者:Tryarks(三元の間)


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